July 4

前回の募集時にはたくさんお問い合わせ頂きありがとうございました!今回また新しく、下記の期間ヘルパースタッフをしてくれる方を募集します!!

◎条件
住み込みできる方。
お仕事は週6日、週1日お休みですが、お給料をお渡しする代わりにスタッフルームに住んで頂くフリーアコモデーションというスタイルです。一日のお仕事は2-3時間程、宿泊費の対価となるようなお仕事をしていただきます。

基本は毎日のお掃除(10時半から約2-3時間)ですが、週によってはそのうち1日はイベント、パーティーなどのお手伝いもあります。英語が話せる方には 受付業務をお願いすることもあります。その場合、掃除を含め一日約6時間働いて休みを2,3日にすることも可能です。空いた時間はゲストと交流するなり他 でアルバイトするなり、自由に過ごしてもらえます。
キレイ好きな方。外国人がたくさん泊まる宿ですので留学前や留学後の語学力向上/維持に最適ですし、毎日いろんな人に出逢えます♪

◎期間
8月上・中旬頃から最短一か月、できるだけ長期で来て頂ける方優先。

上記は希望条件ですが、状況によっては柔軟に対応させていただきますのでご興味のある方は、直接お電話089-961-1513 または info@senguesthouse-matsuyama.com へお名前・ご連絡先お電話番号&メールアドレス・ご年齢と簡単な自己紹介を合わせてご連絡ください◎


{ 0 comments }

SENで下記のいずれかの期間ヘルパースタッフをしてくれる方を募集します!!

◎条件
住み込みできる方を優先させて頂きますが、場合によっては通いでも可。
住み込みの場合は週6日、お給料は発生しませんがスタッフルームに住んで頂けます。通いの場合は週3,4日できる方希望。いずれも最短一か月お手伝いして頂ける方希望。
基本は毎日のお掃除(10時半から約3時間)ですが、週によってはそのうち1日はイベント、パーティーなどのお手伝いをして頂ける方。英語が話せる方には受付業務をお願いするかもしれません。その場合、掃除を含め一日約6時間働いて休みを2,3日にすることも可能です。空いた時間は自由に過ごしてもらえます。
キレイ好きな方。外国人がたくさん泊まる宿ですので留学前や留学後の語学力向上に最適ですし、毎日いろんな人に出逢えます♪

◎期間
①5月10日から6月11日頃まで
②6月27日頃からできるだけ長期。7・8・9月スタートも可能です。

上記は希望条件ですが、状況によっては柔軟に対応させていただきます。
詳しくは直接お電話089-961-1513 または info@senguesthouse-matsuyama.com へお名前・ご連絡先お電話番号&メールアドレス・ご年齢と簡単な自己紹介を合わせてご連絡ください◎


{ 0 comments }

March 4th, 2016

「閏年やから2月29日オープンにしたらおもろいんちゃう?」「4年に一回だけお祝いやな!」なんて言ってた私たち二人に、「そんな、次の年になったら日がないんやか商売やのに縁起悪い・・ 他の日にしたらどうよ」と、結構真剣に止めてくれた我が両親にしみじみと感謝している今日は、閏年の年、丸4年前にSENがオープンした日。 毎年思うけど、あれから4年も経ったなんて信じられないくらい早い。今年はパーティーせずに静かに過ごすことにしましたが、オープン当時のブログを読み返してしみじみと感慨に耽ってみたりしております。

極寒の中で大変だったけど思えばハチャメチャで楽しかった改装期間から初めてのお客様、人が人を繋いでもたらせてくれたたくさんのイベント、(思ってた以上に行ってる)たくさんの旅、何度も帰ってきてくれている国内外のリピーターさんたち、家族のように仲良くなって支えてくれてきたヘルパースタッフたち。。。そういったソフト面はもちろん、オープンしたての頃の写真は今見るとすごく殺風景に思えるのも、ハード面ともに確実に時を積み重ねてきた証拠。

さて5年目はどんな年になっていくのか。色々新しい変化がみられる兆しはあるものの、1,2年目頃とは何かが確実に違っている感覚を感じております。もちろんいい意味なんだけど。それと同時に、もっといい宿にしたい!もっと人間力を上げたい!!と思ったりもしています。どっちも具体的にはっきり口にするのは難しいんだけども。(てか、人間力って上げようと思って上げれるもんじゃないと思うけども。)

だけど1年ちょい前に出逢った、ここ数年で一番魂にストレートにきた歌を歌う、JUNNOSの歌の中の言葉が今の座右の銘です。

「続けているとそれなりになれます、それなりより上に立つ方法、それはやはり続けることでしょう、続けることはもはや才能です!」

や~、ホンマにそうやなと。ただ、日々ぼんやりと続けていくのではなく、日々楽しみ精進しながら宿業を続けて参ります。

ここ1,2年でゲストハウスが一気に増え、その分色んな種類のゲストハウスができたことで、より一層自分たちの味はなにか、一番大切にしたいことは何か、を考えさせてもらってます。旅をする方も自分に合う宿を選べるようになってきたのはいいことだし、万人に好かれるというのは無理な話。そんな中でここ良さそうやな~、好きやな~、と何度でも来ていただける場所づくりに励むのみですね。

だいぶ前だけど大好きなリピーターさんに言ってもらえた大好きな言葉。

「いろんな宿泊まりにいったけど、やっぱりSENがいいな~、なんでやろな~。って思ってたんやけど、分かったわ。いつ来てもマットとのりさんがいるからやわ。他の宿で、せっかくいいな~、って思うスタッフさんがいても、次行ったらいなかったりして話がまたイチからになってしまう。」

いつまでも覚えてますこの言葉。。だからがんばれるんだって!涙。 そしてやっぱり大切にしたいことはこれかな、と。

ということで、5年目も時々こんな風にまじめに考えたりしてる私と、相変わらずマイペースに好きなことに没頭しているマットの、バランス良き二人で皆様をお待ちしております。これからもどうぞ末永くよろしくお願い致します◎

 

 

 


{ 0 comments }

その4.モロッコの大自然

「着陸態勢に入りました」 そんな機内アナウンスが流れた時に飛行機から見たモロッコは、茶色。一面茶色。その中にポツンポツンと緑があるくらい。 わーーーー 本当に砂漠の国に来てしまった!というのが第一印象。 着いてまずラバトで一泊、フェズで3泊したんだけど、街から街へ移動する間は砂漠のような土地がダダーっと広がり、着いたらそこだけ囲われてるかのように人の住むエリアがある。といってもフェズは砂漠の中の大都市って感じで歩いてても埃っぽいし、公園を見つけたときには心底ほっとした私たちはやっぱり緑の国で育ったんだなぁと実感(マットはほぼ砂漠のテキサス出身だけど、違う種類の砂漠らしい)。

なもんで、モロッコで緑緑しい景色は期待してなかったものの、前回のシャウエンは山間にあるので近くにきれいな滝と川が流れる場所はあるし、カスバ街道と呼ばれるアトラス山脈南部の道沿いには各地にオアシスが広がってるし、西海岸に行けばヤシの木がそびえ立ってたり愛媛を思い出すオレンジ畑(ぶどう畑みたいに植えられてるものの)が広がる、果物や野菜が豊富に育つ土地だったり。サーフィンで有名なビーチがあったり。想像以上に数々の景色を堪能させてもらいました。

しかしまずはやっぱりサハラ砂漠。ベタすぎるやろ!と言われようがなんだろうが、どうしてもしてみたかったことの一つが「ラクダで砂漠を歩いて砂漠でキャンプすること」。

そしたらなんとおまけに、だいぶ前に聞いてから密かにしてみたかった「サハラ砂漠でスノボ」もできたーーー!!!!

砂漠のど真ん中でひたすらぼーーーーっと砂と星空だけを延々と眺めてみる。キレイ。なんで砂だけなのにこんなに美しいんだろう。でもここで住めるか?住んでる遊牧民の人たちはいるけど、少なくとも私は住めない。ちょっと想像しただけでもすごい孤独感。住めないのに、世界中から人を惹きつけるこの景色の魅力は一体なんなんだろう。 そんなこともぼんやり考えながら、やっぱりお約束でほぼ満月の光の下で月の砂漠を歌ってみたのでした。(でも初めの歌詞しか覚えてなかった・・。後で調べてみたら、なんとも深い歌だった)

そんな大砂丘のほとりにもオアシスが広がってたりもする。すごくほっとする光景。そんな中にものすごく馴染みのあるお花が!!桜?!!!

かと思いきや、なんとアーモンドの花らしい。初めて見た。桜にそっくり。

そしてカスバ街道。ガイドブックには、「司令官や要人が住んでいた砦をカスバと呼び、要塞化した村をクサルと呼ぶ」て書いてあったけど、モロッコのカスバ街道では道中に名前のとおりカスバがそこらじゅうにあって、元々大家族が住んでいた巨大な家も村も全部カスバって呼ばれたりしてたので実際のところはどうなんでしょう。 私たちは砂漠からワルザザートという砂漠の入り口の街まで、東から西へと一泊ずつしながら移動することに。上の写真でみると、手前の緑がオアシス、その上にある濃い茶色がカスバ、その奥にあるピンクっぽい建物が新しい住居。 近づくとこんな感じ。あちこちがポロポロしてる ↓

カスバはその地にある土と草みたいなのを混ぜて造ったブロックを積み重ねて造られているので、長い年月が経つと風化してしまい人が住めなくなる。そうするとすぐ側に新しい住居を建てて住み替えるらしい。(でもカスバによっては、ボロボロでもまだ人が住んでたりする場所も多い。)つまり元々の古い家=カスバはそのまま風化されて土に帰るのか。。 なんて自然の理にかなったやり方なんでしょう。 道中、バラの栽培で有名な町があったりグランドキャニオンばりの渓谷があったり。カスバの中も実際に歩けたり、宿として改装されているところもあったり。砂漠エリアにいながらも色んな景色が楽しめます。

ところで今回のハイライトになったのは、砂漠でのキャンプも最高だったけど「オアシスのエコロッジでキャンプ」。カスバ街道も堪能し、ワルザザードで久々の都会の雰囲気を味わい、もう一回違う町から砂漠に行くかどうするか考えてた時にたまたま見つけたものの、ワルザザードから15km程度で行けるのにベルベル人家族が昔ながらの生活スタイルを守るエコロッジがある場所と聞き、即決。 ところがいざ行ってみると、確かに距離は短いけど街を出てからの10kmくらいはずっと舗装されてないジャリジャリぼこぼこの道で、結局1時間もかかってようやく到着。 ジャリジャリの砂漠で何にもないところをひたすら走り、渓谷になっているところをゆっくり下りていくと、その奥に現れたのがこちらのエコロッジ。

これはエコロッジ裏手の山から撮った写真なんで実際に着いたときの風景じゃないけども。左手上に見えるのがそのジャリジャリ道。崖と崖の間に自然と同化するようにして建てられた建物(左手)と、ベルベル式テント(右手)。 そしてオアシス。ここにもアーモンドの花が。

電気は全て太陽光発電で賄い、水は裏手の山から湧き出ている水を使う。でも今年は全然雨が降らないらしく、水はとても貴重なのでこちらも最小限に大切に使わせてもらう。 モロッコの先住民であるベルベル人のモハメドさん一家がここで暮らしながら彼らの生活スタイルに興味のある人を受け入れて知ってもらいつつ、彼らの生活文化を守っているらしい。 なのでこの環境を変えないために道も舗装はしないんだとか。 ご飯はオーナーである彼のお母さんや弟の奥さんたちの手作りで心底 おいしい。宿代としては正直今回のモロッコ旅の中では高い料金を払ったんだけど、この限られた環境の中で最大限におもてなししてくれる彼らのおもてなしや、ここをこれからも守っていってもらうための寄付と考えれば全然高くない。 ゲストも彼らの生活を尊重し、シャワーが水だけになろうが文句は言わず、大切に扱う。 こういう関係が気持ちいい。

ここの名前は「Ecolodge Ouednoujoum」 フランス語で「River of stars」という意味。 その名のとおり、日が暮れると空一面に広がる星空に圧倒される。ワルザザードが近いといえどもその間には何もなく、特にここは崖に覆われて外の光が完全に遮断されるからこれだけきれいに見れるんだとか。 その星を楽しむために、テントの灯りも最小限。キャンドルを使う。 夜はもっと冷え込むと思ってたけど、砂漠の時もこちらもベルベル式テントの中は本当にあったかくて、ぬくぬくと音ひとつしない空間の中でぐっすり眠らせていただきました。

一泊だけの予定を2泊に延泊したけど、一日周りを歩いて散策するか、彼らの仕事を観察するか、ヨガするか、本を読んだり夜は星空を眺めたり。そしておいしいご飯。最高◎

日本人は砂漠に行くツアーの途中でこちらの見学が含まれてることが多いらしく、なので日本人観光客はよく来るけどみんな数時間の滞在だけで通り過ぎるから泊まってゆっくりすることはないんだとか。 ぜひぜひぜ皆さん、ツアーじゃなくて直接彼らに連絡して泊まってゆっくりしてみてください。と、彼らからの伝言です。

ここで頂いたご飯はどれも新鮮でお腹と心にしみわたるおいしさだったんだけど、モロッコではほぼ毎食ついてくるパンも彼ら独特のアースオーブンでお母さんたちが手作りしてくれました。絶品!!!ピザ生地みたいに寝かしたものを手で伸ばし、そのままオーブンに入れる。ほんの1,2分でできあがり。

食卓にはこのように出されます。奥のがこのパン。手前のがタジン。この日はヤギのタジン。お庭にいたかわいいヤギさんを頂いたのかと思われます。。おいしく一口ずつ噛みしめて頂戴致しました。

ではこの流れで その5.食べ物編

モロッコの代表料理、タジン鍋。日本でも流行ってるものの、実際に食べるのは初めて。とんがり帽子みたいな蓋をこの上にかぶせ、水を使わず野菜などの素材から出てくる水分だけを使う蒸し料理で、できあがったらその帽子を取ってそのまま食卓に出せるので洗いものも少ないし、何より水を使わないっていうところが砂漠にかなった調理法。ゆっくりじっくり蒸し上げるのでお野菜がどれもホクホクしてておいしい。 味付けは、見た目赤くて辛そうなのに、これが全然辛くない。 クミンとパプリカと、あとは何・・?てくらい何回食べても一体どんなスパイスを混ぜて作ってるのか分からなかったけど、聞いたところシナモンやサフラン、しょうが、あとオリーブやはちみつや果物も混ぜたソースを使うこともあるとか。 野菜の下に牛や鶏やヤギや魚なんかが入ってて、お店に行くと「牛タジン」「鶏タジン」なんて感じで選びます。

地方によって味付けに違いがあるらしいけど、個人的に一番ヒットだったタジンは「アンチョビのタジン」。前回書いた青い町、シャウエンあたりでよくある食べ方らしい。この町はスペイン領として統治されていたこともあって、モロッコとスペインの雰囲気がまじわりスペイン語が使えるところが多く、味付けもちょっとスペインやイタリア寄りなものが多いようで、アンチョビのタジンもまさにイタリアントマトソース&アンチョビの味にすごい近い! ワインが進む・・ といいたいところだけど、カサブランカやマラケシュ以外ではアルコールは置いてない店がほとんどなので雰囲気だけ。

こちらは西海岸に近いタルーダントという町で頂いた魚タジン。野菜や果物、お魚が市場にわんさかある豊かな町だったからか、使われてる野菜の種類もすごく盛りだくさん ↓。

次は、同じくモロッコの代表料理、クスクス ↓ 。

タジンと似てる? 似てます。同じく蒸し料理だけど、野菜の下にクスクスと呼ばれるお米がものすごく細かくなった、ポロポロした軽い食感です。 こちらはタジンと違い、クミンの効いたスープをかけて頂きます。 軽いからサクサク食べれそうなんだけど、これが結構お腹にくる。。この写真は一人前だけど必死で食べました。

タジンもクスクスも何人かで頼むと大きなタジン鍋で出てくるのでそれをみんなでシェアします。 モロッコ人の大家族がみんな集まるときはこのクスクスを大量に作ってそれをみんなで食べるそうです。 たまたま一度その大家族のクスクスランチに参加させてもらった時、あまりのボリュームにビックリしたけど。

マットが持ってるのはケフタと呼ばれるミートボールみたいな肉団子と卵のタジン。手前はケバブ。これは盛り合わせで頼んだので色んな種類のお肉が並んでます。 ケバブっていうと、屋台とかで売られてる野菜やお肉を巻き巻きにされてるのをイメージしてたけど、モロッコでケバブというとこういう串刺し状になったものをいうらしい。

屋台ではこんなダイナミックな感じで焼かれてます。右手奥にちょろっと映ってるのがお肉屋さん。ぶらさがってるお肉の塊から直接買って、ここで焼いてもらう。 炭火で焼いてるので周り一面モクモク。

あとはまったのはスープ。特にハリラと呼ばれるひよこ豆と色んな野菜盛りだくさんで栄養たっぷり、ちょっととろみのあるお腹に優しいスープ。他にもフィッシュスープとか野菜スープとかあったけど、どのスープも外れなし。 下のはエコロッジで頂いたベルベルスープ。ちょっとスパイスが効いてます。

ところでモロッコのほとんどのレストランのメニューが、タジンかクスクスかケバブかスープ。日本でいうと、鍋かどんぶりか焼き鳥か味噌汁だけ、てな感じでバリエーションが少ない。牛か鶏かとかを選ぶものの基本的な味付けは同じだから、正直3日目くらいで「あぁ めっちゃ醤油とか食べたい・・」て夢の中で悶絶したことが一回だけあったけど、その後は慣れて「昨日クスクス食べたから今日はタジンにしようかな?」てな感じで楽しんでました。順応力の高い胃袋でよかった。

だけど日本人のDNAを一番実感した、狂喜乱舞したのは海辺の街、エッサウェラとアシラー。町に着いた途端、炭火焼き鳥の代わりに魚フライの匂いが~!!! 屋台で一匹ずつ買うこともできるけど、興奮しすぎてこんなん頼んでしまった。これで二人分・・ 4種類の魚が一人一匹ずつ・・ 次の日サンドイッチにして全部平らげたけども。 この町ではパエリアも食べれたので、久々のお米に感涙。

そしてエッサウェラではこんな光景が。

誰かのブログに「魚市場で魚を買って、そのすぐ横にある屋台で焼いてくれるからその場で食べれる」というのを読んだので、エッサウェラの目的の一つはここ。 この中から自分で食べたいものを選ぶシステム。 ただ、そのブログに「醤油があればよかった」と書いてあったので、しっかり日本からお弁当に入ってる小さなお醤油とワサビを持ってモロッコ入りし、何週間も持ち続けてようやくこの時が来たというのに・・ 。 こともあろうか、この魚市場に行く時にその醤油を宿に忘れてきてしまった。涙。 気づいた時にはお腹ペコペコでこの魚たちも目の前にしてたので、結構遠いから取りに帰るのも面倒であきらめたけど、炭火で焼いて出してくれたお魚を塩かけて食べた時ほど醤油を欲したことはなかったさ。。 今回の旅唯一の後悔。

と、食べ物の話ばっかり書き始めたら無性にまた食べたくなってきたしお腹が空いてきたので、まだまだ書ききれないことだらけですがこの辺で終わりにしたいと思います。 あるゲストの言った、「モロッコはどこで食べてもご飯がおいしかった」は、本当でした。 モロッコ人、まずいものは作れないんじゃないやろうか。

あ。最後に。未だに夢にみる抜群においしかったミックスジュース、Juice Royal。アボカドジュースが有名みたいだけど、これはアボカド×イチゴ×マンゴー。ロイヤルって高貴な響きにふさわしい味でございました。もしモロッコで見かけたら絶対飲んでください。ただ、こうやってレイヤー状にきれいにしてくれたのはアシラーのジュース屋さんだけでした。ストローの中で3つの味が交わる感じが絶妙なのです◎

◎今回の行程◎

カサブランカ着ラバト泊→フェズ→シェフシャウエン→セウタ(スペイン領・徒歩で国境越え)→アシラー→メクネス→メルズーガ&サハラ砂漠キャンプ→トドラ渓谷→ダデス渓谷→スコウラ→ワルザザード→エコロッジ(Fintオアシスの近く)→タルーダント→エッサウェラ→マラケシュ→カサブランカ 計30日間

★おまけ★

モロッコらしからぬ緊張感をもって佇んでいたネコちゃん。居心地悪そう。。 (モロッコは猫天国。あちこちネコだらけ)


{ 0 comments }

モロッコ。MOROCCO。響きも見た目もなんかまるまるしてかわいらしい名前の国。かといってその名前からイメージできたのは、タジン鍋に日本女子に人気のバブーシュ、映画のワンシーンで観たなんか埃っぽい砂漠の街。

そんな国に今回行くことが決まったのは本っ当に適当で、心を動かされたのはスロベニアから来たゲストが言った「モロッコはどこで食べてもご飯おいしかったなぁ」の一言。おいしいご飯は旅においてとっても重要です。そこでちょろっと調べてみると、迷路の街やら青い町やら砂漠やら、なんか色々詰まってておもしろそう。では行きましょう。そんな感じ。

てなわけで行ってきたわけですが、名前のイメージからは(雑貨以外)全く違う、人も街も建物も自然もパンチの効いた国でございました。イスラム教の国に行くのは初めての私にとっては特に新鮮なことだらけ。一体何から書き始めればいいのか分からないんですが、何とかおっちらおっちらまとめながら買いてみたいと思います。

その1.「迷路の街が難関かつおもしろすぎる」

行き着く先はこんな細道。。

モロッコではかなりの数の街にメディナと呼ばれる旧市街が残っています。周りをグルっと頑丈な石の壁で囲まれ、外敵が侵入しても容易に進めないようにする目的とかだけあって、確かに人を迷わすために作られたとしか思えない細道の数々。そんなメディナの中に、今と昔と変わらない生活をする人々がギッシリ。しかもこのメディナの多くが世界遺産に登録されているときた。田舎で育った私も昔は近所の細道でよく遊んだけど、ここで生まれたらかくれんぼや鬼ごっこが相当楽しいやろうな・・と思う迷路っぷり。そこにスークと言われる市場がずらりと並び、それも「野菜スーク」「お肉スーク」「服飾スーク」「靴スーク」などなどの看板が出てなくても一目で分かる分別ぶり。でも結構どこも置いてるものが似てるから、競争激しそうやな~と 余計な心配とかしてしまう。 お肉とか、鶏が生きたままカゴに入って売られてて、そのまま買って自分で屠殺してもよし、そのすぐ横でさばいてるのでお肉になったものを買ってもよし、てな具合で新鮮なことこの上なし。

夕方頃になると地元の人でギュウギュウになってきて活気と色んな匂いが入り混じって何とも言えない空気感。この旧市街がこうして壊されず残ってて、新市街はその周りに別で造られてるってすごいと思う。建物も外から見るとボロボロですごい古そうなのに、中に入ると綺麗に改装されてたりしてギャップがすごい。日本も古い町並みをできるだけ保存できるところがもっと増えればもっと街に魅力がでるのに。と、近所でも古いお家が壊されてどんどん駐車場になってる土地を見てつくづく思う。

迷路難関度TOP1&2は、やはり最大級といわれるフェズとマラケシュ(正直この二つの街以外は半日~1日あれば攻略可能)。フェズはメディナの外周を一周するだけでも15kmくらいあるんだとか。 ここで私が一番見たかったのは、「タンネリ」と言われるなめし皮職人のスーク。動物の皮を剥いで染色している作業場。日頃靴やかばんなどでお世話になっている皮がどのように作られているのかを知っておくべきだと思ったので。

話には聞いていたものの、作業場近くになると独特の匂いがし始め、中に入ると強烈な匂いが。ヤギやヒツジたちの足だけが生生しく固めて置かれている側を通って中に入る。鼻をつまみたいけど一生懸命作業してる人に失礼だから必死に我慢してたらガイドにミントの葉を一掴み渡され、おかげで匂いは問題なく見学できることに。(ただ、匂いは動物から来るものかと思っていたら、染色につかう鳩の糞の匂いが強いんだとか。ちなみにその鳩の糞を集めるだけの仕事もあるらしい) 見学した日はたまたま金曜日でメディナ内はイスラム教にとって大事な曜日なため、午後から閉めるからそんなに種類はないんだ、ということで色は黄色のみ。黄色はサフランを使って染色するらしい。他の色も全て自然の色で、赤はお花のポピー、青色はインディゴなどなど。決していいとは言えない作業環境で、全身を使って染色している職人たち。そうして作られた革製品がオシャレできれいな店に並べて売られている国から来て見学している私たち外国人。この職人たちにこそ正当なお給料を上げて欲しいけど、彼らの取り分は一体どれほどなんだろう。食べ物と同じで普段当たり前に使っているものがどうやって作られているものなのか、特に革製品を愛用している人は一度ぜひ見ておくべき現場だと思う。

その2. 「その迷路の街に現れるニセガイドが巧妙すぎる」

①のタンネリの部分で”ガイド”とさらっと買いてみたものの、基本バックパッカー旅の私たちはよほどの場所じゃない限りガイドは頼みません。ここメディナでわんさかいるのは、「ハスラー」と呼ばれる自称ガイド。 これがまた上手い。「ガイドしますよ~」て呼び込みするなら分かるけど、親しく、ものすごく感じよく話かけてきて、話しながら普通についてきて、気付いたら勝手に案内を始めてる。 または、歩いてると「It’s closed!/ そっち行き止まりだよ!」 と言われ、この迷路の街でそんなことを言われたら思わず「あ、そうなん?ありがとう」と言って素直に方向を変えて歩きはじめてしまう。そうするとゲームオーバー、彼らの勝ち。初めて出逢った時はこの「行き止まりだよ」法に捕まってしまったものの、すぐ「あ、これが話に聞いた・・」と気づく。でも自然に次から次へと案内するもんだから断る隙がない。でもって最終的に色々グルグル回って、まぁでもおもしろいところも見せてもらったしと思って別れる時に快くチップを渡そうとすると、人が変わったように「足りない。もっとくれ」という。 オイ!怒。 けど冷静に考えたら、スリやひったくりや命を狙って金銭を取られるような話はほとんど聞かないから、ある意味安全な国なんだろうなー とは思うんだけども。

でもだいたいお決まりのパターンが決まってるから、2、3回出くわしたらもう慣れて次からは無視して歩くことに徹するんだけど、そうするとメディナを出て何でもない場所で普通に挨拶して来てくれた人までうっかり無視して態度の悪い外国人になりかけて、イヤイヤこれではいかん。。て自己嫌悪に陥ったりしてしまったり。 2日目くらいからはゲーム感覚で、いかにニセガイドといい人を見分けるか、もしついてきはじめたら日本語(しかも方言全開の)で話まくって追い払う法を編み出したりして楽しんでみたものの、やっぱり散策するときは自分たちのペースで気ままにしたいもんです。ハイ。

③「だけどニセガイドにやられてモロッコを嫌いになっちゃダメ!普通の人と話そう!」

そこで他の人はどうなんだろーと思って検索してみたら、ニセガイドにやられてる経験談のブログとかが出てくる出てくる。だいたい出くわすのがみんな初めに行くマラケシュとかフェズ、スペインからの入り口タンジェなもんだから、1週間くらいの短期滞在の人は特にしょっぱなからやられて「もういや!モロッコ出る!」ていう気になる人も多いようです。無理もなし。 でもね、日本でもやっぱり悪い人や変な人はいるように、モロッコではそれが観光客を狙ってくるから第一印象になってしまうのが残念で仕方ないんだけど、それ以外の人たちは本当にいい人たち。日本人以上にシャイでおもてなし上手だったり。 私たちは一か月間で地元の普通の人と色々話せる機会があって、その人たちのおかげでモロッコ人のことを好きになれて本当によかった。

一度西海岸の街から4時間くらいの電車で移動した時、日曜日のたまたま混んでた時間だったようで空いてる席がなく立つことになった私たち。立ってることは問題なかったんだけど、冬でも結構暑くなるモロッコの日中に窓の開けれない車輛で空気がムンムンとしてて、1時間くらい経った頃マットがちょっと休憩しようとその場でしゃがみこんだ時。数分して、すぐ横の席に座っていた家族の高校生の息子さんが立ち上って「どうぞ座ってください」と! びっくりしてると、彼のお母さんがその横に座っていた10歳くらいの娘さんに席を詰めるように言い、2人掛けの席にその娘さんと私たち二人を並んで座らせてくれることに。

小さい子供さんに我慢させて申し訳ないなーと思いつつもまだ残り3時間ある長旅、ありがたくそのまま座らせてもらってると、今度は高校生の男の子が勉強中の英語で話かけてくれて色々お話できたんだけど、その3時間の間、お母さんは家族の人数分ちょうど用意してきたお昼ご飯のサンドイッチを私たちに分けてくれて自分たちはその残りを分け合って食べたり、お手製のクッキーを丸ごと一袋くれたり。 うちの外国人ゲストがよく偶然出会う日本人にお世話になる話はよく聞くけど、実際に自分が会うとこんな感覚か~、と感動。なんというか、とても美しい家族でした。みんな目がキラキラしてて、純粋に外国人を歓迎してくれている様子が伝わってきて。他にも偶然大家族のお昼ご飯に招待されたりとか色々あったけど、この家族が一番心に残ってるなぁ。やっぱり人なんよね、どんなに素晴らしい景色を見ても最終的に思い出に一番残るのって。 私も日本に来てくれる旅人にそういう印象を残せる日本人でいたいものだとつくづく思う。

その3.「メディナの中にあるにリヤドが素晴らしすぎる」

さて職業柄、どこに行ってもやっぱり一番気になるのはお宿。モロッコでは「中庭のある家」という意味のリヤドと呼ばれる、メディナの中にある昔ながらのお家に泊まれると聞いていたので各地のメディナではリヤドに泊まることに。 このリヤドが本っ当にどこも素晴らしかったです。外の迷路でやられまくってもリヤドに帰ればそこはまるで別世界。超リラックス空間。外からは全く中の様子が見えないものの、一歩中に入れば吹き抜けの解放感たっぷりの中庭に屋上、かつリヤドは個人経営のお宿がほとんどなので、部屋数はだいたい4,5部屋程度だから本当にのんびり寛げる。 しかも装飾品がとても細かくて素晴らしく、スタッフはどこもとてもフレンドリー。 その居心地のいい屋上からメディナを眺めると、思いつきで建てていったとかしか思えないほど隙間なくゴチャゴチャにひしめき合ったこの迷路の街がとてつもない存在に思えてしまう。

ちなみにリヤド以外の普通のお宿やモスク(イスラム教の教会)、カフェやメディナ内の通路とかもいちいち細かいところの装飾がすごく凝っててかわいくて、そういうのを作ってる職人さんもスークで見れるし装飾品も売ってるからもっと買いたかったけど持って帰れないし送料高すぎ。。 で、後ろ髪ひかれまくって帰ってきたのでした。

その3.「青い町が存在する」

ただでさえ冗談みたいな迷路の街があちこちにあるのに、その中のひとつ、それこそ冗談で造ったんじゃないかと思われるくらい町中を青色で塗られた町があります。シェフシャウエン、通称シャウエン。北部の山間にある町で、遠くからでもそこだけ青い色が固まっているのが分かります。

町の中、特にメディナの中を歩くとこのとおり。だんだん色彩感覚がおかしくなるような気がします。

ちなみにこの町、この青い色のため今は観光地になっているものの、まだまだ田舎ののんびりした雰囲気がただよっていて、ニセガイドにやられることなくゆっくり散策を楽しめたところでございました。もう少し行ったら北海岸に出るためか、スペイン語が通じるし食べ物もフェズあたりとは違っていてアンチョビのタジンがあったり。

と、食べ物ネタが出たところで、街ネタだけでだいぶ長くなってしまったので一旦ここで終了することにします。次は食べ物&自然編でございます。


{ 0 comments }

弘法大師の灸×道後温泉

冬至に学ぶ お灸&指圧マッサージ講座

”お灸や鍼って、気になるけどなんか怖そう”
“一人で気軽にできないかな”
”最近お疲れ気味なあの人にしてあげたいな”

こんな方々にぜひ来て頂きたい今回のセミナー。鍼灸のプロ・奥先生は、この素晴らしい文化をもっと日本の若い人や海外に広めたいと強い情熱を持って活躍されているお方

去年たまたまSENに泊まりに来てくれた時、「空海がお灸を広め歩いたとされる四国の土地から、改めて世界に向けてお灸を広めたい!」とご提案いただき、今回の企画が実現しました。

『冬至にお灸をすると風邪や花粉症の予防になる』といわれています。冬への備えにぜひお越しください★
————————–————————–————————–——-
「カップルで学ぶ指圧マッサージお灸講座 」
12月22日(火)①16:00 -17:30
②20:30 – 22:00
12月23日(水) 9:30 – 11:00
相手にマッサージと簡単なお灸をしてあげる方法を学びます。お一人でもご友人と一緒でもご参加頂けます。(内容は各回同じなので、ご都合のいい時間をお選びください)

鍼灸セミナー「日本の文化とお灸」
12月22日(火) 18:30 – 20:30
一人でできるお灸のツボの見つけ方&お灸の仕方を学べます。お灸無料プレゼントつき

◎参加費:各回それぞれ3000円 / 人

*空き時間で30分~/3000円の個別治療も可能です。ご希望の方は、ご希望の時間や症状をお知らせください。

*SENは道後温泉から徒歩5分。ぜひセミナーの前後に温泉にもいって、お灸と温泉の相乗効果をお試しください
————————–————————–————————–——
<今回、こんな方にお勧めです>
- 体調不調が心配な方に
- 海外に赴任予定で現地の医療環境が不安な方
- 日本文化として指圧マッサージを学びたい外国の方々
- サプライズ企画として、大切な人にマッサージやお灸サービスをしてあげたい方

◎講師紹介◎
奥富行
1966年生まれ鍼灸師、指圧師。20代前半パリ上海陸路横断して世界一周を経験。商社勤務後、東洋医学の世界へ。現在、東京を中心に縄文時代から続く日本の文化を研究しつつ、お灸を中心に鍼灸の活動をする。
東京で高輪で50人でシェアハウス生活をし、次世代の暮らし方もリサーチ中。

<お灸治療とは>
乾燥させたヨモギの葉の裏の毛の部分を集めたものを体表に乗せ燃やし、気の流れを調整する治療法。チベット、モンゴルが起源。仏教と共に日本に入ってきたと言われている。弘法大師空海が全国に広めたという伝説があり、四国で特に広まった。江戸時代には、幕府が農民にお灸するよう、お触れ書きもでた。
現在、不妊、逆子、婦人科系の疾患に採用され始めている


{ 0 comments }

ヘルパースタッフ★リズによる、ヨガクラス、始めます!!

日時:基本毎日、7:30-8:30/ 16:00-17:00
事前予約制。前日までにご予約ください。
雨天中止。各回3名様のみ。
場所:Sen Guesthouse の屋上。
参加費:なんと投げ銭式!
*ヨガアライアンスのTeacher Certificationを取得しているリズ。
クラスは基本英語です。ヨガも習いたいし英語もしたい!という方には一石二鳥のクラスです。ぜひ◎
*2,3枚目の写真は道後公園でした時のものです。時々公園でするかも?!


{ 0 comments }

★Travel Cafe 2015 のお知らせ★
何度かお問い合わせ頂いていた皆様。。お待たせしました!
Travel Cafeの復活です!
今年いっぱいのスケジュールを決めましたのでご確認くださいませ。初めての方でももちろん大歓迎です、どうぞお気軽にお越しくださいませ♪
ご予約・お問い合わせは
info@senguesthouse-matsuyama.com
089-961-1513 まで。


{ 0 comments }

Micotsuki Shivamoonによる泉ゲストハウスでのナダヨガリトリート

先月SENでライブしてくれたMicotsuki Shivamoon のお二人による、2日間のナダヨガリトリート、開催決定!

◎micoさんご本人より◎

ナダヨガ=音(サウンド)ヨガは、身体を動かすのが苦手なかた、ヨガってなに?未体験のかた、身体がかたい~!と苦手意識のあるかた……年齢・性別・国籍問わず、どなたでも安心してご参加いただけます。ご自身の「声」そして「音」の力がいかに心と身体に作用していくか、ぜひご体験ください。

キルタンとは?
歌う、という意味のサンスクリット語に由来する「キルタン」は、音楽とともにマントラ(真言)を詠唱するバクティ・ヨガの練習法です。
マントラの歴史はインド最古の文献、『ヴェーダ』(紀元前500年~1200年ごろ)にまでさかのぼります。マントラには、音の振動(ヴァイブレーショ ン)そのものに、強力なパワーがあり、歌う(チャント)することで、自分自身の心の奥深くにつながり、本来の自分を発見するためのツールとして役立てるこ とができます。

こんなかたにオススメ!
・「音」に宿る力って? マントラの響き、キルタンの効用を実感してみたい!
・声が小さい、歌が苦手!少しでも自分の声に自信が持ちたい
・自分に自信がない…声を通じて自分の心の奥深くに触れたい
・より気軽に効果的な瞑想を体験してみたい
・自分のヨガクラスでキルタン、マントラを取り入れたい
☆はじめてのかたからヨガ講師のかたまで、安心してご参加ください

もともと音というのは空気中とくらべ、水中では4倍も早く伝わるという性質を持っています。とすれば、約70%が水で構成される私たちの身体が、いかに音や声からの影響を受けているのかは容易にイメージできるはず。
たとえば、アロマやハーブというのは、その効果・効能を知らなくても、匂いを嗅いだり、お茶として飲んだりすることで、私たちの健康に作用するものです。
それとまったく同じように、古代より伝わる特殊な振動を持つマントラも、これをただ歌うことにより心や体調を整えることができるのです。
当日はヨガは未経験…、身体を動かすのが苦手…、はじめてのかたでも心配ご無用。「参加型ライブ」の感覚でインドの音遺産マントラのヴァイブレーションを体験しちゃおう♪

道後でみなさんにお会いできるのをたのしみにしております。

http://www.aumbience.net/micotsukishivamoon.html

https://youtu.be/VawDuoggsJ4

 


{ 0 comments }

July 20, 2015

たかはし むねたか展 今日から始まりました。

7月20日から今月末・・の予定だったんですが、あまりにも素敵な空間に仕上げてくれたので、様子をみてお盆頃まで延長するかもです。笑

SENにご宿泊いただく方はもちろんいつでもご覧いただけますが、一般の方へは毎日16-19時までとさせていただきます。

作品を気に入った方は、なんと言い値で買っていただくことができます。

若干2〇歳にして繰り広げられる独自の世界、ぜひ観に来てくださいね◎

 


{ 0 comments }

カツライス

6月 17, 2015

さて問題です。この写真の食べ物は何でしょう。 1. カツカレー 2. カツライス 3. ハヤシライス カツ乗せ 答え。②番!!! 答えが分かった人は、このブログのタイトルからあっさり予想できた人か、今治出身か、旅行で今治に来て食べたことや見たことがあった人か。でしょうか。 というのも、カツライスとは今治のご当地グルメだからです。 そういう私は、香川県出身で松山には今で3年半くらい住んでいますが、カツライスという存在を知ったのは実はつい先週のことでした。松山ICから高速に乗って香川に帰る途中に昼ご飯を食べようと立ち寄った石鎚サービスエリアでのこと。 何にしようかな~。ソバ食べたかったけど何か違うな~。あ、カレー久々に食べたいかも。カツカレーがある。それにしようかな。 と思った時、目に入ったのはその上にあったもっと大きな写真の“今治名物カツライス”。 その下の説明書きに、デミグラスソースが何とかかんとか書いてあったけど、写真で見るからして普通のカツカレーより100円高いしカツも大きそうだし、ちょっと甘めでゴージャス版のカツカレーかな?と思い、最後まで読まずにカツライスにすることに決定。 その食券をもってカウンターに行って“お願いしまーす”と言って出した途端、顔の真横からぬっと誰かが“すみませーん”と現れた。 ”○○テレビの者なんですが(どこだったか一瞬だったから忘れた。。)、今カツライスの取材をしてるんですよー。で、よかったら食べているところを取材させてもらえないでしょうか・・。 まさかのいきなり食レポート依頼!!汗 わざとらしく“おいしいぃぃぃ~!”て言ったりせんといかんのやろか?!て一瞬考えたけど、特に断る理由もないからOKすることに。 待つこと数分、いよいよカツライスのお出まし。カウンターから取ってくると、早速後をついてきたディレクターさん。 第一印象は、デカい。カツもでかいけど、ご飯も軽く一合くらいは入ってそう。では早速頂きます。 。。普通においしい。でも、カレーじゃない。ハヤシライスに近い、味はやっぱりデミグラスソース。 しかしこの感想をテレビ相手にどう表現したらいいのかやっぱり分からず、隣にいた母に“おいしいよ。一口食べる??”とか言いながらとりあえず食べてたら、さすがにディレクターさんから突っ込みが入った。 “どうですか?” “うん、おいしいです!でもカレーだと思って注文しちゃいけないですね。笑。初めカツカレー食べようと思ったんですけどこれが目に入ったんで深く考えずに注文したんですけど。” 一通り感想を述べた後、一旦カメラを置いて、カツライスが今治のご当地グルメであること、B級グルメではなく昔は休みの日にデパートに買い物に行った帰りにレストランに寄って食べるような、ちょっとしたご馳走だったこと、ここのカツはチキンだけど、店によってはいろいろバリエーションがあること などなどを説明してくれた。 そして今、B級グルメで今治の豚玉子飯は全国的に有名になったがこのカツライスの知名度はまだまだなので同じように有名にしたいということらしい。 でもカツライスはB級グルメじゃないですよ!!! ということは強調されてました。 なので、ここでこうして知ったご縁、これから今治へいくお客様にも紹介させていただこうと思います。私の感想としては、普通のご飯+カツのセットに、ソースであるデミグラスソースをカレー並みにたっっっぷりかけたメニュー。今度食べる時は、カツライス食べたいな、と思った時に食べに行くことでしょう。今度今治のお客様が来られたら、ぜひカツライスの思い出や想いを聞かせてもらおうと思います。 でも今回はやっぱりカレーを食べたかった私。次の日ちょうど残ってたカレーを食べたのでした。笑 ちなみにウィキペディアによる<カツライス>とは。 カツライスは、英語のカツレツ(cutlet)とライス(rice)を足した合成語で、元はトンカツとご飯をセットで出す料理のことである。とんかつ定食との差異は明らかではない。 ◎各地のカツライス 兵庫県加古川市- ライスの上に牛カツを乗せ、デミグラスソースをかけたかつめしという郷土料理・ご当地グルメが存在し、カツライスの別称がある。 愛媛県今治市ライスの上にトンカツを乗せ、デミグラスソースをかけた郷土料理・ご当地グルメが存在し、カツライスと呼称されている。


Read the full article →

ニュージーランド旅 2015

3月 11, 2015

Jan – Feb 2015 今年の冬休みは、我が愛しのニュージーランドへ5週間行ってきました。13年前にワーキングホリデーで人生の宝になった一年間を過ごした国。 将来自分のゲストハウスを持ちたいなと思わせてくれた国。 思い出と想いが詰まりすぎてて、久々に行ってガッカリ。。キレイな思い出のままにしとけばよかった。。 てなこともよくある話だから ちょいドキドキしてた点もあったけど、それは全くの杞憂におわり。それどころか、ますますNZ LOVEになって帰ってきました。 久々に絶対やりたかったことの一つ、私の中のTHE NZ、「フィッシュ&チップスをビーチで食べる」と、余裕で一人前一人で食べてたのにチップスが 食べきれなくなってたことに年取ったのを認めざるを得ないけど、歩いてるとどこからともなく香ってくる木々や草花、 独特のフィッシュ&チップスやら洗剤やらの匂い。あーーー 忘れてた、これこれ。記憶はちゃんと残ってても、匂いの記憶はまた匂うまで忘れてるものなんだ。 そして、瞬時に色々思い出す。人生をシンプルに楽しんでて、easy goingな心底楽しい人たちとの時間。 今回のコースは、私がオーペアしてた時の大好きな家族に会うことと、時々トレッキングしながらお気に入りの場所を中心に周ること。名付けてマットへのNZプロモーションコース。 その家族との再会の時間や思い出プレイバックは一人で噛みしめてフワフワ浸っておくとして、トレッキングを中心にいくつか厳選して書いてみようと思います。 オークランド空港を出た直後から肌にまっすぐ刺さってくる強い日差し。真冬の日本から来た肌には刺激が強すぎたのか、 以前にはなかった日焼けに早速やられる。NZの上はオゾンに穴が開いてるから、二時間おきくらいに日焼け止め塗らんといかんよ!!と、 現地の人みんなに言われる。13年前もNZ上空のオゾン層に穴は開いてたみたいだけど、それがますます広がってるらしい。 Waiheke island (ワイヘキ島)。 オークランドの港からフェリーでたったの30分くらいでこんなキレイな海に出会える。ワイナリーでも有名。 NZには国中どこにでもハイキングコースがあって、しかもどこもキレイに整備されてます。日本以外で公衆トイレがキレイな、稀な国の一つ。 子供向けから本気の山登りに川渡りまで多岐に渡ってて、名付けるならハイキングの遊園地。どこを歩いてもキレイな景色ばかりだけど、 その中でも特にキレイだったり特別な、のGREAT WALKと呼ばれるコースがいくつかあります。今回はそのGREAT WALKを三ヶ所、 あとは短いコースを各地で適当に歩いてきました。 まずは北島でやりたかったTongariro Alpine Crossing。フルコースはTongariro Northern Circuit ていう43.1kmコースだけど、 私たちがしたのはその一部を一日で横断する、というコース。 Mangatepopoのキャンプサイトからの夕日(ていっても夜9時頃)。遠くにラストサムライの舞台になったMt.Taranakiが見える。 前日に南側のキャンプ場Mangatepopoで一泊し、翌朝出発。一日で歩けるから近くの町から日帰りで来てる人も多く、結構な賑わい。 ちなみに、ロード オブ ザ リングの舞台にもなったから、その効果も大きいに違いない。 そんな人気のコースだけにそんなに大変な歩きじゃないやろーと思ってたものの、いやいや、結構急な上り下りがあるし、 しかも火山だからジャリジャリゴロゴロの砂岩の上を歩くから滑るし変な筋肉を使う。(実際、歩いて下りれなくてお尻で滑りながら下りてる女の子たちがいた) 歩き始めてからしばらく経った後、いよいよ急な坂道に上がるボイントで、こういう注意書きがあった。 「ホンマに歩ききる自信と準備ある?引き返すんやったら今やで。」 この看板の後に、まだ一歳未満っぽい赤ちゃんと、5歳くらいの男の子を連れた強者のヨーロッパ人夫婦を見かけたけど、果たして歩ききれたのか。 さて最高の晴天に恵まれたこの日、景色は抜群。草木のない岩場ばかり歩くのかと思ってたら、湿地地帯に小川、まだ頂上に雪の残る富士山のような 形の山、そして青や緑の湖たちに、最後は森林の中へ。この前日本で噴火があったばかりだけど、ここでも3年前に噴火して、つい最近再オープンしたらしく、 所々に注意ゾーンと警告が出たらすぐ知らせるようになってる設備が。ドキドキしたけど、機会のある人はぜひ。もっかい映画観たくなります。 トンガリロクロッシングで一番楽しみにしてた、エメラルドグリーンの湖。小さく見えたけど近づいてみると意外に大きい。   [...]


Read the full article →

3周年記念パーティー

3月 7, 2015

March 4th SEN3周年パーティー!! 今回は、マットとプロ顔負けの友人がタコスを皮から作る!ということで計画・・・したんだけど、2日前にたまたまワニサイで出逢ったメキシコ人が料理好きで 手伝ってくれる+さらに別の友人もワカモレを作ってくれる、ということで、何やら思ってた以上に本格的な話になり、この日は完全に「女子厨房に入らず」状態。笑 飲んで食べて、友人の紹介で来てくれたブルーラグーン・ストンパーズのお二人によるハワイアンなアコースティックライブあり、ジェリーさんもそれに色を加 えてくれ、さらに絶妙なタイミングで現れた仙ちゃんも飛び入りで歌ってくれ、それに合わせて舞い続けるラブリーノ・・ という豪華で温かみいっぱいの演出 に大感動。とっても貴重で大切な思い出となりました。 オープンしてからの3年間は本当にあっという間でしたが、こんな素敵な愛媛の皆さんのおかげで私たちも各地から来てくれるゲストも毎日過ごすことができています。 HP: bluelagoonstompers.com 今回準備の都合やタイミングでお越しいただけなかった方たちがたくさんいますが、また別の機会に日頃の感謝をお伝えできればと思います。 皆さんいつも本当にありがとうございます!!!4年目もその後も末永くどうぞよろしくお願い致します★


Read the full article →

弾丸高知ツアー

12月 22, 2014

Dec 18-19 今年の12月は別府に行こう!と思い、すっかり別府モードになっていた出発前日の夜。母から電話があり、「明日から随分お天気荒れそうやけど、無理して旅行いかんと難しそうやったらゆっくりしときよー」と。 そう、それはちょうどあの全国的な大寒波がぶちあたる予定だった日。私の頭の中では「まぁなんて温泉には最高のお天気かしらん」てことしか考えてなかったのを見透かしたような母の電話に、まぁ相変わらず保守的な人ねー なんて思って電話を切ったその後、そういえばと思いフェリーのHPを見ると、なんとその日からすでに全便欠航。恐るべし寒波。恐るべし母の予感と経験値。 結局翌日ギリギリまで様子を見てたものの、やっぱり予定の便が欠航になってしまったので、泣く泣く断念。少しでも観光気分を味わうために道後温泉に浸かる。 とはいえ、一回どっか行きたいモードになってしまうととりあえずどっか行きたくて仕方ない。ただし近場で雪の影響がなくてまだちゃんと遊んだことがなくて・・・ と考え、急遽高知市に行くことに決定。 一番の目的は前から見たかった仲良しのかつおゲストハウス。うまく部屋も取れたので、一泊高知市内の旅へいざ! 高速バスでたったの2時間半。道中に雪で埋まっている祖谷エリアを通り、その後着いた高知は冬だというのに太陽がまぶしい。いや、空気は冷たかったんだけど、やっぱり太陽が違う。同じ四国を移動してきただけなのに、まるで別世界。 早く着いたのでチェックイン前にランチを兼ねて、第2の目的・噂の「ひろめ市場」へ。まだお昼だったから開いてないお店が多かったけど、それでもお酒と酒のつまみは十分揃ってます。すでに一升瓶を横に置いて楽しげなお顔になってるおっちゃんたちもチラホラ。楽しすぎる、ひろめ市場。欲張ってチョコチョコ食べて飲んで、私たちもいい感じに。ここに来ただけでさらに松山とは完全に別世界。 その後お城へ行こうと外へ出てみると、あれ、そっか、まだ3時だっけ。まだ日差しが強い。夜になると相当おもしろいだろうな。また今度は夜に来ねば。 お城歩きも楽しんだらいい時間になったので、かつおゲストハウスへ向かう旨の電話を入れると、高知大使の女将が「今ならまだ沢田マンション間に合うよ!」と言ってくれたので、即答で連れて行ってもらうことに。なんで私の第3の目的を言わずして分かったんだ!! もっと人里外れたところにあるのかと思っていたら、意外にも大通りのすぐ近くに堂々と籠城のようにその姿をたたえていらっしゃる。ウケたのが、その前にある大型「山田電気沢田マンション店」「スターバックス沢田マンション店」。。。。道後温泉に引けを取らない存在感。 それでも遠くから見ると普通のマンションのように見えるが、いざカリスマガイドの女将の案内で中を見学させてもらうとその凄さがよく分かる。平衡感覚がおかしくなったように思えてしまう駐車場、上階へ続く階段ではなくスロープ、オーナーさんお手製のクレーンやゴンドラ、そして屋上の池に野菜畑に鶏小屋 etc etc.. なんとウサギまでいた。さながらここはノアの方舟か。自由すぎて素敵すぎる。建物が自由なら住民のスタイルも自由。それでいて、沢マン祭りや共同のお掃除日や避難訓練などがあるというからコミュニティとしてしっかり成り立っていて、そういうところも素晴らしい。ここに住んだら刺激を受けて新しい発想や可能性がバンバン開けそうだ。 沢田マンションのことをうまく分かりやすく書かれた記事を見つけたのでご紹介→ http://www.huffingtonpost.jp/jcej/-_128_b_5409052.html 1階にあるギャラリーではちょうど個展が開かれていたのでちょっとお邪魔してみた。おもしろいコンセプトで、「アーティストが273時間この部屋で暮らしながら漫画制作している様子をライブで配信」とな。入ってみると、確かにかわいいアーティストさんが漫画を描き描き、壁にはお客さんが自由に描き描き、その両方の様子をビデオで配信していた。部屋の片隅には本当にお布団やシャワーまである。 彼女の前の個展は、部屋の中にプールを作って水を張っていたとか。ギャラリーも大家さんの許可さえ出れば自由。というかここまで見たり聞いたりした後では、ここの大家さんの許可が出ないようなイベントって逆にどんなことやろう、とか思ってしまう。 さて沢田マンションを堪能した後、いよいよかつおゲストハウスへ。しょっちゅうお互いのゲスト同士が行き交いしているのでもう見たことのあるような気になっているが、これが本当の初訪問。ついに来れた!!!!ここはやはり女将が色々細かく案内してくれる。どんな細かいところも手抜きしていない、隅々まで高知愛の注ぎっぷりで感心の連続。「高知の大使館のような宿」とは伊達じゃない、このゲストハウスを見るためだけに高知へ行く価値、大ありです。至る所に使われた土佐和紙の優しい色合いに心も癒されます。 そうこうしてるとまたお腹も空いで来始めたので、近くの銭湯へ行ってから晩御飯を食べに行くことに。 「うつぼが旬」と教えてもらったので、一件目は居酒屋「筒」さんへ。繁華街からは少しだけ離れたところにポツンと離れてあったので知らないと絶対に行かないようなところですが、さすが女将のお勧め、大正解。一応直前に電話して予約しておいてよかった、7時半の時点で着いた時には私たちの席以外は全て満席。大将やスタッフの皆さんもとても感じがいい人たちばかりで、うつぼの天ぷらやカキやらを堪能させて頂きました。 しかし昼間見かけて気になっていた餃子屋台も捨てがたい。てことで筒さんでもっと食べたい気持ちをグッと堪えて、屋台の「松ちゃん」へ。 メニューもシンプルに餃子とラーメン、おでんのみ。一品ずつ頼んで二人でシェア。あーーー 屋台のラーメンって何年ぶりに食べるやろ。これぞ日本人的飲。 これでお腹いっぱいになって、さー じゃあ歩いて帰ろう。として歩き始めた直後、角を曲がったところにもう一件とっても素敵そうな屋台が。あれ、ここも確かお勧めって言ってたよな??「安兵衛」。ああ、やっぱりそうや、でもさすがにもうお腹いっぱいやしなーー、また今度。。 と通り過ぎようとしたとき、中からとっても気持ちよく「こんばんはーーー!!!」と声が。  ああ、感じええとこやなーーー。おいしそうやなーーー。。 入ってくか。。 てことで、もう一軒決定。さすがに餃子とビールだけにしておいたけど、もう満腹です。ご馳走様でした。 その後はかつおゲストハウスの中で一番気になっていたゆずルームで、ゆずのいい香りに包まれてぐっすり朝まで眠らせて頂きました。   さて目的3つをあっという間に初日に叶えてしまったものだから2日目はどうしよう。SENでもよくある「〇〇時間があるんですけど、何がお勧めですか?」なゲストの心境。そしてそんなことには当然慣れていて的確に情報をくれる女将。 結果、「MY遊バス」というバスと路面電車、観光地の割引がセットになった、とてもよくできたパスを使って、竹林寺と牧野植物園へ行くことに。竹林寺は八十八か所参りのお寺の中でもお気に入りの一つで、久しぶりに行ってみてもやっぱり明るい陽の雰囲気のお寺。お遍路さんもチラホラお参りされているのを見るとやっぱりまた歩きたい気持ちがウズウズ。。 そして隣にある牧野植物園は本当に素晴らしい。今回は冬でお花はほとんどなかったけど、その代わり巨大な温室をたっぷり楽しませて頂きました。 と、その前にこれも女将のお勧めで寄った、五台山展望台にあるパノラマカフェ。展望台はこのカフェの上の階にあったけど、このカフェも名前のとおりの絶景。しかもこういう観光地にありがちな、行政が作った味気のないお茶所っていう感じでは全くなく、お茶も置いてる雑貨もすごく気が利いていて居心地がいい。一階にある絵本がいっぱいのギャラリーも素敵でした。あーー このお山だけで半日入れるなーーー。 と思ったんだけど、あまりの晴天にやっぱり欲が出てきて、その後坂本龍馬記念館&桂浜まで行ってしまったのでした。「お~い!竜馬」を読んで以来、心の底から龍馬に尊敬と感謝の念を抱く私としては、やっぱりこの記念館だけで半日は必要・・。龍馬の生まれたまち記念館とか歴史をたどる町歩きとかも行きたかった・・。横山隆一記念まんが館とか土佐タタキ道場とか土佐犬の子犬とかも見たかった・・(←目の前まで行ったけど時間が合わなくて断念)。   とね、ホント何度も言いますが、四国は一周1・2日で十分とか、各都市1日でいいとか思っていらっしゃる皆さん、ほんっとに四国は見どころいっぱいなんですよ。でも休みが取れないから仕方ない? そうですよねー、本当にその通り、お気持ち十分お察しします。私たちも今回たったの一日だけでしたから。 そんなアナタに!!行けばいく程楽しくなる龍馬パスポートをぜひゲットしましょう!!スタンプが貯まれば貯まるほどランクアップして、高知の旅がますますお得に楽しくなるというサービスです。これに続いて今はうどん県パスポートもできてますね。いっそのこと、パクリでも何でもいいから愛媛と徳島もパスポート作って、四国共和国パスポートでも作ってしまったらもっと楽しいのに。 とまぁ、高知では観光面でもゲストハウス面でも色んな刺激と勉強をさせて頂いてきました。ありがとーーかつおゲストハウス!!!ありがとーーー高知!!!、また行くよーーーー◎◎◎ P.S. 龍馬のお話をまだ読んだことのない方へ。高知へ行くならその前にぜひ読んでから行くことを強く強くお勧めします。高知の面白さが倍増すること間違いなしです。      


Read the full article →

English Travel Cafe vol.3 追加情報!!

8月 23, 2014

先日お知らせしました、English Travel Cafe vol.3ですが、9月7日(日)に加えて9月21日(日)も開催することにしました! 時間その他詳細は同じです。お友達もお誘いの上お気軽にご参加くださいませ★


Read the full article →

English Travel Cafe vol.3!

8月 15, 2014

しばしのご無沙汰でした&前回残念ながらご参加頂けなかった方、大変お待たせしました!トラベルカフェvol.3、来月7日(日)に開催します! ご予約は前回同様、メールにて直接お願いします★  


Read the full article →

せとうち島旅★豊島編

8月 3, 2014

June 2014 さて小豆島で2泊した翌朝早く、友人#2も関西へ帰っていき。私はあと一泊一人で残って前から気になっていた豊島(てしま)へ行くことに。 アートで直島が爆発的に有名になった後、次にだんだん名前を聞くようになった豊島。しかも行った人全員が大絶賛している島。 泊まっていた民宿は東の坂手港の近くだったから、そこからバスに乗って小豆島で一番大きな港・土庄港へ。行きに乗ったのは小さな旅客船。ずっと外の席に座っててあっという間の15分で豊島に到着。いいねぇ 離島って感じだねぇ。 て思ってたら、帰りに乗ったのは随分大きなフェリーで30分だった。 さて何はともあれ豊島の唐櫃(からと)港に到着。私以外は観光らしい雰囲気の男性二人がいただけで、後はいかにも小豆島へお買い物へ行った帰りっぽい大荷物の島の人たちばかり。港といっても小さな小屋のような切符売り場と芸術祭の時に作られたらしい竹の小屋があるだけ。地図をもらいたかったけど誰もいなかったので、とりあえず向かいの道の前にあった「電動自転車」と書いた旗を見つけたので近寄ってみる。というのは、豊島に行った人みんなから自転車を借りるように、しかも電動自転車を強く勧められていたので、私も電動にする気マンマンだった。 でも店の前に書いてある値段は4時間1000円。。電動って思ったより高いのね。。 そこで道の先の方にある別の自転車屋も見に行って料金を比べてみることにする。でもそこはママチャリ、しかもギアなししかない。気の良さそうなおっちゃんがいたので、どれくらい坂道キツイですか?と聞くと、唐櫃から豊島美術館~島キッチンのあるところあたりまでがずっと上り坂で、その辺りが島で一番高いところになるから後は下るだけだから、初めの坂をがんばれば大丈夫、とのこと。その上り坂は15分くらいという。 それなら山育ちなんで、楽勝です!とガッツポーズを決めて、ママチャリにすること決定。一時間100円だけど若干おまけつき。 さてじゃあ張り切って坂道を!と思ったらおっちゃん、「心臓は行くんか?」と。 ちなみに私、豊島に行きたいって思ってきたものの、アートのことで知ってたのは豊島美術館と島キッチン(しかも島キッチンがアートの一部で作られたカフェってことも直前まで知らなかった)だけで、他のことは全く調べてなかった。 というのを一瞬で察したおっちゃんが,簡単に”心臓”とその途中にちょこちょこある小さなアートのことを説明してくれた。ありがとう。。 じゃあ近くにあるみたいなんで、まず美術館とは逆方向にある心臓へ向かっていくことに。 正式名称は「心臓音のアーカイブ」。海辺ギリギリまで走ってそこから自転車を置いて歩いて行く。そして現れたのは、ビーチの真横にちょこんと建つシンプルで小さい建物。 中に入ると清潔感たっぷりで病院の受付にいそうなスタッフさんが丁寧に説明してくれた。中にあるのは、心臓音が聞こえる「ハートルーム」と、いろんな人の心臓音を聞くことができる「リスニングルーム」、さらには希望者には自分の心臓音を録音することもできるという。面白い切り口だなぁ。と思いながら、「ハートルーム」へ。 入った瞬間、まさに心臓にドンドン響く重低音と、真っ暗闇の中、部屋の奥から心臓音に合わせて点滅する光だけが見える。さながらナイトクラブのよう。どうやらこの重低音が心臓音のようだ。本当にDJでもいるかのように、不規則だったり大きくなったり小さくなったりして音楽を作っている心臓音。心臓の音をまともに聴くのは初めてだし、ずっと規則的にトントンと打ってるものかと思っていたら、こんなにリズミカルだったりするんだ。アートだ!これを作品にしよう!! と思ったこのアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーってすごい。 と思いながら、目を閉じてしばしその空間に身を置いてみた。 そろそろ耳もジンジンしてきたので部屋を出てリスニングルームへ。世界各地で録音された色んな人たちの心臓音を聴ける。確かに、愛する人の心臓音をこうして聴けるのはロマンティックかも。。 いやぁ楽しかった心臓。ではいよいよお目当ての豊島美術館に向けていざ坂道を攻めるか。 と、その前にもう一度フェリー乗り場に寄って地図を・・ と近づいてみたら、さっきのおっちゃんが地図を持って外に出てきてくれた。おぉ至れり尽くせり。 勢いよく坂を上り始める。。 そしてあっという間に自転車を押し始める。さすがにもうギアなしの上り坂は体力的にキツかった。笑 距離は遠くなかったけど汗だくになって豊島美術館に到着。棚田に囲まれて、畑の一部かのようにちょこっとだけ白い顔を出している。ここに来ると一気にいかにもアート巡りに来た風の若いおしゃれな人たちや外国人たちがいる。どうやら直島や高松から反対側の家浦港に着く人が多いらしい。そしてほとんどの人が電動自転車に乗ってきてて、なんとも涼しげ。むーん。 美術館の敷地内、美術館を正面にみた外の広場に椅子やらが置かれてて、ここで座ってのんびりできる ついにこの美術館を自分の目で見れる日が来た。今まで行ったことのある人みんながなんとかその感動を表現しようとしてくれたけど、今いち想像ができない、たぶん誰にもそれをすることができないであろう美術館。写真を見ても凄さが伝わらない美術館。それがここ。 だってここは変化があり、その空間の中で自然との一体感とその変化を楽しむところだったから。 中に入る前にスタッフの人から笑顔で言われた注意事項が印象的だった。 「足元にも美術品がありますので踏まないように気を付けて歩いてくださいね。例えば水滴とかです。」 ということでぜひ実際に行ってみてください。芸術祭の時は相当な数の人たちが来ていたから入場制限があったみたいだけど、今はのんびりしているからむしろ私としては芸術祭以外の時に行くのがお勧め。 だってこの真っ白な空間の中で、心行くまでのんびりして、寝転んで上を眺めたりして焦らされることなく心いくまでじっくり過ごすことができたから。   さて気が済むまで存分にここで過ごしたらお腹も空いてきたので、島キッチン・・・ ではなく、モーリー激押しの食堂101号室へ。これまた調べずに来たけどたまたま島キッチンのすぐ隣にあった。古民家の入り口に小さく看板があるだけで、玄関を入ると普通のお家にお邪魔しに来たような雰囲気。 でも中に入ると二部屋ある和室の仕切りを撮って1フロア広々と広がり、その目の前にある中庭が美しい。こりゃあ長居できそうだ。 オーナーさんにランチを注文して、久々に田舎に帰ってきたような空気の中でくつろぐ。田舎の家によくあるような家具や装飾品に、オーナーのセンスで集められた小物や装飾類がうまいことマッチしていて居心地がいい。トイレに行くためにこの部屋から出てみると、他にもいくつか部屋があって意外に広かったことにびっくり。隣の部屋は興味深い本たちが並べられている。 そうして頂いたランチはこちら。お腹に優しい食べ物で、ほっこり。 お会計の時にちょっとだけオーナーさんの時間を頂いてお話を聞かせて頂く。元々大阪出身の方でこちらに移住されたとのこと。ぜひ長く根を張ってこれからの豊島を盛りあげていって頂きたい、モーリーがわざわざフェリーに乗ってまで通う意味がよく分かる、何度でも訪れたくなるカフェでございました。 お腹も膨れて、唐櫃エリアをしばし散策。このエリアにいくつかアート作品があるらしいけど、例によって予習してきてない私はどこに行こうかしばしあてもなっくぶらつく。すると若い女性二人に道を聞かれ、アートは知らないけどフェリー乗り場でもらった地図が彼女たちの持ってたものより優れていたのでそれを見て場所を一緒に探す。「ストームハウス」に行くというお二人。 なんかおもしろそうな名前。と思い、私もそこへ行くことに。 これまた緑の生い茂ったアーチのような入口から古民家へ入ると、すごい雷と雨の音が。なるほど、ストームハウスってそういうことか。 外国人アーティストが日本に来て初めて台風を経験したのがたまたま日本家屋に居たときらしく、その時台風が来て去っていく様子に感動し、今回の作品が生まれたとか。なるほど、ホントに目の付け所によってなんでもアートになるもんだ。おもしろい。 このストームハウスは分かりやすくて単純に楽しめた。ひとしきり台風一過の様子を楽しんだ後、外に出るとスタッフの女の子が「いやーーー、きれいに晴れましたね!」て。ナイス。笑 その後、地図の中にあって気になった「清水霊泉」へ行ってみる。小豆島以上にだっぷだっぷ湧水が出ていた。持ってたペットボトルを空にしてお水を頂く。キモチいいーーー!!すっかりこの場所が気になって座ってのんびりしてると、同じくのんびりしていた家族の子供ちゃんたち二人が寄ってきてくれたので一緒に遊んでみる。 さっきも思ったけど、直島に行った時と違って豊島はもっとのんびりした空気が漂っていて、直島ではアート巡りしてる人同士が道で会って話すってことはなかったのに、豊島では普通に話が始まるし、道ですれ違うと普通にこんにちはーって挨拶したり。芸術祭の時はどうだったか知らないけど、来る人も島のペースになって、交流を楽しめる空気、いいな。 でも出会う人みんな日帰りばかりで、結構忙しくアートだけを巡って去っていくようだったのが残念。これからもっと島に宿泊施設が増えてくれれば、みんなの滞在時間も増えてもっといろんな楽しい可能性も広がってくるんじゃないだろうか。 道中で話かけてくれた島のおじさんから、豊島のことについて色々教えて頂く。おじさんも、豊島にたくさん人が来てくれて嬉しいんだけど、もっとアート以外にも島のいいところをたくさん見て行って欲しい、この島は本当に美しくて豊かな島だから、とおっしゃっていた。瀬戸内海に面した田舎で生まれ育った私にとっての直島や豊島は、身近に当たり前にある田舎風景の中に突如斬新なアートが現れた、というちょっとした違和感はあるんだけど、古いものと新しいものが共存して島にうまく浸透し、持続していってくれればいいな、と切に願います。 オリーブ牛さんも放牧中 散歩してるとまたのども乾いてくるもんで、よっぽど食堂101号室に戻ってお茶しようかと思ったけど、せっかくだから島キッチンものぞいてみることに。 こちらでは、アートとして作られたものと地元の人が一緒に交わってる様子を一番感じることができた。特等席の外のテラスでまったりまったり。こんなテラスがSENにあったら最高だなぁ。 反対側の家浦港周辺も色々ありそうだったので行くかどうか散々悩んだけど、豊島美術館の前にある棚田の絶景を眺めながら一気に港まで下りる、という楽しみのために今回は先へ行かず、豊島美術館前の棚田へ戻り、棚田の間の小道をのんびり歩いてきれいな風景を堪能させてもらった。 目の前は本州 棚田側から豊島美術館を望む フェリーの時間よりだいぶ早く港に帰ってきて自転車を返しに行くと、誰もいなかったのでそのまま置かせてもらい、船乗り場横の竹小屋で昼寝しながらフェリーを待つ。 フェリー来た。夕方の便だからか行きより人も多い。。 と、見たことのある人がフェリーを港に寄せている。よく見ると、レンタサイクル屋のおっちゃんだった。おっちゃん、なんでもこなすんやね。笑 でも最後に直接御礼言えてよかった。 おっちゃんに始まり、おっちゃんで終わった豊島旅だったけど、島の人の温かさと自然の美しさとアートの楽しさと。心の底から完全に力を抜ききってリラックス&リフレッシュさせてもらえた島だった。やっぱり来て良かった。        


Read the full article →

せとうち島旅★小豆島編

7月 29, 2014

June 2014 素朴な疑問。四国から遠く離れて住む方の中で、小豆島を知ってる人はどれくらいいるんでしょ?? 香川県民の私にとって小豆島といえば、身近にありながら小学生の時に両親に連れていってもらった時に寒霞渓で猿をいっぱい見たことのイメージくらい。 近年の瀬戸内芸術祭の盛り上がりで、直島や豊島に行く人は多くて耳にすることは多くても、意外に瀬戸内芸術祭の中でもそんなに存在感を強調していないかのように思われる小豆島(ごめんなさい)。 そんな小豆島に最近無性に行きたい気持ちにさせてもらったのは、以前SENに泊まりに来てくれたゲストが、今度は「小豆島で働くことになりました」といって今年また遊びに来てくれた時、すっかり小豆島マスターとなっていた彼から小豆島の魅力をたっぷりと教えてもらったから。モーリー、きっかけをありがとう!! なんとなく不便なイメージがあったものの、今回改めて自分で行くとなってちゃんと調べてみると、港は全部で5つもあるやないの。 高松からだと各港を合わせると一時間に一本以上あるし、本州にも神戸・姫路・日生・宇野とつながってる。 島内の移動はバスになるけど、かわいい名前の「オリーブバス」が定期的に一日中島内ぐるりと走ってくれているし、思ってた以上に動けそうだぞ小豆島。 レンタカーも各港近くやホテルにあるし、効率よく色々見て回りたいならレンタカーが良さそう。 ということで、今回合計3泊したうちの一日はレンタカーでグルグル回り、あと2日は歩きとバスを使って島時間をたっぷり堪能してきました。 関西から来る友達2人と島で合流することにしたものの、それぞれ来る時間も港も違うっていう全くまとまりなく始まった初日は、利便性重視で各港にお迎えに来てくれるリゾートホテルに一泊。安宿に慣れてる人間が久々にリゾートホテルに泊まると、アメニティや無料サービスの数々にテンションあがる。笑 島に一番に到着した私は、ホテルのお手製MAPで周辺の様子をチェック。このホテルは「醤(ひしお)の郷」と呼ばれる古くから醤油や佃煮屋さんが 軒を連ねる場所近くにあり、ホテルから気軽に歩いて散策できるMAPを手作りで作ってくれていたのでその日の予定は近辺散策で完璧。この醤の郷、歩いてるだけであちこちから醤油や佃煮のいい香りがしてきて、この香りだけでご飯が食べれるくらいそそられます。 始めに合流した友人#1と、まずはランチに彼女のお母様一押しのお素麺屋、「なかぶ庵」へ”生そうめん”を食べに行くことに。生パスタは何度か食べたことはあっても、生そうめんとはいかに。 すぐ横が製麺所になってて、その脇で直売所と食堂を兼ねたような場所があって、そこで生素麺を頂く。1セット500円。待ってる間に商品を物色していると、なぜかクッキングパパの漫画と作者のサインが。 あれ?と思って中を見てみたら、このなかぶ庵が漫画になんと登場してた。すごい。 など色々感動していると出てきたお素麺はこちら。 ツヤッツヤのプリップリで、素麺=乾麺のイメージが見事に打ち破られます。讃岐うどんを食べる要領で、つるっと ずるるっと 即完食。島での一食目にふさわしい一品でございました。 その後、食後のコーヒーとデザートを頂きに、モーリーお勧めのEATというカフェに。元診療所を改装したカフェらしく、外観からはその殺風景な雰囲気が感じ取れたものの、中に一歩入るとなんとも暖かい雰囲気に包まれた空間。ところどころに診療所の名残の看板やらビーカーのようなものやらが飾られているのも不思議にマッチしてて素敵。のんびり長居してしまいたくなる空気たっぷりでした。 お腹もいっぱいになったことで、友人#2が来るまでの間に、お手製MAPの中にあって気軽に歩いて行けそうだった小豆島八十八か所霊場のうちの1,2番札所へ行ってみよう、ということに。軽い散歩のつもりでその後の風呂上りに飲むワインをコンビニで買って、いざ出発。 と、その10分後くらいにはそのワインを買ったことを後悔しはじめることに。笑。 かわいいイラストタッチのMAPでは「お気軽」なイメージだったけど、結構な急坂を上る本気のハイキングやないの。この道、ワインボトル持って歩く人はまぁおらんよな。とかいいながら、なんとか2番の碁石山(ごいしざん)へ到着。 ここでいきなり度胆を抜かれた。「小豆島は山岳霊場」と耳にはしていたものの、詳しく調べることもなくフラっと訪れただけの私たちの目の前に現れたのは、小豆島の集落と瀬戸内海の島々を一望できる絶景と、山にへばりつくようにして建つ、というよりも、山肌からぽっかり開いた洞窟の中にひっそりと佇む本堂。 その洞窟の中の本堂は暗かったから写真は撮れなかったけど、ぜひこの雰囲気は直に足を運んで見に行ってください。あ、お寺のすぐ近くまで車で行くこともできます。念のため。笑 その後、せっかくここまで来たのですぐ隣(?)にある一番札所、洞雲山(どううんざん)へ。こちらでは夏の決まった時間だけ見れる「夏至観音」が有名とのこと。この日はすでに若干遅かったから翌日見れることを期待してたけど、あいにくの曇りで残念ながら拝観できず。涙。一年のうちの約50日間だけ、しかも晴れた日にしか見れないとのことでかなり貴重な観音像。 これもまた小豆島へ来るいい理由を作って頂いた、ということで。 そんなこんなでお寺巡りを大満喫した後、ようやくホテルにチェックイン。いっぱい汗かいたから展望風呂が想像以上に気持ちいい。そしてようやく運び続けたワインで休憩。 夜は、モーリー行きつけのスペインバル・casa de saca へ。ご夫婦二人でされているスペインバルとのことで普段は旦那様が料理をされているそうですが、この日は諸事情で奥様がキッチンに。すっかり常連になってるモーリーは先に到着してまったり飲み中。この日の料理は「お任せ」。しかしその時すでにずらりと目の前に並べられた色とりどりのタパスの数々がすべて私たちに用意されていたものとは。あっという間にそれらをたいらげて、さらにその後も色々出して頂いて心もお腹も大満足。雰囲気もお味も言うことなし、しかも奥様の話が相っっ当おもしろくて、こりゃあ近くに住んでたら常連になること間違いなしだわさ。 と全員一致でお店を後にしたのでした。 ホテルに帰ってからも久々のレディーストークは尽きず。完全に脱力してダラダラしていると、突然部屋の電気が消えて、なんと友人二人から私の誕生日サプライズが。誕生日は数日前だったから全く思ってもいなかったプレゼントで、二人と夜遅くに協力して頂いたホテルのスタッフの方に大感謝。あぁやっぱり女友達っていいなぁぁぁ。と幸せな気分にどっぷり浸かりながら一日目は終了したのでした。(ちなみにお世話になったのはベイリゾートホテルさん。このケーキもホテルのパティシエさん手作りらしく、朝ご飯のビュッフェもおいしかったし、他にも色々融通を利かせて頂いてサービス満点のとても良いホテルさんでした。 ・・しっかしこのメッセージ。笑  あ、でもロウソクはまだ3本だからそこんとこ夜露死苦;) さて3人揃ったところで翌日は朝から張り切ってレンタカーで島巡り!!・・でもせっかくホテルに朝ごはんビュッフェサービスがあるんだからそりゃ食べていかんとね~。え?1ドリンクサービスある?じゃあ昨日のケーキ食べきれんかったから、残りのケーキと一緒に2nd Coffeeしてから出発しようか~。 て、やっぱりアラフォー?汗。 結局のんびりなスタート。 西回りで車を走らせ、まず向かったのは棚田で有名な中山エリアへ。瀬戸内芸術祭の時に作られたという台湾のアーティストの作品「小豆島の光」が棚田の中にどどんと現れたものの、素材のおかげか風景にマッチしている。ちょうど田植えが終わって少し経ったところだったから稲が青々としていて、横を流れるせせらぎで涼をとっている家族の様子がなんとも微笑ましい。 ちょうどこのすぐ近くに、前から気になっていた「中村農村歌舞伎舞台」があるというので見に行く。屋外の田んぼに囲まれた場所で歌舞伎鑑賞なんて素敵。しかも役者もスタッフもすべて島の人が行う、300年以上続いている行事だとか。次は歌舞伎舞台がある時に合わせてぜひ観に来たい。 モーリーお勧めのこまめ食堂でランチするまでちょっと時間があったので、近くの湧水を見に行くために棚田の間をお散歩。例年深刻な水不足に悩まされている香川県にあるのに、ここでは豊富に湧き出る湧水のおかげでこの美しい棚田ができておいしいお米が食べられるとか。こういうところに本当の豊かさを感じます。 そんな棚田の中で、そんなおいしいお米やお野菜を使って作られるお食事が食べれるこまめ食堂、おいしくないはずがなく。帰ってきてこちらのHPを拝見しましたが、食堂に関わっている皆様の愛情をひしひしと感じました。他から来る人はぜひこのHPを読んで行って欲しいです。 その後、唯一記憶に残っていた寒霞渓へ。残念ながらな曇り空だったけど、晴れ女の意地か?展望台に着いた時、無理やり雲をこじ開けたかのような青空が。そして目の前に広がる、ゴツゴツとした岩場が目だつ、男性的でカッコイイ景観。そこから少し離れた展望台を目指して遊歩道を歩いてみると、マイナスイオンたっぷりですごく清々しい森林道。ロープウェイに乗らないで脇を歩いて登ってこれる道もあるみたいだから、次はぜひそっちを歩いてこよう。ちなみに一番きれいなのは紅葉のシーズンらしい。 さてその後は、ひと足先に関西に帰らなきゃいけない友人#1を福田港まで送った後、せっかく車も借りたことだしってことでまだ行ってなかった北側の海岸線を回って島を一周。今までいた南側は瀬戸内海に面しているからたくさんの島々や港を出入りするたくさんの船が見えていたけど、北側に回ってみると一気に視界が開けて目の前に本州が。いわゆる観光地のような場所も少ないから、ぐっと静かで落ち着いた雰囲気の集落を通り過ぎていく。キモチいい。 そして「干潮の時だけ歩くことができる」といわれるエンジェルロードへ。いや、ポスターとかで見てるとやっぱり気になったんでね。ええ。どんなもんかなって。でも下調べもちょっとしとけばよかったなー、一番潮が引いてる時にだけ歩けるものかと思ったら、その前後が一番キレイに見れたらしい。 てことで、干潮MAXの時に行った私たちが見たエンジェルロードはこちら。 エンジェルロード・・ていうかわいい名前に似合わず、がっつりどっしりと道が現れております。笑。か細い、いかにもイメージどおりなのを見たい方はこうなる1時間前くらいに行きましょう。 さて、そろそろ夕暮れが近づいてきた。この日最後の目的地は、西海岸に位置する重ね岩へ。 まず車を駐車して、参道を見てびっくり。細長くて急な階段が山に向かって延々と伸びている。しかも入口に不動様を祀ってあって、「出迎え口」「帰り道」と丁寧に書いてくれている。こういうお心遣いがありがたい。参拝の御礼をしてから、いざ階段を上る。 一日の終わりにこれがくると結構キツイ。笑 しかも途中から階段はなくなって、ロッククライミング並みの参道に。うほっ。こういう道に血が騒ぐのは歩きバカかしらん。。  とか思いながら登り切った先に見た景色に一瞬言葉を失う。 ちょっと足を滑らせたらそのまま下まで行ってしまう断崖に挟まれた参道の先に見える巨石。 なんとかiphoneのパノラマで撮ってみたけど、うーーーん この写真ではやっぱり感動がイマイチ伝わらないような。。ここから見る夕日は最高だろうなぁぁ。 いやぁいい場所だった。来てよかったね。大満足して岩場を下りていくと、なにやら地元の人たちが背中に重たそうな物を背負って次々と上がってくる。気になってじーーーっと見てると、「明日ここで祭りがあって、今日は宵祭りなんよ。よかったら中でお参りしていってよー」と。 あぁそうなんですね、それではぜひ。と、お言葉に甘えて祠の中へお邪魔する。「よかったらお線香も・・・ あーーー、こんなロウソクしかないなぁ」と大きなロウソクを頂いたので、二人で一本頂くことにして、ふと目の前を見ると見慣れた般若心経が。 おぉまさかここで般若心経にお目に書かれるとは!お遍路プレイバック。偶然にも一緒にいた友人#2はお遍路の相方。これはするしかないでしょう。 去年88か所全部歩き終わった私たちが、まさか思いがけず小豆島でもう一度お遍路の時のように一緒に般若心経を唱えてお参りできるとは。なんとも言えない嬉しさ。久々だったから初めちょっと調子が合わなかったけど、心を込めて唱えさせて頂きました。ここに来させて頂いてありがとうございます。 それを見ていた地元のおっちゃんたちはちょっとビックリした様子で「ほーー!若いのにのぉ!祭りも一緒にしていかんか?!」とありがたいお誘いを頂いたけど、宿のお風呂やらご飯の時間があるんで・・といって丁重にお断りしたら、コーヒーのお接待を頂いた。重いのを一生懸命担いでこられた貴重なもののはずなのに。。 さすがお四国。 いやいや、それにしても今回もパーフェクトな旅の終わりでございました。 あ、でもこの日の民宿を素泊まりにして外に食べに行こうと思ってたら、島のお食事処はどこも閉まるのが早い&予約でいっぱいになるのが常識のようで、この後ご飯を食べる場所には若干苦労したので、小豆島へ行く皆様、お宿は食事つきのお宿にするか、または外に食べに行くなら早めに予約をしておくことをお勧め致します。 ちなみに今回諸々参考にさせてもらったのは、モーリーの生のお勧め情報に加えて以前SENにも泊まりに来てくれた島マスター、松鳥むうさんの「ちょこ旅瀬戸内」でした。本当によくできた本ですごく助かりました。むうさんありがとうございます!


Read the full article →

Camino Portugues 2014

7月 11, 2014

去年に続いて今年もスペインの巡礼の道、今回はポルトガルからサンチアゴへ向かう Camino Portugues、そして最西端のフィステーラまでの合計約360kmを6月上旬に12日間かけて歩いてきました。 まずは関空からリスボンに着き一泊、その後ポルトで一泊。せっかく初めてのポルトガルだから、歩き始める前にちょっとでも街の雰囲気をみれればと思ったんだけど、どっちの街も古い建物がそのまま残っていて、着いた早々テンションあがりまくって「一泊で全部見るなんてもちろん無理だから」とかいいつつ、時間の限り歩き回り、そして食べまくり。 ポルトガルに着いてまず思ったのは、人がみんな穏やかで親切。そしてご飯がおいしい。シンプルな味付けだから、毎日食べても胃がもたれない。笑 その中でも何が一番楽しみ&おいしかったって、そりゃあやっぱりシーフード。 初日の夜にゲストから聞いたシーフードレストランに行ったところ、まだ夜早い時間だったにも関わらず超満席!! 店中に市場並みの怒声が飛び交い、忙しく走り回るウエイターさんたちの手によって運ばれるお皿から溢れんばかりの海鮮たち。いやでも期待が募る。。悩ましい選択肢の中からなんとか選んだのはこちら。 カニのこのデカさ。カニ半分でお腹いっぱいになったのは人生初じゃなかろうか。ウケたのは、ナイフ&フォークと一緒に小さなカナヅチとまな板が運ばれてきたこと。「カニを叩いて食べろ」ということらしい。 従ってガンガン叩いてると、もちろん周りに飛び散ってもぅベッタベタ。日本=ハサミ、ポルトガル=カナヅチ・・笑 何がなんでも残すもんかと完食し、ワインも一本開け、その後「せっかくだから」と向かったファド(リスボンの民族歌謡)のライブでは、約1日飛行機に乗っててあまり寝れなかった疲れが一気に出て、最高の雰囲気のBARの生ライブ中に爆睡してマットに恥をかかすという大失態をおかしてしまったのでした。。汗 翌日、気を取り直してポルトへ。ポルトは旧市街地全体が世界遺産になっているだけあって、どこを切り取っても絵になるようなところだらけ。 街に着いた瞬間にもっと長く居たい!!て思った程。なんとかもう少し時間を取れないかなどなど考えてみたもののうまくいかず、結局2日目もギリギリまで歩きまくって地元の名物料理をランチで食べた後に、ようやく重いお腹を抱えながら今回の歩きスタート地点MATOSINHOSへと向かったのでした。 と、その前にポルト市内の大聖堂にて今回のクレデンシャル(巡礼者としての証明書のようなもので、各地でスタンプをもらいながら歩いていく)をゲット。 発行する各国によってこのクレデンシャルも違っていて、ポルトガルのはカラーでかわいい。なんしかこれで一気に巡礼モードに。 さて、ポルト市内からMATOSINHOSまで電車で移動し、CAMINOのサインを探しながら海岸へ向かう。と、初めのサイン、発見!!巡礼の道を歩く者にとってはこの道中のサインが命綱。帰ってきたよーーー!!!といいながら、楽しみにしていた海岸線へ。 大西洋を左に見ながら延々と海岸に沿って歩いていく。途中ビーチに降りる部分もあって、高知で歩いた大岐の浜を思い出してまたテンションUP。 でもしばらくずっと歩いていくと、確かにまっすぐ行くだけだから楽なんだけど、どこの町もなんだか新しくて同じに見えてきた。新しく開拓された町なんかな?と思っていたら、後でたまたま出会ったポルトガル人に聞いたところ、実は前に大津波が起こってこの辺一体の町が流されてしまったとのこと。 そうだったんや。。  復興が順調に進みますように。 ポルトガルはどこもかわいいタイルでいっぱい ちなみにポルトガルの道は、ポルトから歩き始める人が大半だけど、そこからずっと内陸を歩く人と、私たちと同じく海岸線を歩いてVILA do CONDEから内陸へ入る人、またはそのままずっと海岸線を歩いてスペインとの国境の町、Valencaから内陸へ入って合流する人、という風に分かれる。 そのこともあってか、VILA do CONDEまでは巡礼者にはほとんど出会わず、CAMINOのサインやアルベルゲ(巡礼者用の簡易宿泊所)も少なく、Valencaに着いてから一気に人が増えた、という感覚。 それでも去年歩いたフランスの道に比べると、圧倒的に人が少なくて歩いてる人もポルトガル人・スペイン人がほとんど。標高は高くないけど山道も多く、道中人に会わなくて宿で出会うところとか、四国の道を思い出すことも多し。 山あいの小さな村にあったアルベルゲで、晩ご飯の後に伝統的なセレモニーを見せてもらった 全然英語が通じない人も多くて日本人には今回一人も会わなかったから、スペイン語だけが飛び交ってる時にストレス溜まるたまる。 おかげで四国を歩いてる外国人の気持ちもしみじみ分かったり。私たちの目的である四国を広める草の根活動作戦にとっては良くないんだけど、個人的には人が少ない方がのんびりできて最高なので大満喫してきました。 Valencaから川を渡ってスペイン初めの街、Tuiに入る。たった一本の川を挟んでいるだけなのに、言葉もほとんど同じなのに、建物や人の雰囲気が変わり、違う国に来たという実感が素直にした。何より驚いたのは、ポルトガルではほとんど影をひそめていた私の花粉症が、スペインに入った途端に激しくなったこと。自然と体は何でも知ってるね。 ところでこのポルトガル最後の街Valencaに泊まってポルトガル最後の時間を堪能するか、初めの街Tuiに泊まってスペイン再訪初日を楽しむか、ということはギリギリまで悩んだものの、最終的にValencaで泊まることにしたのが結果、今回の旅のハイライトの一つに。 その日の道中でたまたま出会ったアイルランドの男の子と宿も同じ部屋になり、一緒に街を散策。このValenca、国境にあることもあって元々城壁に囲まれている要塞の街だったらしい。今は要塞の外に街が大きく広がって、一見大きな近代的な街に見えるけど、その要塞の中の町も健在していて(ほとんど観光客向けのようだけど) 城壁の中への入り口。普通に車も通れる その中に入ると雰囲気が一気に変わり、中世のヨーロッパにタイムスリップしたかのよう。城壁に上ってみると、対岸のスペインが一望できた。何重にも取り囲むようにして作られている城壁はまるで迷路のようにも見えて、中を歩けるようになっている。あぁもう一日いたい・・。   どこでもこんな気持ちばっかり。 あまりにも気持ちのいい場所だったから、要塞の中にあったワインショップに入ってワインを一本、そしてワイングラスの代わりをショットグラスを買って、 城壁の上で乾杯。ありがとうポルトガル。最高の時間でした。そしてスペイン、明日からどうぞよろしくお願いします。 ・・と、一つひとつの街について書き始めるとキリがないくらい楽しみながら、いよいよ到着したサンチアゴ。でも今回はその先のフィステーラに向かうこともあって、私たちにとっては道中の美しい街の一つのような感覚で訪れた。 サンチアゴに到着した途端、フランスからの道をはじめ各地から訪れた巡礼者たちで大賑わいの空気感に包まれる。去年と違ってたのは大聖堂が改装工事中だったことくらいかな。 でもあぁ、やっぱり好きだな この幸せな空気溢れる街。聖ヤコブに御礼参りをし、翌日からの歩きに備えてゆっくり休む。 サンチアゴからフィステーラに向かう行程は、なんだか映画でいう番外編のようで、それでいてこれからが始まりのような。サンチアゴを出た後はしばらく森の中の道が延々と続いたかと思うと、最後はターコイズ色の大西洋が目の前にバーンと広がる道を、WORLD ENDに向かってひたすら歩く。 それにしてもこの大西洋の色の鮮やかさには目を奪われた。どういうわけか、今までのフィステーラの写真はどれもちょっと曇ったような色の空に海の色だったから二人ともこの海の色を見ただけで今までの疲れが取れ、同時に早くその海辺へ行きたい!!て気になって ついつい歩調が速くなる。 誰だ こんな粋な言葉をここに書いたのは。 一番テンションが上がった瞬間。 いよいよフィステーラの町に入った後、巡礼道のマークがビーチへと続く。なんて良くできてるんだろう。最後の2kmくらいを、長い長いビーチの横を歩いて行く。疲れた足を癒すように海に入りながら終点へと歩く人、惜しむように貝殻などを拾いながら向かう人・・。 そうしてフィステーラに到着した後、遅い夕日の時間(夜10時!)を待って最西端の灯台へ。 同じく歩き終えた、スッキリした表情の巡礼者たちが集まっていて、それぞれの思い出を話してる間にいよいよ日が沈み始める。 それを、まるで映画でも観てるかのようにただじっと見守り、誰一人動かない。そして最後の最後の光が消えた時、拍手が沸き起こった。 無事にここまでこれたことへの感謝か、自分を褒めたたえてか、みんなそれぞれの想いを持ちながら過ごした最後の時間。素晴らしいエンディングでした。 ありがとう CAMINO!!! 巡礼最後の〆は、やっぱりガリシア名物のタコ Pulpoで。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * ◎今回の草の根活動結果◎ 前回より出会う人数が圧倒的に少なかったことで思った以上に広めることができなかったのは残念だけど、その分一人一人と深く話ができました。 <四国遍路のことを伝えた人> [...]


Read the full article →

★ねむねむの木 投げ銭ライブ★

4月 9, 2014

「ねむねむの木」の、最っっ高にラブリーな二人が松山に帰ってくる!!! 去年、初めて聴いた瞬間からこの二人の醸し出すなんともかわいい雰囲気と独特の音楽にすっかり惚れてしまいました。まだ聴いたことのない人&もう一度聴きたい人、お見逃しなく♪ 4月20日(日) 7:15pm 開場 7:30pm スタート 入場無料★投げ銭お願いします★ *当宿宿泊以外の方は、1ドリンクオーダーお願いします。 *できるだけ公共交通機関でお越しください。お車でお越しの方は近くのコインパーキングをご利用ください。


Read the full article →

★English トラベルカフェ/ Dogo Sen Guesthouse★ OPEN

3月 15, 2014

簡単に言えば都市によくある「英会話カフェ=外国人とお茶しながらお話する」ですが、それを「DOGOという国へ旅行に行き、同じ宿(SEN)に泊まっている外国人とラウンジで話す」感覚でフリートークするトラベルカフェを、不定期でOPENします! クラス中は英語のみ。終わるまで英語だけ使って頂きます。 (ホテルチェックイン~フリートーク) うっかり日本語を話した方にはイエローカードを渡します。3回でレッドカード=罰金100円または罰ゲーム?!とはいえ、構えすぎずに「英語環境に慣れるチャンス!」と思ってお気軽にリラックスしてご参加くださいませ★ 1つのグループに外国人1人+日本人最大5名まで。 日によってはその傍で実際に色んな旅人がチェックインしたり寛いだりしていますので、もっと多くの外国人に囲まれる可能性もあります。 対象:外国人と楽しくフランクに話してみたい!旅大好き!ちょうど近々海外旅行に行くからその前の練習に!英語を習っているけど実際に話す機会がない!などなど、基本的に英語と旅が好きならどなたでもOK。 日時:①3月30日(日) ②4月2日(水) 16:30-18:00くらいまでで、約90分(開始前後の簡単な説明時間など含む) 場所:泉ゲストハウス 1階ラウンジ 費用:1500円(ドリンクつき) 定員:10名 参加ご希望の方は、 ・お名前&お電話番号 ・ご年齢 ・参加ご希望日 を、info@senguesthouse-matsuyama.comへメールしてください。その他、ご質問などもお気軽にどうぞ:) 各日、定員に達した時点で受付終了とさせていただきます。


Read the full article →

2周年×新ヘルパー×ライブ+α

3月 6, 2014

Mar 4th 3月4日、おかげさまで2周年を迎えることができました! あまりにもあっという間に2周年が来てしまい、何かしようか~と考えてるうちに絶対行きたいと思ったイベントが同じ日にあることが分かったため、今年はそのライブに行くことをメインに置き、事前告知はなしで静かにピザ&ケーキでお祝い。たまたま昨日宿泊してくれて、急な告知にも関わらず参加してくださったゲストの皆様(そして私たちの無理やりな外出を優しい目で見守ってくださった皆様)、ありがとうございます! それなのにたまたま超リピーターゲストのケンちゃんが泊まりに来てくれることになったり、広島花宿マネージャーが泊まりに来てくれたりと、偶然にしてはできすぎてるような顔ぞろえ。 そしてついでに4日はマットの誕生日でもあり、さらにさらに、新しいヘルパースタッフ、Rachelも前日からSEN入り!彼女は去年台風の時に足止めをくらった、チームお遍路のうちの一人。これから2か月手伝ってくれますので、松山の皆様、歴代のヘルパースタッフ同様、これからあらゆるところで目にするであろう彼女をどうぞよろしくお願い致します。 そしてパーティーは2時間弱でサクッと切り上げ、イベント会場、おなじみワニとサイへ。 谷本光氏・・まだ20代なのに相当のギターテクニックを持つ、という前評判だけ聞いて行ったところ、いつも以上に超満員御礼のワニとサイ。そして演奏はというと、本当にギター一本ですべて操っているとは思えないほど、ヘアピンやらカードやら、ありとあらゆるものを使ってシタールや沖縄三味線やカリンバなどなど、様々な音を造り出す彼。この音はぜひ一度直接聴きに行く価値ありです。日本各地で頻繁にライブをしているようなので、ぜひお近くの方は聴きに行ってみることをお勧めします。 他にプロのバイオリニスト、酒井麻衣子さんやいつも以上に色気を出して舞ってくれたラブリーノ、ラップとのコラボあり(+豚のベティちゃんももちろん途中で乱入)、いやーーーー、本っ当に一晩でいろんなものを見せて頂けて楽しい夜でした。ありがとう!!!!! この2年は本当にあっという間で、思い返しても楽しかったことばかり。特に一番感謝すべきことは、なんといっても松山の人々、ゲストの皆さん、その他ありとあらゆるところから繋がってくださる人々とのご縁。たったの2年間で一体何人の人とのご縁を頂いたか、数えることができません。 ところでそんな私たちを助けてくれた歴代の外国人ヘルパーたちは、一度SENに泊まってくれたゲストたちで、その後帰ってきてヘルパーになってくれた人ばかり。そうやって彼らが帰りたいと思ってくれたのも、いろんな場所で彼らに親しく、仲良く接してくれた松山の皆様のおかげです。どこかに遊びにいく度に誰かと友達になって、そしてまたSENに新しいご縁をたっくさん運んできてくれました。直接まだお目にかかっていない、間接的に力を貸してくださった皆様にも、この場を借りて御礼申し上げます。 そして隠れヘルパーの万能まいこちゃんに、大阪からわざわざやってきて手伝ってくれたわかちゃん、本当にありがとう★  3周年は大きくお祝いしようと思っていますが、まずはその日を迎えるために日々を大切に、楽しく、丁寧に紡いでいくこと。 3年目も皆様、どうぞSENをよろしくお願い致します。  


Read the full article →

2014年はじまり

1月 12, 2014

はっ!!!!!!! と気づいたら、2014年になってもう12日もたってるじゃないか。 英語のページとfacebookではUPしていたものの、日本語のすっかり遅れをとってしまいました。すみません。 こんなわたくしめではございますが、皆様本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて帰国直後に即年末を迎え、気持ちが追いつかないままに2014年の幕開けをした私たちではありますが、とーっても素敵な&2013年の締めくくり&2014年のスタートをきることができました。 大晦日はみんなで年越し蕎麦&おにぎりを食べ(今年は出汁がうすかった・・ごめんなさい。。)、その後ナイトツアーを兼ねて石手寺へ。 今年は去年よりちょっと早く到着したので、着いたときはちょうどキャンドルナイトの準備の真っ最中。日頃の御礼を兼ねて、ゲストたちと一緒にキャンドルのお手伝い。去年は見て楽しませてもらっただけだったので、実際にお手伝いさせてもらうことで逆の立場から見れたのが楽しかったです。 ・・それにしてもすごい数。しまいには各自手分けして手際よく数をこなしていった私たち。それにしても、外国人がこうして日本の行事に参加してくれるのはいい絵になるようで、この周りにはたくさんのカメラマンたちが。笑 そうこうしてるともう年明けまであと少し!! ステージ前に移動し、仙九朗さん率いるロスコンドルスの奏でる音を静かに聴きながら、ワタワタしていた心を落ち着けて新年の準備。 そして荘厳な雰囲気たっぷりの般若心経の読経の後。 あけましておめでとうございます!!! その後私たちは、氏神様である松山神社へお参りし、無事に今年も健康で気持ちよくスタートさせてもらうことができたのでした。 朝は2回に分けて振舞い雑煮。すると、北海道からのお客様から、なんとも艶やかな「北海道に昔からあるお正月ならではのおやつ」の差し入れが。餡子でできてるそうですが、雑煮にベストマッチしてとってもおいしかったです。 今年はY君がいなかったので、我が家のすまし汁スタイルのみ。いつかお節も振舞おう。。いつか。。。汗。 そして元旦の夜は、楽しみにしていた「宙音(ソラオト)」さんライブ!!!!! SENにある木々たちも上手に使って、彼らのオリジナル舞台を作ってくれました。素晴らしい。 そしてその奏でる音はというと。エアコンの音さえうるさく感じて切ったくらい、シンとした夜に響き渡る、澄み切った音の数々。 それをひとつも溢さず受け取ろうと、目を閉じたりしながらそれぞれに聞き入るゲストたち。こんな狭い空間での踊りとは思えないくらい大胆に舞ってくれたSAYURIさんの美しさ。 途中、ワークショップ的に実際にこの不思議な楽器、ハングドラムをたたかせてもらいましたが・・  意外に難しい!!!!特に「共鳴」させるには1年くらい練習が必要だとか。恐れ入りました。 とにもかくにも、この上なく素敵で楽しい元旦でございました。宙音さん、本当にありがとう!!!! ところで・・。こうした時間を過ごせたのも、もちろん新しいゲストの皆様やアーティストの皆様のおかげですが、さらに盛り上げてくれたのはリピーターゲストたち。去年1月に1週間近くSENに泊まりながら、毎日いろんな温泉に行っていたフランス人のAxelが今年は大晦日に帰ってきてくれたり、同じく去年一泊だけしたMikeが今年はボランティアスタッフとして松山に住みついて今回も楽しませてくれたり。 それから、SENには残念ながら泊まれなかったものの、わざわざ会いに寄ってくれたサオリさん!本当に嬉しいサプライズであり、あぁ、だからこうやって、みんな帰ってきてくれるゲストハウスを造りたいんだった。と、新年の節目に再認識させていただきました。本当にありがとう。 というわけで、まだまだ発展途上な私たち二人ではございますが、今年はさらに新しいことにもどんどん挑戦しつつ、こういった芯は変えずに精進して参りますので、今年もSEN GUESTHOUSEをどうぞよろしくお願い致します。  


Read the full article →

滑床渓谷キャニオニング研修レポート

10月 6, 2013

Oct 4th 滑床渓谷にある「フォレストキャニオン」の方がSENに来てくれたのは今年の冬のこと。 その時詳しく話を聞いてからずっとやりたいと思っていたキャニオニング、ついに行ってきました!! (※滑床(なめとこ)渓谷:その名のとおり、渓谷全体の岩盤が清流で洗い清められ、滑らか、かつ柔らかさを持つ、自然にできた渓谷。愛媛県と高知県の境目、足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園の一角にあります。日本の滝百選にも選ばれた雪輪の滝を筆頭に、多くのスライダーポイントを擁する日本屈指のキャニオニングスポット。この川は四万十川水系の支流でもあります。)・・・書いてて改めて思ったけど、アウトドア好きならここに行かなくてどーする?!ていわんばかりのキーワード満載だぁぁ(><) 松山を10時に出発して高速を使わず行くことにすると、松山市内を出るのに渋滞で意外に時間がかかったり+私のトロい運転で走ること約3時間で滑床渓谷へ到着。でも運転ベテラン者なら高速使わなくても3時間弱、高速を使えば1時間半~2時間で着きます。意外に近いぞ滑床渓谷! 途中「道の駅 みま」に立ち寄り、名物のランチバイキングを頂く。どれを食べても優しい味で本当においしくて、広々としたお庭で食べれるのでここでまったり休憩・・ と行きたかったとこだけど、時間がなくて15分でガッツいて食べて終了。次回は本当にここを目的地にして来たいくらいステキな道の駅だったので、近くを通る方、ぜひランチに行ってみてください。 そしてその後グングン山の中へ。お猿やイノシシに注意!の看板率もグングン上昇。 いよいよ着いた滑床渓谷、フォレストキャニオンさんの事務所は渓谷の真横という最高のロケーション。着いて即効気に入ってはしゃぐ私たちを皆さん温かく迎えいれてくれました。 簡単なアンケートを記入して、用意してくださったウェットスーツなどに着替えて完全装備。おぉ久しぶりの本格的アクティビティ!テンションあがる!! 簡単な準備運動をしてから、いざ出陣。。と歩いてホントに数秒で初めに水に慣れるためのスポットに到着。今回のカリスマガイドさん曰く、ベースからキャニオニングできる場所までがこれだけ近いのは日本でここだけだとか。他のところは車で20分くらい走らないといけなかったりするそうです。ということで、とーっても気軽な感じでスタート。 ・・と思いきや、いきなり「慣れるためですよー」と、高台からのジャンプ!!前世はお魚さんだったんじゃないかと思うマットは別として、私は泳ぎが苦手。。でもライフジャケットがあるからと、ここは強気でジャンプ!!! 鼻に水が思いっきり入ってブサイク全開になったものの、無事にクリア。 「はーい、じゃあどんどん行きますよー!!」と、陽気かつ軽快な今回のガイドさん、ゴエモン。そして彼こそがSENに泊まりにきてくれて繋いでくれた営業さん。聞けば小さい時から滑床渓谷を遊び場として育ったので全て知り尽くしてるという、まさに天然のガイド。頼もしいぃ。 ちなみに、普段は1人のガイドで10人くらいまではガイドするとのことですが、今日は特別に動画も撮ってくれるとのことでもう一人のガイドさん、カイチも同行。こちらの彼も聞けば出てくる出てくる、ヨーロッパを自転車で旅した途中にデンマークのワーホリで”アクティビティ”を勉強して、トライアスロンやら口から火を吹く技術まで?!まさに”アクティビティ”ならオールマイティーにこなす達人。こんな二人にガイドして頂けるとは、もぅこれは安心しきってお任せしましょう。 ・・しかし次に迎えた沢登り(?)、1回目は二人ともあっさり流され、2回目はマットはクリア、私はズルしてちょっと逃げてなんとかクリア。。 そしていよいよスライディング!!初めは怖くてビクビクしてたけど、滑ってみると、たのしーーーーーい!!!スーパーマン式にやってみたり、後ろ向きになってみたりとしばし楽しむ。出合滑というスポットで、なんと一枚の岩でできているからぶつからずに滑ることができるとか。 「はい、じゃあここはレベルを5段階でいうと、レベル2、ね!小学生レベル!!」 ・・なんと?? ここでちょっとビビり始める私。でもやっぱり「はーい、どんどん滑っていきますよー!」と、一行はさらに上へ。 次に現れた「レベル3」のスポット。ここでは手前の岩肌から滑り始めて水に入るという。。結構角度あるんですけど。。 躊躇したけど、ここもなんとかクリア。 さらにどんどん登る。ところで渓谷の横は歩きやすいハイキングコースになっていて、次のスポットに行くのにこの道を歩いていくんだけど、ここがまたキモチいい。ハイキングしてる人たちがキャニオニングしてる私たちをみて嬉しそうに手を振ってくれたり。反対側にある宇和島と続いてるらしく3時間くらいで来れるらしいので、次はぜひ宇和島からハイキングで山を越えてこよう。 とか考えながら登っていくと、今度は岩の上にある橋からロープで岩肌を降りていくという。スパイダーマン?!見本を見せてくれたカイチは軽快にカッコよく降りていくのに、私の時はもうどこに足を置いていいやら分からずなすがままに。。 そうしていよいよ辿り着いた、全長40Mの天然の滑り台「雪輪の滝」!日本で唯一「滑ることのできる」滝だそう。 「実は滝自体はもっと上まであるんですけど、そこから人間が滑るとスピード出過ぎて死んじゃうんでできないですけどね~。40Mが限界です。あ、僕、一度80Mくらいのところから滑ったことがあるんですけど、”間違えて”。ちょっとコワかったです。笑」 というようなことをさわやかな笑顔で話すゴエモンの雰囲気から、あぁ、じゃあさすがにここは滑らんのやな。(よかった)。て安心して休憩してると・・。 「じゃ、登りましょうか!」 ・・・行くんですか!!!! 密かにレベル3のところで、もうこの上はリタイヤしようと決めていたのに。。気づけばスライダーポイントにいるじゃないか。2人繋がって滑るというので、必死で先頭は回避して、あとはもう腹をくくっていざスタート。 スピード、出る出る!!  ・・・先頭、行ってもらってよかった。。。先頭になったマット、思いっきり鼻の奥まで水が入った様子。労る様子を見せながら安心している私。笑。 ちなみにここでレベル4。いよいよのレベル5は、その滝の真横にある「落合淵」に飛び込む+α!!!! この時点で水が結構冷たくなってきて寒くなってたのもあって、レベル5は丁重にリタイアさせてもらった私ですが、マットは大喜びでやって無事生還しました。 ・・と、改めて振り返ってみるとなんて ヘタレな私。苦笑。でもでも、大自然の中できれいな清流に揉まれまくった後はとーーーーっても爽快で、カラダも心もまとめて洗濯機にかけて洗濯されたような清清しさ!!!!で、あれだけビビッてたのに一度経験した後は、たぶん次はレベル5もできるはず!て気になってるし。笑。こうしてみんなリピーターになるんですね。(ちなみにリピーターさん、かなり多いそうです。そしてみんな次はもっと激しいところへ!!と要求してくるとか。笑)それにしても不思議なのが、自然にできた渓谷の中でこれだけガンガンに滑っても、今まで一人も怪我した人がいないそう。子供の時は装備なしで滑ってたそうですが、それでも平気。まさに自然が与えてくれた、天然の遊び場。 ところでここにUPしてる写真は全部ガイドさんの二人が撮ってくれたもの。普段は一人で最大10人までガイドして、盛り上げながらみんなの安全を守り、かつベストなアングルで写真まで撮るというマルチっぷり!!素晴らしいです。 終わった後、フォレストキャニオンのHPを見てから気になっていた「ぽっぽ温泉」へ。なんと駅の2階にある温泉です。しかも露天風呂あり。キャニオニングでどっぷり水に浸かって冷え切った体にはこの上ない贅沢。しかもこのかわいらしい名前もさることながら、地元の方たちがのんびり寛いでお話してる様子を見てると実家に帰ってきたかのような安心感。 そうなのです。今回、キャニオニングが目的で遊びに来たこちらの愛媛県松野町、「森の国まつの」と歌っているだけあって豊富な緑に囲まれたマイナスイオン溢れる町であり、感動したのは人々の穏やかさに優しさ。普通に道の駅の公園を歩いているだけで挨拶してくれるし、今回お世話になったゴエモンが他にもたくさんの人と繋いでくれて一緒に楽しくご飯を頂けたり。たった一日だけでしたが、町全体に広がる優しい空気感に包まれて二人とも松野町の大ファンになりました。 時間がない人は、高知へとつながるJR線にあるので途中下車してぽっぽ温泉に入るだけでもよし、でもできればぜひ何泊かしてキャニオニングにハイキング、そして温泉にと、大自然と人々の優しさにどっぷり浸かっていただくことをお勧めします。 ちょうど帰ってきてから見つけた、ゆっくり旅するのにもってこいの情報。「サイクルトレインにゃんよ号」!(←この後区間延長して窪川駅まで行けるようになってます) 自転車を電車に乗せて、気ままに乗り降りできます。自転車がなくても「道の駅みま」「虹の森公園」でレンタサイクルもあり。このあたりは温泉天国でもあります。 いやー、やっぱり四国はいいね!!そして広い!!!まだまだ知らないところがたくさんあるからこれからも一つずつじっくり勉強して、これからもっと四国ファンを増やしていくよーーー!!            


Read the full article →

成龍酒造さんプレゼンツ★「日本酒を楽しむ会」

9月 28, 2013

Sep 20th (Fri) ちょいと遅れましたが、先日20日に開催した「日本酒を楽しむ会」のレポートを。 一言で言うと、大成功!!! 定員の15名キッチリの満員御礼で、成龍酒造さんから6種類のお酒と奈良漬けになんと「食べる甘酒」という最高のデザートまで頂き、つまみに酒粕ピザに夢の家レシピの肉味噌、アーティチョークのクリームチーズを添えて、おいしく楽しくあっという間に時間が過ぎました♪ 最後にはもはや「利き酒」ではなく「飲み放題」状態で全員相っ当いいかんじに。笑 でもおいしいお酒っていくら飲んでも全然悪酔いしないんですねー!一歩大人に近づけたような気になった夜でした。 お集り頂いた皆様、そして何より成龍酒造のヒデさん、ありがとうございました!!!!お会いしてすぐなんとなく「こういうことできたら面白いですよねー」とちょっとつぶやいたら即実行してくださった、フットワークのすごく軽い西条市の若手ホープさんです。とーーっても丁寧できもちのいい方で、こういう方がキモチを込めて作られているお酒がおいしくならないはずがない!!と、会に参加された全員が思ったんじゃないでしょうか。 そんな成龍酒造さん、来月10月27日(日)に「酒蔵開放」と称して大イベントを開催されます。酒蔵の中を見学できるのはもちろん、利き酒や獅子舞、近隣からおいしいものもズラリ。石鎚山のお膝元、来月は山登りにも最高の季節。ぜひ西条で一泊して、ゆっくりお酒と秋の空気を楽しみいってみてください★ 詳しくはこちら⇒成龍酒造酒蔵開放


Read the full article →

面河渓(オモゴケイ)

8月 26, 2013

Aug 26 愛媛では本当に久しぶりにまとまった大雨が昨日から続いてます。久々すぎて雨の音が気持ちいい。日本最高気温を高知で観測されたほど暑かった日がもうかなり昔のことに思えるくらい今日は涼しくて、秋の訪れを感じて早速ワクワク。四季を愛する私たち日本人だけど、在日歴3年目のマットも最近外国人ゲストに日本の四季を説明するときに「まるで4つの違う国にいるのかと思えるくらい、季節によって人も食べ物も景色も全然違う」と説明していて、旬の野菜や果物が御用達のダックスーパーマーケットで破格値で並ぶたびに興奮しているあたり、同じように四季を愛する日本人ぽくなってきたのを感じる今日この頃。 さて夏休みモード満開で初めての方から嬉しいリピーターさん、お友達のみんながすごい楽しそうだったのに即発されて、私たちもお盆明けに一日だけ小旅行してきました。 今回行ったのは、松山から2時間弱、石鎚山の南方手前に広がる名勝、面河渓谷。暑苦しい夏に見るだけで涼しくさせてくれる、透き通った色の水が流れている写真を見るたびにずっと行きたくて気になってたんです。あぁ早くこの水の中に足を突っ込みたい!!そんなせわしい気持ちに押されまくり、チェックアウト後のお掃除をさっさと済ませてレンタカーを借りて、いざ出発。 松山から面河渓に行くには、そのまま南に下って砥部→三坂峠→久万高原経由で行くルートと、東温市に入ってしばらく東へ向かった後しばらくクネクネした道を走る山道ルートがあります。でも今回行きはまず通ったことのない山道ルートから行くことに。 ツーリング用の地図には「コーナー連続、練習と思ってがんばろう」ていう注意書きがある道。さー どれ程くねってるのか。と思って突入してみると、いやー、ホントにくねりまくり。しかも細くて長くて、さらにバスが来たときはホンマ勘弁して!!でも景色は最高によかった。山に近づくにつれてどんどん涼しくなってきたからテンションも上がる上がる。(こっちの方が近そうに見えたけど結局スピードが出せなくて時間がかかるので、行きやすいのは三坂峠経由だということで帰りはおとなしくそっちから帰って来ました。) そんなこんなでなんとかたどり着いた面河渓! 写真ではうまく撮れてないけど、本当はもっと水色や緑や複雑に色が交ざりあってて、すごーーーいキレイ!!!水が透き通ってて底まで見えるし、色が変化して見えるし、石肌はスベスベ。一気に清涼感満点。 着いたときはもう夕方5時過ぎだったけど、まだ親子連れが水遊びしてたりしてて明るかったので、軽く散策して今夜の寝床探しスタート。そしたら面河渓に3つもキャンプ場があったので、そのうちの一つ、鉄砲石川ルートにあるキャンプ場に決定。それにしても、どのキャンプ場もちゃんと調理用の台も水道もきれいなトイレも完備してくれていて、無料~400円。素晴らしい。しかもその日はお盆直後の日曜日だったから他に誰もいなくて、キャンプ場貸切! 今回は簡単に来る前に仕込んでおいた串焼き。シンプルに焼くだけだけど、それがやっぱりキャンプでは一番。 おなかいっぱいになって早く寝床へ。手が届きそうな星空を真上に見ながら寝る幸せ。次の日も朝日でさわやかに早く起こされて、水辺でコーヒーと朝ごはんを食べた後、手ごろなハイキングコースがあったので歩いて散策。 そしたらこの地といえども汗びっしょりになったから、いよいよ水遊びしようと思ってマットは早速水辺へ、私はのどが渇いたから先に飲み物を買いに自動販売機へ。 飲み物を買って水辺に帰ってくると、あれ、いない。。  あ、いたいた、あーーーんな遠くまで行ったんや。 私を見つけたらしく、何か言いながら近寄ってくるマット。おー、楽しそう。これは写真撮っとかな。 ・・でも近づいてくると、声が楽しそう、というよりは何か叫んでるような・・。 「虫が大量に襲ってくる!!!!!!!!イタイ!!!!!!!」 「????????」 どうやら大事になってるらしいとやっと気づいて助けようと思ったものの、どう助けたらいいんだ?とりあえずタオルを持って近づいて行ったら、確かに彼の周りだけ大量の虫がブンブン飛んで集中攻撃してる。でも私の周りには一匹もいない。虫の領域を侵して怒りを買ったのか?!濡れた人間だけ襲ってくるのか?! 何が起こったから分からない、錯乱状態のマットがようやく石の上にあがって体を拭いていくと、虫も少しずつ離れていってくれて、あぁよかった。刺された瞬間は猛烈に痛かったらしいけど、後には残らなかったので一安心。でもこの騒ぎで私の水辺でのんびり時間はお流れに・・。涙。 でも景色はしっかり楽しんできました。 ともあれ、大自然の中で思う存分リフレッシュできた気持ちいい時間でございました。今度は面河渓から石鎚山登山に行ってみよう。 で、後日、いつもお世話になってるT-Mountainさんに遊びに行ったときのこと。 「面河渓行ってきましたよー!」と、いつもさわやかでナイスガイのテツさんに言ったところ、「あ、大丈夫だった?」の返事が。 ・・何が?? 「虫。多くなかった?」 ・・・・(もうすっかり忘れてたけど)「!!!!!!」 テツさん曰く、夏は水辺に多いアブか、手足が白いハエかとのこと。特徴を言うと、まさにマットが襲われた虫たちのことだったらしい。お盆が過ぎて涼しくなってくるといなくなるとのことで、ちょうどまだいらっしゃった時だったんですね。。 知りませんでした。さすが山の達人、テツさん。今度どっか行くときは先にアドバイスを聞いて行こう。 ということで、今度は寒くなる前の滑床渓谷&四万十川トリップ計画中★    


Read the full article →

スペイン Camino de Santiago巡礼 2013

7月 15, 2013

スペインのCamino de Santiago巡礼を歩いて帰ってきてからあっという間に一週間経過。なんだかもうスペインにいたのがかなり前のような気もするけど、腕の日焼けの跡と確実についた足の筋肉の重みを感じるたびに、あぁまだ最近のことだったと思い出す今日この頃。 Camino de Santiagoの780kmを歩いた一ヶ月間、毎日朝早く起き、ひたすら歩き、食べ、寝て、出逢った人とたくさん話し、寝る。持ち物は最低限必要なものだけ入れたバックパック6kgのみ。 「歩く」という動きは人間が生まれて初めて歩き始めた時から毎日自然と行っている動き。それを毎日延々と続ける。 懸念事項といえば、2回目のコーヒー休憩の場所、どこがあるかな。とか、さすがに今日は歩きすぎて足が疲れてるな。マッサージしてあげよ。とか、そんなこと。いたってシンプル。自分の体と精神に直に向き合う日々。 今回スペインへ歩きに行くことになった理由は、まずは四国遍路を広めに行くこと。 そして、スペインはずっと前から行きたかった国だし、Camino de Santiagoもとても魅力的。四国遍路とは違う宗教観で培われた巡礼の道を歩くことで自分が何を感じるか、すごく興味があった。 実際歩いてみて思ったことは。 どうしても四国遍路を歩いた後だから色々比べてしまうんだけど、まずは当然どっちもそれぞれに特徴と歴史があって、どちらもそれぞれ素晴らしい。 歩く道自体は、お遍路の方が「修行」の意味が濃いからお寺も山の上にあったりして「苦行」を感じるのに対して、Caminoは断然歩きやすい。マット曰く、たくさんの人がSantiagoに行きやすい道を自然に選んで作られてきた道だからじゃないかと。そういわれると納得。元々の意味合いが違う。 歩いてる人はといえば、お遍路よりもかなり多くの人が歩いてるし、西洋人が圧倒的に多いから歩いてる道中も毎晩泊まる宿でも相当社交的。すぐに誰かと話が始まって、一緒に少し歩いたりご飯を食べたり飲んだり。 「自分と向き合って黙々と歩く」修行がしたければお遍路の方が向いてそうだし、「もっと社交的になりたい!」という人にはCaminoはある意味いい修行と訓練の場になるんじゃないだろーか。 それにしても、楽しかった。スペインという国が持つ独特の空気や人々のおおらかさのおかげでもあるんだろうけど、ご飯やワインは安くておいしいし、景色は最高にキレイだし、道中の町はどこにいってもメルヘンの世界みたいにかわいいし、宿泊施設はすごく上手にできてるし。 そうやって歩いてると、お遍路のときに持っていた「修行」の念よりも「ハイキング」の要素が強いことを、私だけじゃなく歩いてる他の人たちからも感じたり。 そんな道中、初めてお接待小屋に出逢う。ボランティアの方たちがみんなにドリンクや果物などを振舞っていて心があったかーくなった。昔はCaminoにもお接待文化が浸透していたそうだけどそれが今はほとんどなくなってると聞いていたから余計に。 そぅそぅ、このお接待精神なんです。何より私たちが一番守りたいこと。地元の人たちがいつまでも続けたいなと思えるように、何よりも歩く人たち自身がこの土地を「歩かせてもらっている」感謝を忘れずに歩いてくれること。スペインも四国も、地元の人たちが道の手入れをしたり宿泊所の提供をしたりしてくれるおかげで安全に楽しく歩かせてもらってるんだから。それを忘れて、便利なことに慣れすぎてる人がとても多い気がします。   ともかく、目的地のSantiagoに着いたら、いったいどんな気持ちになるんかな。ていうのが自分でも想像がつかなかった。お遍路の時は、終わって嬉しいのと同時に寂しい気持ちや今までの思い出が走馬灯のように駆け巡ったんだけど。 そしていよいよ迎えたSantiago。 Santiagoへ向かう日の朝は、巡礼者同士が会ったら声をかけあう「Buen Camino!」ていうお決まりの挨拶が、 「もうすぐやね!」という意味に聞こえる、今までの疲れがどこかへ吹き飛んだかのようなみんなのイキイキとした笑顔。 路上で演奏していたバグパイプの音が荘厳さを増徴させてくれた大聖堂への入り口。 大聖堂の前で抱き合ったりして喜び合う巡礼者たち。 歩き通した証明書をもらえる事務所の前で偶然同じ時期に歩いて何度も出会った歩き仲間と再会して喜びあったり。 そんな様子を見ていると、ツアーで来て少しだけ歩いた人たちや、歩きじゃなくて車や自転車で来た人、観光客。。 手段は色々あれどもぅそんなことはどうでもいい気持ちになってきて、 「なんてHappyな空気に満ちた場所なんや。来る人がみんな幸せな気持ちになれる場所。それってすごいやん。」 て思うと、この場所に来れたこと、居れることに感謝して、さらに幸せな気持ちになった。 一ヶ月、二人して大きなケガも病気もなく歩き通せたことに感謝。時間切れでSantiagoの先の”World End”Finisterre行きはは 泣く泣く断念したけど、Santiagoまで来れてよかった。 ****************************** そして一番の目的の四国遍路を広めること」について。 これは色々発見があっておもしろかった。 まずは数字でご報告。 ◎四国遍路について話をした外国人  計114人 <内訳> アメリカ 20 スペイン 14 ドイツ  14 オーストラリア 13 フランス 8 アイルランド 7 スウェーデン 6 イタリア 6 イギリス 5 オランダ 4 韓国   3 スイス  3 [...]


Read the full article →

<ヘルパースタッフ募集>

7月 9, 2013

July 9 <ヘルパー募集> SENで夏の間お掃除ヘルパーをしてくれる人を募集します!! ◎条件 基本は住み込みですが、通いでも可。 住み込みの場合は週5日、通いの場合は週3,4日できる方希望。 毎日のお掃除(11時から約2,3時間)と、時々あるイベントやパーティーのお手伝いもして頂ける方優遇します。 ◎期間 7月中旬または下旬~最短2,3ヶ月は確定できる方。 上記は希望条件ですが、状況によっては柔軟に対応させていただきます。 詳しくは直接お電話089-961-1513 または info@senguesthouse-matsuyama.com へご連絡ください★


Read the full article →

あしかけ6年 区切り歩き遍路、ついに満願

6月 2, 2013

May 29 5月28日に香川県の88番”結願所”大窪寺で結願し、その後1日半かけて約40km歩き続けて徳島の一番霊場、霊山寺へお礼参りへ行き、2007年6月から歩き始めて丸6年かかった歩きお遍路、ついに満願!!!!! 梅雨入り宣言したにもかかわらず、時々晴れ間さえ現れた晴れ女っぷり健在の結願。1番に向かうときには視界の隅に黒々とした雨雲が広がっているにもかかわらず、私たちが歩を進めていく場所だけスポットライトのようにその雨雲をぽっかり広げてくれるというほぼ神がかり的なご守護をいただき、さらには真夏のビーチのような風景も拝ませていただけるなどのご褒美をいただきながらの歩きとなりました。 それにしても、最後の88番が遂に見えたときの、すっごい嬉しいのと同時に起こったさみしいような、もったいないような複雑な気持ち。頭の中で映画のエンディングテーマのようなものが流れ出す。今まで歩き通した人たちの言ってた気持ちをようやく共有できた嬉しさ。そしてこのなんともいえないこの気持ち、達成感を味わわせてもらえたことに対する感謝。 あらゆる全てにおいて、感謝の気持ちしかない。ワガママを受け入れて歩かせてくれた最愛のパートナーと彼の両親、ケガひとつなく元気に歩かせてくれた体を与えてくれた両親やいつも支えてくれる兄姉、いつもいろんな気づきを与えてくれて、お接待を頂いたり、気持ちよく歩かせてくださる四国や地元の方々、疲れた時にふと気持ちを晴れやかにしてくれるきれいな草花や景色。。。そしてなにより、歩き始めるきっかけをくれて、今まで一緒にこの時間を共有してくれたお遍路の相方。 6年かけて、ひとつのゴールに向かうことを心底楽しみにしながら気持ちを変えることなく、しかも仕事や他の環境が変わりながらもいつも一緒に時間を合わせて一緒にその目的を達成する。。 これに似たようなことって今までに他に経験がないし、これからもあるだろうか。お互い環境が変わって別々に歩くことになったり最後まで歩けなくなる可能性だって何回かあったのに。 お遍路のときだけじゃなく、この6年に起こったことが一緒にぐるぐると頭の中を回りだす。 「お遍路を歩いて満願することができたら、自分では分からないかもしれないけど周りからみたら きっと前とは違う何かが身についてるよ」 とは、88番へ向かう前のお遍路交流サロンで色々なお話を聞かせてくださった方のお言葉。 私自身はお遍路がきっかけで、結果人生が大きく変わってここにいる。歩き終わったら何かお役に立てることをしたいなと思っていて、今ゲストハウスを通じてお遍路の情報発信をしている。でもまだまだおかげを頂いてばかり。 じゃあこれからもっともっと、人に与えられる人になろう。今まで頂いた以上に人に与えられるように。関わってくれる人みんなが楽しく幸せになれるように。   おへんろ交流サロンに貼ってあった、子供向けと思われる表示がとても分かりやすくてよかったのでちょっとご紹介。 やっぱりよかった、おへんろ歩いて。 ではこの気持ちをこれからスペインの巡礼、カミノ・デ・サンチアゴを歩きながら草の根活動的に広めてきます!


Read the full article →

お遍路シーズン到来<その④:あしかけ6年・区切りお遍路編>

5月 19, 2013

あぁ ゴールデンウィークやらゲストハウス集会やらLiveEarth Matsuyamaやら、楽しく慌しく毎日過ごしてるうちにあっという間に5月も中旬になってしまった。。 ということで時間がなくなってしまったので(超適当・・)、この前から続けて書いた”お遍路シーズン到来”シリーズ、もっともっと書きたい人はいるんですが、惜しくも今回がひとまず最終回でございます。しかも最後は、私自身。なんや結局〆は自分かいな、と思った方、まぁまぁそう言わずによっぽど時間が余ってしょーがないときにでも読んでやってください。 とはいえ、何を言ってるのか掴めない方のために簡単に。そもそも私たちが今四国の松山でゲストハウスをやっているのも全てはお遍路がきっかけです。マットは4年前に通しで歩き、私は6年前からお遍路の相方と一緒に毎回4,5日間ずつ区切りながら歩いてます。そんな私のお遍路もいよいよ今月末で最終章を迎えます。その最後の歩きに出かける前に、随分時間が経ってしまいましたが去年歩いたときのことをここで回想してから出発しようと思います。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -  2012年6月 ゲストハウスをOPENしてから初めの1年は休みなしで働く覚悟!! と言っていたにもかかわらず、梅雨を理由にオープンして3ヶ月後の6月上旬、ちょっとだけお休みして、私は1年ぶりにお遍路歩き、マットは熊野古道を歩きに行ってきました。 前回はちょうど約一年前、最終日に泊まったお宿の女将さんに猛烈におススメしてもらったおかげで、急遽予定変更して超強行で登った石鎚山。 お遍路歩きをしている割に、基本的に各寺社では「感謝」するだけで「お願い事」はしないんだけど、そのときはまだゲストハウスの物件が見つかってなく、石鎚山の麓にいたときからすごく山のパワーを感じ、自然に「いい物件とご縁がありますように」と心に願ってしまったおかげか。 その2ヵ月後に今の物件に巡り合い、その後トントン拍子に事が進んで今がある。これはぜひとも御礼参りに行かなくては。 でも今回は石鎚山まで登る時間は取れなかったので、まずはそのおススメしてくれた女将さんと、ちょうど道中にある石鎚神社にお礼参りしてから、さていざ出発。 思えば一番初めに歩き始めたのはかれこれももう5年前。区切り打ち(歩き)だから、毎回季節も違うし自分や相方の環境も変わってる。歩くたびに、気づくこと、気づかされることが毎回毎回、ある。 そんな今回は、いつも以上にいろんな人に話しかけてもらうことが多かったような?そして個人的に不思議な感覚だった1つは、今まではいつも将来どんなゲストハウスができるか、とかを考えてたのに、今回はそのゲストハウスをお休みしてきてるとは。しかも一泊目に泊まった民宿で、SENに数日前に泊まってくれたお客様と遭遇!!Mさん、驚かせてすみません(笑) そしてもうひとつは、なんといっても我が地元香川県にいよいよ入ったこと。「いつになったら香川にたどり着けるかな~」って言っていい続けてたのに、ついに!! 地元を出て10年以上、なんども里帰りはしてるものの、待ち望んでいたよこの時を。お遍路姿で帰省(笑) さておき、実家といえど家族総出で恐れ多いほどのお接待をしていただきました。大感謝です。 実家でお遍路ルートの確認中。 何度も通って見慣れた風景を懐かしく眺めて歩きつつも、そのときには全く気づかなかったお遍路道のサインを辿りながら歩いている。「このビュンビュン通ってる車の中に、絶対何人か知ってる人がいるんやろうな~」ていうくらい近いのに、18年居ても知らなかった香川の道や素晴らしい景色に気づく。 「あんなしんどい坂道、二度と行きたないわ」といって本当に二度と行かなかった、一度だけ中学校の遠足で行った「祖谷寺」。今回登ってみると、鬱蒼とした木々の中に浮かびあがるように佇む古いお店や、岩壁に刻まれた仏像「摩崖仏」とか、奥の院が大師堂内にあるとか。 見事に全くひとっつもお寺のことを覚えてなかった。中学生の時ってそんなもんか。。しかも「しんどい坂道」が、たいしてしんどくなかったし(笑) 中でも今回一番感動したのは、73番の出釈迦寺(しゅっしゃかじ)、奥の院の捨身ヶ嶽禅定。前日に本で予習してるとき、なんとなく目に入った「捨身ヶ嶽(シャシンガダケ)」っていう怖そうな名前が気になり。「捨身ヶ嶽禅定」の由来を読んでみると、 ”弘法大師が“真魚”と呼ばれていた7歳の時。我拝師山に登り「私は将来仏門に入り、仏の教えを広めて多くの人を救いたい。私の願いが叶うなら釈迦如来よ、姿を現したまえ。もし叶わぬのなら一命を捨ててこの身を諸仏に捧げる」と、断崖絶壁から身を投じました。すると、紫色の雲が湧き、釈迦如来と羽衣をまとった天女が舞い降り、雲の中で弘法大師を抱きとめました。命を救われ、願いが叶うことを示された弘法大師は、青年になって我拝師山の山頂で虚空蔵菩薩像を刻んで安置し、堂宇を建てたといいます” なんと。これは大事な。 それでも「行けそうだったら行こうか~」と出釈迦寺に着くと、山の中腹当たりにいかにも景色の良さそうなお寺が見える。 そこでお猿で単純な私たち、「せっかくだし、行こうか!」と決定。納経所あたりに「送迎5000円」とかいうサインがあって、えらい高いなぁ と思いながら歩き始めて約5分、その理由を身を持って知ることに。 迂回の道を作る広さがなかったのか、見事にほぼ真っ縦に上へ続く道。距離でいうとたいしたことないんだろうけど、あまりの急勾配に歩けど歩けど進まない。 こりゃ車でも大変やで。はーはー言いながらなんとか下から見えていたお寺に着くと、唯一そこにいたお二人は地元の方らしく、 「ここまで来たら、修行場までのぼらないかんで!そこが始まりなんやから」と。 はて。ここが終点だと思っていたのですが。 そしたらおっちゃんが、「登り口まで案内してあげるわ」と。素直についていくと。。 なんと。石鎚山プレイバック。鎖つきの見事な岩場じゃないですの。 「若いし、2、3分あったら登れるって!」「いやそれはなんでも。。10分くらいかな」とお二人の談義におされ、では登りましょう。 岩場自体はまだ登りやすかったものの、なんせ弘法大師が身を投じたという断崖絶壁。いやー、絶景かな絶景かな。 讃岐平野が正面と背後に見えるみえる。こんな素晴らしいところ、なんで今まで知らんかったんやろう。後で話すると、我が父は来たことがあったらしい。 ゆーてや父。 恐る恐る登りきった先に祭られていた虚空蔵菩薩像様にお参りし、無事に下りてこれた直後に急に霧がかかり始め、あっという間にさっきまでいた場所は霧の中へ。危なかったー、あともうちょっとあそこにいたら本気で怖かった。 安心して下りてくると、もうとっくに麓へ下りたと思っていた先ほどのお二人の姿が。まさか心配して待っていてくれたんですか?? 答えはなかったけど、「よかったよかった」と安心して、さっき一度上っていたはずのお寺へ姿を消したお二人。 。。なんでわざわざ? まさかあの二人は弘法大師と天女だったんじゃあ。。 と、勝手な想像をして、雲辺寺の後の脚には上りよりさらにキツイ下り坂をへっぴり腰でソロソロと下りていったのでした。 その後、金倉寺まで歩いて今回は終了。翌日バスに乗る前に父の助けを得て番外の海岸寺で産湯を使ったという井戸も拝見し、(これも前日のおじさんに教えてもらった)日本でもここにしかないのでは?という、お寺の門に、仁王様の代わりに立っているお相撲さんも拝見し。ちなみにこれも、何百回とこの前通ってたのに初めて知った。そして父は知っていた。というか父が教えてくれた。もっと早よゆーてや父アゲイン。 そんなこんなで今回のお遍路も、いつもとは違った意味で色々とおもしろく発見の多い旅となりました。 残すところあとわずか。終わりに近づくと淋しいような。。といって何度も歩かれているお遍路さんの気持ちに近づいてきました。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - あー、ほんとに今回いよいよ88番まで歩いて、1番に戻るのがすごい楽しみ。そして感慨深い。きっと相方といろいろ思い出しながら歩くことでしょう。その日記はまた後日。いってきます!  


Read the full article →

お遍路シーズン到来<その③:イカした米国おやじ&その仲間たち×アメリカドキュメンタリー番組編>

5月 4, 2013

一瞬見ただけで、多くを語るまでもなく この人は普通の尺度では測りきれないモノを持ってるぜ・・ というオーラを内面から滲み出している人っていう人は、この仕事をしてると国籍問わずに出逢うことがたまにある。 しかもそれがそこそこお年を重ねていらっしゃる方なら尚のこと、どう人生生きたら自分が50や60歳になったときにこんな味わい深さを身にまとえるんやろかと 心底羨ましく、じーーーっと観察してみたりしてしまう。 そういう人ってのはだいたいまず自分をひけらかすことがなく、子供のように純粋でハチャメチャな部分と渋い大人の部分をうまく同居させ、ごく自然に人を惹き付ける空気を身にまとっている。 今から語るのはそんなゲストのお話。 去年の10月、彼は突然SENに現れた。本当に、急に。(つまり、予約なしで飛び込んできた)。 どーやってうちのこと知ったん?て聞くと、実は去年韓国のプサンで発行されている英語のフリーマガジン Busan Hap’s にマットの友人が松山やSENの記事を書いてくれたことがあったんだけど、そのときちょうどプサンでそれを読んだ彼は おっ おもろそうやん!と思ってプサンの後船で福岡に渡り、松山、そしてSENに直行してくれたとのこと。 素晴らしい。大好きですそういう人。 で、お遍路の話をすればするほどグングン興味を持ってくれた彼に、じゃあまずお試しにと松山から気軽に行けるコースをご紹介。しかし時は秋も中頃、彼はまだ半袖にサンダル・・ いやいや、ここは天気いいけど今から行くとこ山だからちょっとそれじゃ寒いよー。まだしばらく日本にいるんやったら暖かい服一枚買っていった方がいいよー。という私たちの助言にも耳をかさず、「はははっ!このベスト一枚あれば余裕!」と陽気にご出発。 まぁ外国人の体感温度おかしいから大丈夫か。 と送り出したその2、3時間後。あ、電話。出ると彼。「ありえん!!雪降ってるここ!!寒すぎて歩けんから、今からすぐ帰る!!」 ・・よりによって雪とは。。 初雪。。 てことでわずか数時間で帰ってきた彼。 でも今回歩けなかったことでますます意欲を沸かせた彼、今回はこれからスノボしに北上するけど絶対また歩きに帰ってくるわ!!と言い残して最終地北海道へ向けて出発したのでした。 そして3ヵ月後。彼から一通のメール。「友達2人と一緒にお遍路歩きに行くわ!」 SENでお遍路の話をすると興味をもってくれて数日だけ歩きに行ったり「次回必ず!」といってくれるゲストはたくさんいるものの、もちろんお金や時間、そうそう簡単にはいかないってのはよーくわかってますとも。 ところが彼は最短、即有言実行。やっぱり大好きです この人。 ということで。彼の友達っていうんだからそりゃおもしろいに決まってるだろうと想像していたとおり、健康的セクシーで底抜けに明るい女性と、そんな二人のバランスを上手く取るかのように、普段寡黙だけどいい存在感を発揮している ルパン三世でいうところの次元的な男性を引き連れて松山に帰ってきてくれました。 その日にすぐ白衣など一式を揃えて気持ちは準備OK、あとはルートの説明などをバタバタとして、翌朝宇和島までバスで行ってそこから松山まで帰ってくることに。その後彼女は一旦国に帰らないといけないけど、男性陣はそのまま一周歩き続ける前提で。 今度は数時間後に電話もなく、順調に歩き続けてる様子。よかったよかった。。 て思ってたら数日後に春の大嵐が。基本野宿の体制で出かけたんですけど。汗。 ところでちょうどこの頃、アメリカのドキュメンタリー番組制作チームが世界6カ国の巡礼をテーマにした番組を作るために四国に入って撮影を始めていたところ。彼らは歩きお遍路さんやバスお遍路さんを撮影し、松山ではSENで晩ご飯を一緒にして全員が集まった様子を撮影することに。 その撮影の日に、彼らもうまい具合に帰ってこれたらおもしろいのになぁ・・。 と思っていたらば、タイミングを自然に掴む人っていうのはやっぱりいるもんで、全然計画してなかったのに上手く前日に帰ってきてインタビュー撮影にも参加することに。 ということで、この日は撮影チームによる貸切状態だったので一般のお客様の予約はお断りし、お遍路さんの予約だけ受け付けたところ、アメリカ人の単独歩きお遍路さんにお遍路ツアーの皆様、韓国人の歩きお遍路さんという、見事に外国人お遍路さんばっかりが大集合。 ちなみにこの番組の放送は来年4月の予定だそうです。果たして四国のお遍路がどのように放送されるのか。楽しみです。 さて、怒涛のようなTV撮影は翌朝も続き、その後TVチームは次の撮影地へ、そしてSEN発お遍路さんの男性二人組みそのまま歩き続けましたとさ。 今のところ順調に歩いているようで、SENには5月中旬過ぎ頃帰ってくる予定だとか。二人らしい、どんな話を聞かせてもらえるかが今から楽しみです。道中でそんな二人を見かけたらどうぞ応援してあげてください★


Read the full article →

お遍路シーズン到来<その②:筆まめアメリカ人歩きお遍路さん編>

4月 17, 2013

「僕がお遍路歩きをする間、留守を守ってくれる妻のために、愛媛での緊急連絡先としてSENの電話番号を伝えてもいいですか?」 そういってアメリカ人のモリスさんからメールをもらったのは去年の秋のこと。ちょうどその頃、アメリカのドキュメンタリー番組制作ディレクターから撮影させてもらえるアメリカ人の歩き遍路さんを探している時だったのでそのことも含めてモリスさんとは数回やり取りすることに。 そしてその後しばらくして届いた一枚のポストカード。でもなぜか松山城。あれ?まだ日本に来てないよね?? あとで聞いたところ、なんと今回で日本は15回目の訪問になるとか。しかも過去6年間で14回の訪問。大学の教授だった彼は仕事で来る用事以外に毎年夏休みは日本に来ていたのだとか。相当の日本贔屓っぷり。なるほど、それでもう松山のポストカードも持ってたんやね。 そして彼が四国を歩き始めてしばらく経って届いたポストカード。どうやら道中で撮った写真をポストカードにして送ってくれた様子。お遍路中にこんなマメなことができるとは。しかも私たちの住所をプリントアウト済み。つまり日本へ来る前から手紙を書こうと準備してきてくれたんかな?と思うと嬉しい限り。 そんな感じで実際にお会いする前からすでにお互い顔見知りのような感覚だった彼、ついにSENにご到着。 お手紙の様子からもお人柄がよく伝わってきていたけれど、実際にお会いしてみるとまぁなんとも想像していた以上に物腰の柔らかい人で、マットも私もすぐ懐きました。笑。 久々にのんびり休憩する時間が取れる、といって彼が夜黙々としていたのは、友達や道中でお世話になった人たちに送るお手紙書き。ちょこっと見せてもらうと、ノートにきれいに整理して並べられた各友人たちのプリントアウトされた住所たち。なるほどー、こうやって私たちにもお手紙を書いてくれてたんですね。 ちょうど彼が到着した日に、彼の高知県のお友達からもプレゼントで高知オリジナルポストカードが届き、「これでお友達にお手紙を書いてくださいね」と一言。彼の筆マメっぷりは皆さんご存知の様子。それにしてもその高知仕様のポストカードがまたかわいい。坂本竜馬にかつおのタタキに土佐犬にと、高知を代表するものがイラストで書かれていて、見せてもらった私たちもかわいいー!!!欲しいーーー!!!と大興奮。   2日ゆっくり休んだ彼は、3日目の朝にお遍路さんへと戻って次のお寺へと向かったのでした。 あっという間だったねー、もっと話したかったねー。でもまた次の夏に戻ってきてくれるっていってたから楽しみやねー。。 そしてその翌日。ポストを開けてみると、なんと高知オリジナルポストカードのかつおのタタキが中に。 あれ?? モリスさんからのお手紙。しかもちゃんと切手を貼って投函してくれてる。 なんとまぁ・・。 私たちが特に気に入っていたかつおのタタキポストカード。しかも手渡しじゃなくて、目の前にいたのにわざわざ投函してくれるとは。 なんとも日本人的?日本人の心をくすぐることをしてくれるじゃないか!!! こうしてますますモリスさんのファンになったのでした。   そしてたまたま、つい今さっき彼からのメールが。「88番(霊場)に今着いたよ!!」 おめでとう!!!!きっと今すごーく満足感でいっぱいでしょう。嬉しそうなお顔が目に浮かびます。 モリスさん、次に来てくれたときに松山から後のお話、ゆっくり聞かせてくださいね♪  


Read the full article →

お遍路シーズン到来 <その①:歩き+車スイス人お遍路さん編>

4月 13, 2013

春。外がぽかぽか暖かくなり、みんなどこかウキウキし始めるこのシーズン。そしてそうです、歩きお遍路さんにとっても春はベストシーズンなのです。 ということで、3月に入ってから日本人、外国人ともにお遍路さんが増えてきました。去年はまだ私たちがオープンしたばかりだったからこの季節はそれほど多くなかったですが、今年はすでにいろんな方に来ていただいていて、私たちが松山でゲストハウスを始めた目的が少しずつカタチになって見えてきたようで嬉しい限りの今日この頃です。 そこで先月から泊まってくれたお遍路さんを何人かピックアップさせてもらい、何回かに分けてご紹介させていただこうと思います。   ではトップバッターはスイスから来た、本職はPCエンジニアのマイク。彼から初めて連絡があったのは、松山にはまだ3日ほどかかる(歩き距離)ところから。 数日前から足が痛むから、松山ではまず病院に行って様子を見てもらってちょっと休みたい。容態によっては数日滞在しないといけないかも。 あらまぁそれは辛い。分かりますともその気持ち。 数日後予定どおり到着した彼に足を見せてもらうと、思っていたほどはひどくなさそうだったけど、一緒に病院へ。   念のためレントゲンも取ってもらってお医者さんに見てもらった結果は、「使いすぎですね。1、2週間休めば直りますよ」。 あぁよかった!まずは心底一安心。 ・・・あのー、でも、彼お遍路さんで、休んで直ったとしてもまだあと2週間くらい歩かないといけないんですよ・・。歩けますかね? しばらくうーーーんと悩んだ先生、出た答えは、「できれば電車とかを使った方がいいですねぇぇ」。 なんしか骨に異常がなくてよかった。でもこれからどうしよう?電車使っても、駅から各お寺までは結構距離もあるし。先にもともと行きたかった他の街でゆっくり休んでから出直してこようか。 日本にいる私たちと違って簡単に「区切り打ち」ができるわけもないし。散々悩んだ結果、彼が出した結論は「レンタカーで周る」。 それから早速、数日SENに滞在しながらスイスの免許証を日本で使えるように手続きしに行き、道路地図を買って毎日黙々とこれからの行き先をチェックする彼。エンジニアらしく、几帳面に細かくソツなくこなす。笑。そしていよいよ準備万端、再び出発の時!歩きから車に乗り換えたといえ、心は同じお遍路さん。しっかりお気をつけてお参りくださいませ! 数日後。無事に88番、そして1番へのお礼参りも終えて、SENにご帰還!!お疲れ様でした&おめでとう!!!! 歩きで始まった長い旅が最後は車で88番を打ち、お礼参りで一番霊場へ。始めたときは何も分からなく、お寺もとても大きく感じていたのに、帰ってみると感じていたより小さく思え、周りもよく見れたとか。お寺はもちろん変わってなく、変わったのは彼自身。お遍路を無事結願した人はみんな共通していることですが、満足感に溢れてゆったりと、かつ興奮して道中のいろんな話をしてくれました。 数日ゆっくりいろいろ整理をした後、最後の高野山へお礼参りへ向かい、その後今回の旅の締めくくりに沖縄へと旅立っていきました。きっと今頃沖縄で心底のんびりして楽しんでいることでしょう。 足の疲れ、しっかり癒してね!!!      


Read the full article →

SEN一歳&Welcome back Fede Party

3月 5, 2013

March 3rd この一年、早かった?遅かった? と聞かれると、確実に早かった。もう一年経ったん?てくらいにあっという間。そんでもって、中身がすんごい濃かった。 実感がなさすぎて、一周年記念パーティーする?どうする?て言ってるうちに時間がなくなってきたから、今回はささやかなんにしよか?と なんとも適当に決めた3月3日お雛様の日のパーティー。こんな私たちにも関わらず、たくさんの素敵な人たちに来ていただいた、心がシンからあたたまった時間を過ごさせていただきました。 二人とも松山に身内も知り合いもいないゼロからのスタートだったのに、不動産屋さんの担当者さんから始まり、松山の人たちの温かさといい意味での”Small world”のおかげで少しずつ輪が広がっていき、本当にいろんなたくさんの人たちの協力のおかげでこうやって目に見えるカタチでそれを実感できたことに感謝です。 下手すると”スリランカ旅行発表会”かと間違われそうな、スリランカで習ってきたスリランカカレーでまずはお腹を満たし。 食べるのに必死できれいに盛り付けた分の写真を取り忘れ・・ 最後の一皿でパチリ。 帰ってきて早速こき使われているフェデ、お姉さん直伝のレシピで作ったカップケーキ(完全に写真取り忘れた。汗)を作ってくれてみんなでデザートタイム。 他にもたくさん差し入れをいただき、おいしく頂いていると・・  ご近所のBAR、「わにとさい」のオーナーによるマリオネット、乱入! 彼女(彼?)の名前はラブリーノちゃん。名前のとおり、超癒し系でかわいらしく、場の空気をいっそう盛り上げてくれました★ この後もまだまだ参加者は増え、楽しい宴は続くのでした。 そして翌日、本当の一周年3月4日はMATTの誕生日。 前にギャラリーのオープニングパーティーの時、いつもお世話になりまくっている道後の町屋さんから差し入れしていただいた巨大ハンバーガーをサプライズでお願いして身内でお祝い。 一人4分の1は食べれるかなー?て思ってたのに、6分の1でお腹いっぱい。このジューシーさはち切れる断面図を目の前にし、悔しくも残りは翌日のランチへと持ち越しとなったのでした。(おかげで2回楽しめたからよしとするか。) こんな太っ腹なカフェは道後温泉駅からSENへ来る途中にあります。いつも大人気で愛されているこちらのカフェのように、私たちもずっと愛される宿つくりを目指していきますので 2年目も皆様どうぞよろしくお願い致します!


Read the full article →

スリランカ

2月 11, 2013

”光輝く島” スリランカについて書いている本のどこかにあったこの言葉。 上手いこと名づけたもんだ。 これが、空港を降りてすぐに感じて、旅の間もずっと変わらなかった感想。 お正月の慌ただしさも落ちついた1月半ばから、真冬の日本を抜け出して3週間、常夏のスリランカへ行ってきました。 飛行機を降りる直前に目に飛び込んできた一面のヤシの木に降り注ぐ、暑いんだけどギラギラ照りつけるというよりも、木や山や海をキラキラと輝かせている。そして人々の笑顔も屈託無く輝いている。それでいて、穏やか。そんな印象。 街中を歩くと、まだまだ整備されきってない道路を走る車からの排気ガスやら土ぼこりやらで鼻の穴が黒くなるけど、少し郊外へでてみると、気持ちのいい青空の元でのびのびと好きなだけ広がっている植物たち。 ノアの箱舟のように、小さな島にいろんなものがギッシリつまってる。 この国を語るには私の語彙力が足りないけど、一言でいうならそんな感じだろうか。 個人的に印象に残ったことをいくつか整理してみた。 ◎自然がスゴイ 本当に美しい。特に気にいったのはHorton Plains National Park。World Endとよばれる断崖絶壁の眺めもすごかったけど、早朝6時に視界いっぱいに広がる薄霧の幻想的な世界の中で跳ね回る野生動物たちや、朝露でしずくのお花のようなキラキラをくっつけている野草たち。 Lord of the ringの世界にいるのかと思うくらい、ここだけ違う時間が流れている感覚。 約9kmのハイキングをしているうちに一面が晴れて暑いくらいになったけど、朝11時くらいには霧に覆われて何も見えなくなることが多くなるらしく、朝早い時間にだけに見れる特別な風景。 そしてこの高山エリア一面に延々と広がる茶畑。静岡の茶畑を見たことはないんやけど、これにはかなわんやろーなー。さすがお茶王国。ローカルな売店からレストランまで、いただくお茶はどこも絶品でございました。 その茶畑の隙間、山の至るところから溢れるように水が湧き出ていて、そこで洗濯したり水浴びしたりしてる光景をみるたびに豊かさを感じた。 ◎野生動物が超身近 サルやリスが庭にいるのはもう当然の話のようで、さらにイグアナが出没したり、ホタルが部屋の中で舞い始めたときは もう大興奮。 そして一番見たかった光景、「象さんが町中を普通に歩く」のを通り越して「水浴びしてる」のを見たときには、もぅぅぅぅ!! 至福の時でございました。 ◎Sri Pada (Adams Peak) 朝日を頂上からみるため、宿を2時半に出発して登り始める。富士山と金比羅参りを足して割ったイメージを想像してたけど、ここは「巡礼」。真っ暗な空の中に浮かぶ、頂上へと導く灯りの道。よくまぁ作ったもんや、てくらい急斜面に作られた階段を、一段ずつ慎重に上がる。 意外にも早く着いてしまったおかげで寒さに震えながら日の出を待つ。周りからは人々の唱えるお経が聴こえる。うっすら空が明るくなり始めると、お参りのドラムが鳴り始める。 そして出てきたのはなんと、霧の中から。ぽっかりと浮かぶ、朝日。 ◎人が優しくてフレンドリー。 びっくりするくらい、 Hello!!! と声をかけまくられる。初めは物を売りつけられるんちゃうかと警戒してたけど、次第にそれがただ人懐っこいだけだと分かる。(時々不意に、満面の笑顔で”Money?”て聞かれるから油断はできんけど。笑。   ◎カレーが、どこで食べても本当に上手い。 まずいカレーを作ることはもはやこの国では不可能なんちゃうか、て思うくらい、ちょっといいレストランからハエがぶんぶんしてる地元の食堂まで、どこで食べてもカレーはホントに外れがなかった。あまりにもおいしいのでスリランカカレーのお料理レッスンに参加。がんばって日本で再現してみます。 ◎Short Eat(テイクアウトのお手軽軽食。春巻きみたいなもの。)の包み紙がおもしろい お昼はほぼ毎日食べてたShort Eats。屋台やパン屋さんで気軽に買えるし、安い!!おいしいのはもちろん、ひそかに楽しみだったのはその包み紙。普通に新聞紙のときもあれば、学校のテキストみたいなものだったり、あるときは「テストの解答用紙」。 すばらしいリサイクル精神です。 しかしどうやって回収してるんだ??? ◎路線バスがファンキー 日本の味気ないバスとうってかわって、どのバスも運転手の個性が全面に出まくり。朝からハイテンションな音楽はガンガンにかかってるわ(本格的スピーカー標準装備)、お花や電飾ギラギラな仏像の飾りはあるわ。中でも一番気に入ったのは、天井に大きく描かれた人魚の絵があるバス。遊び心満載です。   ・・・ と、挙げだしたらキリがなくなるくらい、小さな島にギューーーーッッッと魅力がたくさん詰まった宝石箱のような国でした。 そしてもちろん旅を通じて再認識した宿の大切さ。やっぱり、外国人旅行者にとっては、観光地の良さも大切だけどそれ以上に毎晩ゆっくり安心して眠れる場所って本当に大切だし、現地の活きた情報がどこで一番手に入れやすいかって、それはやっぱり宿。各お宿のオーナーさんたちと毎回お話して、たくさん刺激と勉強をしてきました。もっともっといいホスト、ゲストハウスになるように、これからも楽しみながらがんばっていこう。やっぱり時々旅人に戻って、外に出ないといかんね。 ということで、泉ゲストハウス営業再開中!ビミョーにスリランカギャラリーもしばし開催中。お気持ち程度だけど。笑。    


Read the full article →

香川県民お雑煮合戦

1月 2, 2013

Jan 2 「どっちのケンミンショー」とかでご存知の方も多いかと思われる、「香川県民のお雑煮は、白味噌にあんこ餅!」「えぇぇ~?!!!」説。 その説は本当です。しかし香川県民である我が実家では、私が産まれたときから今まで一貫して「すまし汁に普通の白餅」が当たり前。てことで、香川県民全員が白味噌あんこ餅というわけではないのです。むしろ私自身、その白味噌の話を聞くたびにありえへん!!と思っておりました。 そんな話を香川県出身でリピーターのゆうた君とFacebookで交わしたとき、「じゃあゆうた君がお正月に帰ってきてくれたらお雑煮合戦しよーか!」といったのは数ヶ月前のこと。 そしたらそのゆうた君、なんとホンキでお雑煮の材料を携えてのチェックイン。笑! お味噌もちゃんと讃岐産。 そしていよいよ、人生初の白味噌あんこ餅の初体験。久々に味わう緊張感。なにが緊張するって、食べたことのないものを適当に想像して料理するときの、何ができあがるか分からない未知の世界。 こちらが我が家定番のすまし汁に白餅バージョン。 そしてこれがうわさの白味噌バージョン!!青海苔がけするところも多いみたいですが、彼の実家では青ネギが定番とか。 ついでに白味噌バージョンをネットで調べたところ、彼の持ってきてくれたニンジン(しかもこのニンジンは金時人参といって、同じく香川でポピュラーなお正月野菜)と大根にもちゃんと由来があったようす。 『讃岐伝統の雑煮: そして問題のお味は。。    おいしい!!!! 簡単にいうと、ぜんざいがもうちょっと甘くなくなって食べやすくなった、というようなお味。初めは白味噌の味、そしてあんこ餅を崩して食べていくにつれてだんだん甘くなってきて、最後は白味噌と餡子が絶妙にまざって素晴らしいハーモニー。けっこうやみつきになるかもです。ただ、やっぱり私にとってはデザート感覚だったので朝から朝食として食べるにはちょっと重いかも。でもおいしかったです。 青海苔がけと青ネギ、試しに両方試してみましたが、ネギの方がちょっとご飯っぽくなって朝ごはんにはいいかも。ちなみにすまし汁バージョンの方も青海苔をかけると青海苔の風味がいいアクセントになって食べやすいのでおススメ。     来年のお正月は、全部白味噌にしようかしらん。それともデザートで振舞おうかしらん。ご希望がある方、来年までにリクエストお寄せください。 おまけ。同じくゆうや君からのおみやげ、東京スカイツリーみやげ。中に入ってるスカイツリーのミニチュアを6600個積み重ねると実物の高さになるとか。ジェンガできるかと思ったけどまっすぐ立てれないチョコだったので残念。なので普通においしくいただきます。


Read the full article →

2012から2013へ

1月 2, 2013

Jan 1, 2013 皆様、新年あけましておめでとうございます。どちら様もいいお正月を過ごしていらっしゃることを願います。 「今年の3月にオープンして・・」と言い続けていたセリフが今日から「去年」に変わるんだなぁというところに月日の流れと、泉ゲストハウスももうすぐオープンして1年になるんだなぁと改めて実感する2013年の幕開けでございます。 初めて迎える松山での年越しはどんなものかとワクワクしてましたが、想像以上に楽しい大晦日~元旦となりました。では写真ダイジェストでどうぞ。 みんなで年越し蕎麦も食べ終わって一息ついた10時頃、四国八十八箇所霊場の五十一番、石手寺の「万灯会」に向けて計5名のゲストたちと出発。 寒いけどつんと澄んで明るい月明りの下、夜の道後温泉展望や年越し準備中でまだ静かな伊佐爾波神社などを楽しみながらぶらぶら歩いて向かう。とっても気持ちいい大晦日の夜。まだ人はまばら。 そして石手寺の裏にあるマントラ塔へ。普段は夕方には閉まってるけどさすが大晦日だからか、開いていたので中へ。といっても、普段開いてても絶対夜には入りたくない場所だけど。笑。女性のゲストたちは一体どこへ連れて行かれるんだときっと怖い思いをさせてしまったことでしょう。。すみません。汗。 その後、まさかの石手寺洞窟も開いていたので、そこをくぐっていよいよお寺の本堂へ。意外に長くて細い洞窟の出口に近づいてくると、向こうから太鼓やらが響きあう音がだんだん大きく聞こえてくる。 やっと出た!!そしてとりあえず光と音の聞こえてくる方へ歩いていくと・・ いきなり眼下に広がった、キャンドルの優しい灯り。 ずっと暗いところを歩いてきたから、さながらタイムスリップで異次元に滑り込んできたかのような錯覚。周りに漂うお香や焚き火のにおい、ステージから流れてくる気持ちいい音楽もあって、一気に別世界。 ステージ脇で甘酒のサービスをしてくれてて、寒いけど心がほっこり。 太鼓の後、11時半前くらいから始まった仙九朗さんライブ。泉ゲストハウスの中で演奏してもらったときも十分素敵だったけど、お寺の中、しかも野外で聴く篠笛の音は抜群で、2012年もいよいよ残りあとわずかとなった時間をグッと際立たせ、みんなの心にそれぞれの想いを巡らせる。 そして仙九朗さんの最後の一曲が終わった11時50分過ぎ。すでに長い行列ができている除夜の鐘を突くのを待っている人々の先頭にいる石手寺の住職さんたちによる般若心経の読経が始まり、周りがシンと静まりかえる。 そしていよいよ。 ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン。 あけまして おめでとう!!!!!!!! 2013年、始まりました!!!! あちこちからお互いおめでとう!と言い合う声で一気に新年モード。 不思議ですね。いつもと同じように12時になって日が変わるのに、年が新しくなった1月1日という日はなんだか心も新しくなったような気がして、すでに去年となった一年にあったちょっとした心を悩ませるような出来事も、 まーー、いっか!とスッキリ切り捨てて新しく始めようという気にさせてくれる。 そして何より、そんな気持ちのいい一年の始まりをさせてくれた素晴らしいゲストたちやパートナー、周りの友人知人たち、こうしてイベントを開催してくれる石手寺やアーティストの皆様たちに感謝。 その後は思い思いに時間を過ごして帰ることにして、私たちは氏神様である松山神社へお参りに。この時にはすでに石手寺の参道は初詣に訪れた人たちのすごい行列に。 松山神社に着くと、人はまばらだったけど地元の人たちが大事にしている、ほっとする場所。石手寺のような賑わいはないけど、私たちにとってはここがHOME。 宮司さんが声をかけてくださって、中でお祓いをしてくださった。そしてその後お神酒を頂く。あぁ落ち着く。この地にご縁を頂けたことに心より感謝。   そして元旦の朝、初めて寝坊して起きてきたら、すでに松山城の初日の出イベントに行って帰ってきた3人組がコタツでくつろぎ中。初日の出見れたかと想ったら、なんと雪が降ってたと!おそるべし松山城・・ てことで早々に引き上げてきたらしい。 では。みんなでお雑煮、いただきまーす♪ 昔は余裕でお餅4個食べてたのに、今は2個が限界・・ 年とったなぁ。。としみじみ感じながらコーヒーを飲んでいると、上のお二人からお声が。なんと彼、元旦がお誕生日とな!!元旦がお誕生日とはなんとおめでたい!!!ダブルでおめでとうございます!! ということで、お二人がすでに買ってこられていたケーキをいただきました。笑。いやいや、なにはともあれおめでたい!! そんなこんなでまったりしまくった午前中、夜はキムチ鍋で楽しい宴となった元旦でございました。 今年はさらに気を引き締めて、より気持ちいいゲストハウスとなるように二人で精進してまいります。早速色々新しいことを計画中。また新しい出逢い、そして再会を楽しみに。道後で皆様にお会いできるのを楽しみにしつつ。世界中のすべての人にたくさんの幸が訪れますように。


Read the full article →

SEN風クリスマスツリー

12月 13, 2012

Dec 13 どちらからともなくごく当然のようにいつのまにか決まっていた、「うちのクリスマスツリーは、うちのアイドル、フィカスちゃんでしょ」。 あ、フィカスちゃんってゆーのは、うちのリビングルームの中心にある木のことです。 しかしどうデコレーションするか?フィカスちゃんはもみの木みたいにガッチリしてない、華奢でクネクネしてるお方なのであまり無理強いはさせれんし。 そこで、今週末から道後温泉名物の『みかんツリー』がお披露目される話を聞き。マネさせていただくことにしました。笑。 でも実際どうやって作るん?なんか難しそうちゃう?ていいながら、とりあえず今朝みかんを買ってみる。そしたら夕方に、『瀬戸内・松山食べめぐりプロジェクト』をしている友人が用事で来てくれ、ついでにみかんの話をなんとなくしたところ、「作り方、うちのブログに載ってるよ!」と まぁ。なんていいタイミング。 その素晴らしく分かりやすいブログはこちら。 これを見たおかげで、思った以上にスイスイできて、今日で一気に7つ出来上がり。 全貌は写真では捕らえがたし・・。ぜひ見にきてください。みかん7個だけだけど。でもおかげでクリスマス感UP。さて当日はどう楽しむかな。  


Read the full article →

Asatalites Closed

12月 11, 2012

Dec 11 延長して約1ヶ月楽しませていただいた池田麻人さんのAsatalites、9日の日曜日に終了し、すっかりSEN内のインテリアとして定着していた作品たちもご本人の手によりおうちに帰っていきました。名残惜しさがいっぱいでしたが、また次回を楽しみに、ということで。 最後に、麻人さんのお友達Mitsubachiちゃんによる記念撮影。 SENギャラリーの一回目を飾ってくれた、舞子ちゃんの作品(あまりにもマッチしていたので一部を頂くことにしてさらに色をカスタマイズしてもらい、うちの子になってもらいました)と一緒に。 今回もギャラリーを通じてまた新たな出会いと貴重で充実した時間を頂きました。麻人さんとの出会いに感謝です。キセイさん、ありがとうございました! SENのギャラリーはこれから一旦お休みしますが、また来年3月頃には何かしたいなーと思っているので、ぜひSENのこのスペースでやってみたいという方、ご連絡お待ちしております★(ご自身の作品やパフォーマンスが分かる写真などを添付して、info@senguesthouse-matsuyama.comへお送りください)


Read the full article →

Asatalites 番外編(?)

11月 27, 2012

この前のパーティーでお世話になった仙九朗さんと初の顔合わせの日。 なんかから 「干し柿、好き?」という話題になり、仙九朗さん、おもむろに愛車からがっさりと取り出してきた大量の渋柿2袋、「さっき無人販売所で買ってきたところで。」と気前よくレゼントしてくれました。 ちょうどご近所で干し柿を作っている様子が目について食べたくなってきていたところ。よーし早速うちも作ろう。 そこでタイミングよく泊まりに来てくれたリピーターのケンさんに目をつけ、手伝ってもらうことに。話しながら楽しく作業。いやー、やっぱり二人だと早いねー。あっという間に進むねー。 はい。ここでもちろん、干し柿づくりになじみのある方は アレ? と思われたことでしょう・・。 ええ。干し柿を作るのに皮を剥かなきゃいけないってことを 二人とも完全に忘れておりました。。 どーりであっという間に終わったと思った。笑。 だーって パーマカルチャーコースでみんなで作ったとき、いっぱい人がいたから「皮を剥く班」「紐につけていく班」て二つに分かれて、私紐につけていく班だったから「剥く」記憶がなかったんやもーん。 て、きよさんが聞いたらしばかれそうな言い訳をしながら、いっそ皮のままでもおいしいんちゃうかと強行しようかとも思ったけど、せっかく頂いた柿を台無しにしても申し訳ない・・。 なので結局紐についた状態で皮を剥いていきました。 でも失敗は成功の元?剥いてから紐に通すとぬるぬるしてつけづらかったけど、皮がついたまま紐に通すとさっさとできるし、その後皮を剥くのもそんな大変じゃない。これはむしろいい発見ではなかろうか。 とポジに考えてると、運悪くまだここに居たせいで皮を剥くのも手伝わされているケンさんが、横でなにやら私とは違う手の動きをしている。 覗き込んでみると おぉぉぉ!!柿で創作活動!!! 聞くと、前日たまたまギャラリーの搬入に来ていた麻人さんと話をしていたケンさん、ほんの短時間だったのに麻人さんのお人柄に惹かれたのか。彼の作風を真似ての彫りっぷり。 そして一言、「麻人さんに捧げます」。 そんなこんなでつくった干し柿、干すところがなかったからグリーンカーテンの支柱を使って同じく最近作った花壇と並べて外に干しました。いいねぇ冬らしくなったねぇ。 この渋柿Asatalites、果たして乾いてくるとどうなるのか。一ヵ月後をお楽しみに。麻人さんのギャラリーもまだまだ開催中です。


Read the full article →

-Asatalites- オープニングパーティー

11月 21, 2012

Nov 18 先週土曜日から始まった池田麻人さんによるイベント、”Asatalites”。そのオープニングパーティーを翌日曜日の夜に開催しましたが、本当に多くの方にお越し頂きました。まずは皆様ありがとうございます! そしてパーティーではなんと麻人さん本人による”轆轤(ろくろ)ライブ”。ご本人もライブは初めてだということでしたが、ゲストハウスで生ろくろ回しを見たことがある方はそうそういないんじゃないでしょうか。 彼本人の作品とたくさんの人々に囲まれ、お気に入りの曲にのって一つの大きな土の塊が彼の滑らかに、かつ大胆に動く手によって次々とカタチを変えて新しい命を吹き込まれていく様は、まるでマジックを見ているかのようでした。 では一部ではありますが、彼の世界をお楽しみください。 さて轆轤ライブにすっかり陶酔した後はしばしご歓談。今回軽食メニューとしてマットお手製「チップス&サルサ(メキシコ料理)」と「チップス&ハムス(中東料理)」をご用意しましたが大人気で見事に完売。もし手に入らなかった方がいたらごめんなさい。 そしてその後、愛媛県を中心に活動をしている人気南米音楽ユニット、仙九朗さん率いるロス・コンドルスによる音楽ライブスタート。今回、無理な条件で演奏をお願いしたのに快く引き受けてくださった仙九朗さんはじめ仲間のお二人には心より感謝です、ありがとうございました!! それにしても度々実感する松山のいい意味での狭さ。人間的におもしろい人、魅力のある人と何かのきっかけで出逢うと、その人が別の人を連れてきてくれたり、全く違うところで知り合った人とその人が友達だったり。そうやって誰かとつながると芋づる式に(笑)どんどんつながっていく松山の世界にハマりそうな今日この頃ですが、今回もその連続。麻人さんとは違うところでお願いした仙九朗さんなのに、実は二人とも友達同士だったらしく、他にもつながる友達がたくさんいて、おかげでとてもアットホームであったかい時間となりました。 ところで以前うちに泊まりに来てくださって手作りの篠笛をくださったお客様の話、記憶力のいい人は覚えてくれてるでしょうか。忘れた方、読んでない方はこちらをどうぞ ⇒ 篠笛奏者&作者なお客様 このお客様から頂いた篠笛を仙九朗さんに見せたところ、「実際に演奏する人が作ってるからこそできる、すごくいい笛だ」と気にいってくださり、ライブでも一曲この篠笛で演奏してくれました。ご本人が実際この場にいなくても人と人がこういったカタチでつながる。素晴らしい! それにしてもこの仙九朗さん、音の素晴らしさはもちろん瞬時に人を和ませてかつ楽しませることのできる、その上洞察力も鋭いという、独自の感性をお持ちな本当に素敵な方です。愛媛各地のイベントで演奏されているそうなので、機会があればぜひ会いにいってみてください。   さてたっぷりその音に浸った後、パーティーの締めくくりはなんとこちら!私たちも最高に驚かされたサプライズです。いつもお世話になってる道後イチの人気カフェ、道後の町屋さんからの差し入れで、超巨大ハンバーガー!!! みんなの顔よりデカイこのバーガー、「作ってみたかったんで」とサラりと作ってもってきてくださる道後の町屋さん、カッコよすぎ!! こんな感じで始まった”Asatalites”、開始早々作品をお買い求めの方や、興味が沸きすぎて来たその足で砥部の龍泉窯を直接見物に行ったゲストがいたりと楽しいことが起こっています。一転雑貨屋さんのような雰囲気になった泉ゲストハウスのリビングスペース、ぜひ一度お越しくださいまし。  


Read the full article →

夢の家 愛の家

11月 17, 2012

Nov 17 私たちが松山でゲストハウスのための物件を探し始めた本当に初期の頃、うちの姉のお友達が松山の居酒屋で働いているというのでほんとにちょこっとだけ挨拶に寄らせていただいてからあっという間に約2年の月日が経ち。その時以来ゲストハウスをオープンできた報告にも行ってないから一度食べに行かないと・・。 と、心の中で思っていた居酒屋にようやくこの前食べに行かせていただきました。 入った瞬間、まず耳に飛び込んでくる元気いっぱいの気持ちいい挨拶。おー、やっぱり居酒屋はこういうノリじゃないとねー。 その時初めに迎えてくれたひときわ笑顔の彼女が実はその2年前に会ったご本人だったんだけど、前に会ったといっても数分程度だったから微妙に彼女かどうか自信がなく、席についてから別のスタッフさんに聞いたところ、やっぱりさっきの彼女だったらしい。ということでようやく再会&オープンのご報告をさせていただきました。 そうすると自分のことのように喜んでくれただけでも嬉しいのに、彼女も当時は副店長さんだったのが昇進されて店長さんになったとか。それを聞いて私たちもすっかり嬉しくなりました。 でも驚きの連続はその後から。その店長さんになってますます輝きを増していた彼女、一杯目のドリンクを持ってきてくれた後姿が見えなくなったから忙しいんだろうなー と思っていたらば、次に持ってきてくれた「サーモンのホイル蒸し」がなんと!! これには二人で大感動。他にもお客様いっぱいで忙しいときに、ささっとHPで写真をひろってきて料理に間に合わせてくれるとは。その発想力に脱帽です。 しかもこのサーモンがまた美味い!!ホックホクで最高!炭火焼きしてるそうで、その炭も四万十川にある職人さんから厳選して買ってこられたとか。 他の料理に使ってる食器もすべてこだわりが感じられるつくりで、文字が入っている陶器は大阪に行って自分たちで手書きしたものだとか。なのでそれぞれ違う言葉が入っているので料理も食器も両方楽しませてもらえます。 いい感じに箸も進み、そして2杯目のビールを注文。するとなんとまぁ、名前の泡の上に夢<DREAM>が載ってる!! ここに来る前におやつを食べたからそんなに品数は注文してないけどすでにお腹も心も大満足になってきた頃、つくねフェチのマットが名物つくねとやらを見つけてしまって注文したところ、出てきたのは超ビックサイズで食べ応え満点のオリジナルつくね。 これで完全に満腹状態。ふぅぅーと一息ついた頃、他のお客様で今日お誕生日の方がいらっしゃったようで、サプライズパーティーが。でも今まで見たレストランや居酒屋のサプライズパーテーの中で一番びっくりしたサプライズかも。これはぜひ運よくその場に居合わせることができたらご自分の目で見て一緒にその場を楽しんでください。 そんなこんなで再会のみならず、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。スタッフの皆さん全員が本当に心の底から元気でイキイキと自信をもって接客してくれているのが伝わる愛のたっぷりこもったお店。ここでご飯をいただいているだけでとっても元気で幸せな気持ちにさせていただきました。入った瞬間から最後の最後まで手も気持ちも抜かない。接客業をしている人間として学ぶべき点が多々ありました。   しかしこのお店、店を出ただけでは終わらなかったのでした。 数日後、ポストを開けるとなんとこちらのお手紙が。 ホントにすごい、この居酒屋。居酒屋でここまでしてくれるとは。いや、その「居酒屋だったら」とかいうこの考え方がもう可能性を狭めてしまってる考えですね。そんなものはぶち壊して感動を与えてくれる、素晴らしい人の集まる場所です。松山にお越しの際はぜひ一度遊びに行ってみてください。  


Read the full article →

Asatalites - 2012年11月17日から12月2日

11月 7, 2012

Nov 7th 前回の3人展、大盛況のオープニングパーティーから始まり、あっという間の3週間でしたがおかげでまた新しい出逢いと学びの連続で、とても貴重で楽しい時間を過ごさせていただきました。アーティストの皆様、本当にありがとうございました。 さてその3人展からガラリと変わり、来週の17日から今度は砥部焼作家、龍泉窯の池田麻人さんの作品を飾らせていただくことになりました。 麻人さんとも、数ヶ月前に人のつながりのつながりの、またそのつながり、といった素晴らしいご縁で出逢うことのできたんですが、これまた本当、内外共に素敵な人です。こんな素敵な人から作り出される作品たちは優しさに満ちていて、空間の中にするりと自然に溶け込んでくれます。 この作品たちは実際に使っていただいてこそその良さがもっと分かるもの。ということで、ギャラリー開催中にこの器で提供できるドリンクメニューも考え中。ぜひ皆様触れて感じにきてください。 ギャラリー詳細はこちら。  


Read the full article →

文化の日、の松山。

11月 3, 2012

Nov 3rd 今日はお昼前から松山ロープウェイ通りが歩行者天国になって「城山門前まつり」なるものが開かれると聞き、ランチがてら行ってきました。 行ってみると、想像以上の大盛況。中高生の吹奏楽部やらハンドベルなどの演奏から、アマチュア~プロのアコースティックライブに津軽三味線、よさこい踊りに書道パフォーマンスまで。いたるところでいろんなイベントが盛りだくさんな上に、食べるものも目白押し。いつものランチ相場500円以下な私たちが、気づいたらこのイベントだけで4000円も使ってました。恐るべし。 着いて一番初めに目に入った、普段からお世話になっている大好きなESCOBARさんがこのお祭りのために屋台を出して”チョリパン”=名物チョリソーをはさんだホットドック的なものを販売されていたので、チリのビールと合わせて即購入。出だし好調★ その後蓮根つくねに紫芋&栗のコロッケ、ドイツソーセージにメキシカンビア、そしておなじみ道後ビールなどなど・・。ひたすら食べ歩きました。 その道中、忙しくなって結局一度きりしか参加できなかった「おいしいまつやま異業種交流会」の皆様が考案された「松山あげ寿司」が、「伊織/ehimesm(エヒメイズム)」で販売開始されたと聞いて前から気になっていたので、これを機会に一つ買わせて頂きました。 なんともかわいらしい手のひらサイズ。お寿司が二つ入ってます。 コンビニのおにぎりみたいに、簡単に開けて、手を汚さずに食べれるパッケージ。考えてますねー。 味はもちろん美味。いなり寿司のストリートフード感覚。でも個人的にもっといえば、せっかくのいいアイデアなのでこのお祭りを利用して野外で売り出すことができたらもっと認知度が広がったんじゃないかなぁぁ。。と思うんですが、今後に期待します★ よさこい踊り。松山でもチームが結成されてるそうです。 ついでに今日は城山公園でもイベントがあるというので行ってみたら、生協祭りと称してたくさんの屋台やステージが開催されて大盛り上がりでした。 さらに宿に帰ってきてから聞いた話、松山城二の丸庭園や萬翠荘でもライブイベントがあったとか。くやしい、見逃したぁぁぁ!! さすがは文化の日、今日はあちこちでイベント三昧だったようで。とっても楽しい秋の良き日を過ごさせていただきました。


Read the full article →

ギャラリーCAFE オープン

10月 24, 2012

ギャラリーイベントを開催しているとき限定で、ギャラリーCAFEをオープンしました。 営業時間は各ギャラリーイベントと同じです。なんちゃってCAFEなニオイがぷんぷんしておりますがどうぞご利用くださいませ~


Read the full article →

道後温泉秋祭り2012

10月 12, 2012

「マシューさん、お祭りでますー?」 という素敵なお誘いに二つ返事で乗ったのは、まだオープン前の準備真っ只中のこと。 松山の兄貴分として私たちが慕っている、SENの改装工事で相当お世話になった川中さんから道後の秋祭りが相当激しく盛り上がるという 話を聞き、元々お祭り大好きな私はもちろんマットも即ノリノリでOK。 しかしケンカ祭りとしても知られるというこのお祭り。8体のお神輿が道後温泉駅前に集まり、2体ずつが鉢合わせ(ぶつけ合い)を して、その勢いで神輿が倒れたり勢いづいた人たちがケンカを始めて負傷者が続出するという。 果たしてマットは無事に帰ってこれるのか??? そしていよいよお祭り直前。金曜の夜に宵祭りがあると教えてもらい、下見(?)で見学に。このときは見学客もそれ程多くなく、ゆっくり楽しみながら観れる程度。 でもすでに若干小競り合いが起こっていた様子。。。 少しドキドキし始める。 そして前夜の土曜日夜、何から何まで準備してくれた川中さんとお友達の皆様に迎えに来ていただき、全身フル装備で準備完了! 子供に初めて制服を着せて幼稚園や小学校に送り出す母親の気持ちってこんな感じ??と勝手な想像をしつつ、お見送り。 それにしても驚いたのが、このお祭り、なんと本宮(本祭り)は早朝6時半にスタートするってこと。 でもその時間に合わせていったらとてもじゃないけど場所がなくて観れないって聞き、私もはりきって5時に出発することに。 きっと早すぎてゲストの誰も起きれんやろーなー と思ってたら、なんと4人も一緒に揃って出発。心強し。 そして会場に着いたらまぁいるわいるわ、すでにかなりの人だかり。でもまだ入り込む隙は十分あったので、まだ”安全地帯”かと思われる場所を確保。 そして5時半過ぎから合計8体のお神輿が順番に入り始め、代表者の挨拶などもあって鉢合わせが始まったのは7時頃。 その頃には警察官やガードマンたち、観客たちで私たちの周りも完全に埋められ、久々に最終電車の満員電車状態。 そんな中でいよいよ始まった秋祭り、私のポジションでは動画を撮るのが不可能だったので、こちらのニュースでお楽しみください。 こんな感じで、担ぎ手も観客も揉みくちゃ状態です。どっちかの神輿が押されて負けそうになると、観客側でも将棋倒しが起こります。 一度近くにいたおばちゃんが巻き込まれて倒れてしまったり、誰かの靴が片足だけ無くなってエラいとこまで飛んでたり。 いつもは礼儀正しい日本人、ラフなイメージの外国人が、祭りになると日本男児の本領発揮ですね。今までそうやって意識したことはなかったものの、 今回改めてそれを実感。ここで日本人の底力を見る、というか。 ちなみにアメリカではこんなケンカ祭りのようなイベントは彼の知る限りないそうです。 最後まで無事だった彼も、2回目の鉢合わせで運悪く神輿を押されて人の将棋倒しにあってしまい、足首を痛めてしまいましたが2日後には元通り。 よかったよかった。 なにわともあれ、おかげでとっても貴重な楽しい経験をさせてくれた川中さんに大感謝!!本当にありがとうございました!!


Read the full article →

直島トリップ

9月 13, 2012

8月、お疲れ様! てことで、2日休ませていただき今度は直島へ行って参りました。 直島へ行ってきた人から悪かった話は一つも聞いたことがなく、さらにかなりの数のゲストたちが松山から直島へ向かっている。しかもみんな「すごい良かった!!」ていうんだけど、話を聞いても具体的なイメージがいまいちわかない。果たして実態はどんな島ぞ。これは自分で見てみんと。そんな念願の一つ、ようやく実行です。 松山から高速バスで高松に行き、そこからフェリーで1時間弱。大きなフェリーなのに片道たったの510円(往復割引あり)。 それにしても高松市駅付近、かなり久々に行ったけど、周辺をガラりと改装されてから本当に良くなったなぁ。市の中心ですべての交通機関が集まる場所としてとても分かりやすいし、初めて高松に来た人にはいい印象を与える。松山も港とJR松山駅が接続してたらいいのにね。 そんな話をしながら乗り込んだ船はちょうど夕日の時間。サンセットクルーズをしっかり堪能させていただきました。 到着してまず衝撃を受け、かつ一番好きかも。と思ったアートは、かの有名な「I LOVE 湯」。普通の銭湯がちょっとこじゃれた感じになっただけかと思っていたら、本当にすみませんでした。普通の住宅地の屋根の上にぽっかり浮かび上がっている「ゆ」マーク、外で悠々と泳いでいる巨大金魚たち、そして何より建物そのもの。どこから取ってきたのか、全部造ったのか、銭湯の外壁にぎっしりと埋め込まれたありとあらゆるものたち。これはぜひ自分の目でじっくり眺めて確かめてください。そんなアートな銭湯、番台に座っているのはCOOLでオシャレな若者。。 ではありません。I LOVE 湯 オリジナルTシャツを着たおじさま、おばさまです。個人的には駄菓子屋と銭湯の番台で働くには「年齢制限:65歳以上」としてもいいくらいだと思っているので、このお二人も含めた上での I LOVE 湯/YOU でございます。 写真撮るセンスのなさが分かる写真(汗)昼間に撮ったから全然ネオンの怪しさがないんだけど。これは正面なので行ったらぜひ横から裏からと建物を眺めて下さい。 その後このすぐ裏手にあるオープンな雰囲気が素敵なLittle Plum で、まずは直島に到着祝いで一杯。こちらはBARでありながらドミトリーもあり、レンタサイクルもされています。立地も分かりやすくてよかったです。 そしてそろそろお腹も空いてきたので、少し奥に向かって歩いたところにある cin.na.mon(シナモン) でこちらのカフェ名物の直島カレーを頂きました。見た目以上にがっつりと量があり、食べ応え十分。なぜかマットの顔が悲しげになってますが(笑)とってもおいしかったです。 こちらもCAFE&BARに加えて2階ではゲストハウス、Take Outサービスもされていて、最近さらにおみやげもの屋さんとレンタサイクルも始められたとか。直島のゲストハウスは幅が広いですね。オーナーさん、お忙しいところ色々お話してくださってありがとうございました! で、結局私たちのゲストハウスはこちら。虫かごの中の虫みたいになってるけども。 さて、お天気にも恵まれて清清しく迎えた翌朝。さわやかすぎる、朝7時から行動開始。 でもはりきって出発したのに、美術館もカフェもレンタサイクルもだいたい10時オープン。。仕方なしに、直島に唯一一軒できたというサンクスで朝ごはんを買い、唯一ベネッセハウスだけ8時から開くというのを見つけ、暇つぶしに歩いていくことに。 そしたらやっぱり早起きは三文の徳、ベネッセハウスの入り口でウロウロしてると、お散歩中のご近所のおじさまから、「時間あるか?あるんやったら うわっ てビックリするとこ、連れてったるわ!ベネッセよりビックリするぞ!」と 甘いお誘いが。これは乗らないわけにはいきません。大人しくついていきました。 そのビックリするアートはこちら。周りになーんもない、道の傍らに突如現れた・・ 超特大 ゴミ箱!!! 作者は三島喜美代で、「もうひとつの再生」。 産業廃棄物のクズで造られているらしい。中に入っているチラシもリアルだけど「200%OFF!」とかも交じってて、じーっと眺める価値あり。 情報がありすぎてゴミのように溢れかえっている現代社会と、産業廃棄物に囲まれている生活。 そんなことを感じれるアート。 無駄をなくしてシンプルに生きよう。ゴミを投げ入れてみた(もちろんポーズだけ)。 その後おじさまがもう一言。「このすぐ近くにな、もっとびっくりする有名な人の作品があるんぞぉぉ!」 ・・びっくりするくらいシンプルに、何の説明書きもなく、その作品はすぐ側にたたずんでおりました。これぞ直島、至る所にアートが潜んでおります。 その後入ったベネッセアートに地中美術館については、ここで私の陳腐な言葉で表現できるものでは到底ありません。館内写真撮影禁止だけど、撮影できたとしても到底収めれない、写真のような平面では何も表現できない異空間。こんな美術館、初めて。アートに興味がない人でも愉しめる。目だけじゃなく、身体を通じて感じれる。そんな空間でした。 直島といえばこれ。来た証拠写真は撮っとかなきゃ。 地中美術館の入り口まで続く、モネの庭園を再現した庭。ありとあらゆる植物が共存していて個人的に超ヒット。 ちなみに、ベネッセハウスのすぐ側に「つつじ荘」という、なんとモンゴルのパオで寝れるという海辺の素敵な宿泊施設もあります。スタッフの皆様も素敵な方たちでした、お時間ありがとうございました★ この後、島の東側にある本村という地区の「家プロジェクト」を散策し、直島カレーに続いて『直島バーガー」をがっつりと頂き、すっかり汗まみれになってしまった体を I LOVE 湯ですっきりさせてから、直島1泊2日の旅は終了。やー、足りない。次回はぜひもう少しゆっくり来て、豊島や周辺の島も合わせてじっくり巡ろう。 家プロジェクトの一つ。中に有名な彼女がいらっしゃいます。 アートという切り口で瀬戸内の島をこれだけ盛り上げている直島。アート以外にも色々と考えさせられ、いい刺激を頂いて帰ってきました。 最後に高松に嫁いだ幼なじみ宅で一泊お世話に。直島時間ですっかり安藤忠雄建築に感化された私たちの仕上げにふさわしく、コンクリート仕立てで広い芝生の庭があって、シンプルかつ開放感のある彼の建築を思わせる素敵なおうちでした。ありがとー!!!!(もらった写真、なぜかこのプログラムでUPできない。。ごめん!!)  


Read the full article →

食×美×体 企画展 「時感」

9月 10, 2012

重陽から十五夜の月待ち時 あなたの身体を通過して感を縁起します ・・・・・・・・・・・・・・・・・ *参加作家* 石田隆博 (月末から参加予定) 岩田舞子 工藤冬里 田中良典 *開催場所* 道後の町屋 〒790-0842 愛媛県松山市道後湯之町14-26 TEL 089-986-8886 *開催期間* 2012 9/8sat – 10/1mon Closing Event 10/1mon 21:00 – ワンドリンク付 1500円 営業時間 9:00 – 22:00 定休日 火曜日 第3水曜日 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 道後の町屋に流れる「時感」 神身の時間軸が一直線に流れるかのような、素晴しいお店です。 重陽から十五夜までのツキ待ち時、見えない胃袋を刺激する企画展をさせて頂けることになりました。 貴方様ご自身の身体を通してツキに縁起する為の、作品/期間限定メニュー/イベントをご用意しております。 おなかを空かせて、おいでください。  ** ** ** ** ** 以上、作家岩田舞子さんのお言葉です。 私たちがこよなく愛する道後の町屋カフェにて、昨日9月9日『重陽(ちょうよう)』から十五夜まで行われるこちらのイベント。この絵と文章からもすでに感じられる空気感はもとより、この期間だけの「限定」バーガーがあるというのでそれはいかねばなりません。 彼女については後でもっと語りますが、イベント初日に早速彼女と一緒にランチに行ってきました。(町屋さん、早速登場してすみません。。ご対応いただきありがとうございましたっ!) 彼女いわく、「ひとつひとつ説明したいことが山盛りあるけど、それを全部書いて作品の横に置くのも。。」のとおり、一緒に行って説明してもらったからこそ分かる、アーティストの皆さんの想いがカフェに足を踏み入れたところから奥の庭まで、随所にぎっしりと、細やかに散りばめられた町屋カフェ。それを知ってから見るのと知らずに見るのとでは感じ方が全く変わり、頂く特別バーガーの味も変わり、自分の体と心がとても鎮まり、清められた気持ちにさせてくれる。そんな特別空間になってます。 こちらが、その特別バーガー。 なんと器も作家工藤さんの器で出してくれます。道後の湧き水を、目と手のひらと舌とで味わえる特別仕様。 バーガーの材料も愛媛産のものにこだわって作られていて、どれもシンプルなのにしっかり料理されていて、野菜だけなのにこんなに食べ応えがあるのかと思わせてくれるバーガー。お肉や魚を食べているときとは違う道を通るように、五臓六腑に入り込む。 座る机のどこかにも仕掛けが潜んでいます。作品の案内を作って入り口で渡してくれるようになるらしいので、ぜひそれを読んで空間全体にある全てのものを感じながら味わってみてください。 こちらが作家であり一緒にひとつずつ説明してくれた岩田さん。独特の思想と空気感を持つ彼女から創り出される作品は多岐に渡っていて、その才能に驚かされます。彼女は、私たちがオープンしたばかりの今年3月に道後祭りで行われた「芸術温泉」でスタッフをされていた当宿ゲストさんの紹介で先月泊まりにきてくれたのが初めのきっかけ。その時、私たちが当初から考えていた「ギャラリー」の話をすると、じゃあ9月に道後でこういうイベントをするからついでに作品を持ってきましょうか。このゲストハウスの雰囲気に合いそうなものがあるので。といってくれたので即返事でOK。 そしてお言葉どおり持ってきてくれたものは、ちょうど私が彼女の作品をHPで見ていたときに一番いいなと感じていたものだったので大喜び!!マットももちろん即Okで、早速飾らせていただきました。 ・・ということで、”SEN GUESTHOUSE /Gallery”、実はすでに来月、再来月のアーティストも決まっているんですが、彼女のおかげで早速プレオープンです! SENでのイベント詳細は次のブログなどでお知らせします。しばしお待ちを! かねてから想っていた、「ゲストハウス」という空間を通じて「地元のみなさんと旅人の交わる場所」「来てもらうたびに新しい出逢いや気づきがある場所」になるべくプロジェクト、ようやく始動です。


Read the full article →

篠笛奏者&作者なお客様

9月 2, 2012

先月、新しく頂いた予約の確認メールのお返事の中で心にとまった一言。 「妻の退職記念とブログ仲間の焼き鳥が食べたくて松山に遊びに行くことにしました。」 奥様の退職記念で旦那様が旅行を企画される。なんて素敵な旦那様。この一文でだいたいのお人柄が想像できるってもんです。 さらに、ブログをされているというのでちょこっと覗かせていただいたところ、「篠笛」や「お遍路」や「習字」などなど、まさに私たちのツボをくすぐるものをたくさん持っていらっしゃるご様子。しかもこの年代の方には珍しい、ブログの中で奥様をちゃんと名前で呼んでいらっしゃる。ますます勝手にいろんな想像を膨らませて、お越しになるのを楽しみにお待ちしておりました。 そして到着された日、チェックインの時に早速その想いを一気にお話したところ、あれ。なんとなく反応が薄い。。 しまった。調子に乗ってしゃべりすぎたかしらん。 早々に反省して興味心を引っ込めて、お二人はその後すぐ外出されました。   数時間後に戻ってこられたお二人。改めてお話してみると、 「国際結婚した夫婦が経営してるっていうから、てっきりもう定年退職したくらいの年配のご夫婦がいるのかと想像してました。アメリカ人の旦那様も髪の毛が後ろに下がってるような。。笑。」 どーーーりで。 マットの髪はまだまだ天然カールでフワフワのワサワサ。見た時はお客さんだと思ったらしい。で、私がチェックインしている時はその夫婦の娘だと思ったらしい。だからあのキョトンとした表情だったんですね、と大爆笑。 ちなみに実はそれ、じゃらんなど日本の予約サ楽しみイトから予約してくださった方にはよく言われるんですよね。うちのHPから直接来られた方は結構HPを読んでくださっているのですでにご存知なんですが。「意外に若いご夫婦なんですね」と、「えっ。まだそんなに新しいんですか?!」は、しょっちゅうでございます。一応まだ新婚なんだけどなー。どうやらインターネット上には熟年夫婦の空気を醸し出してるのかしらん(笑) まぁそれはともかく。誤解もとけて(?)、その日は夜遅い時間だったので翌朝お手製の笹笛での演奏を聴かせていただくことになりました。ご主人、なんとご自分で笹笛を作っていらっしゃるそうです。入れてるケースまでお手製。なんて器用な。しかも驚いたことに、そのお手製の笹笛をマットにプレゼントしてくれまいた!! 初めての人はなかなか音を出すのが難しいそうですが、マットは学生の時トランペットを吹いていたことがあったおかげか、意外に音はすぐに出すことができて得意顔。でも曲を演奏できるようになるまでには地道な練習が必要です。お手本で「ゆうやけこやけ」や「川の流れのように」を演奏してくださいました。 実はこの前日の夜、相部屋で一緒だった沖縄から来てくださっていたお客様とオランダ人の男性にも笹笛をプレゼントしてくれたようです。なんと太っ腹な。二人とも大喜び。本当に、うちのゲストにいい思い出とおみやげをくださって、感謝感謝です。 たったの一泊だけでしたが、本当に楽しかったです。いい時間をありがとうございました!! ちなみにこちらがご主人のブログ。8/31のところにSENのことも書いてくださってます : 親父のHOBBY


Read the full article →

ゲストブログ★Mathieuの鹿島DAY

8月 28, 2012

Aug 26 すでにお気づきの方も多いかと思いますが、うちのHPは日本語ページは私、英語ページはマットが書いています。宿の一般的な情報についてはもちろん同じ内容ですが、イベントページや観光、お遍路情報については若干それぞれの着色が入ってます。で、ブログについては、書いてる話題は同じでもお互いの視点で好き勝手書いてます。とはいえ書いてる話題さえ違うこともありますがめんどくさがりやなので翻訳してません。ということでブログに関しては全く平等じゃないゲストハウスではありますが、どうぞご容赦を。 ちなみに英語のブログの方では、時々マット以外の人がゲスト出演で書いてくれているときがあります。過去にはお姉さん、マットの親友。日本語版も我こそは!と思う方、お申し出お待ちしております。 そして昨日はフランス人のちょっとアンニュイな空気を漂わせているMathieu(スペルは違うけどマットと同じマシューさん)が、一人で何やらスケッチブックにカキカキしてるなー。。と思っていたら。鹿島のなんともかわいい手作りMAP作成中。あんまりにもかわいくできていたので、彼の鹿島の思い出も一緒に綴ってもらってブログに載せることになりました。ということで、ここから下は彼の文章(を、彼の雰囲気にできるだけ忠実に?かつ適当に訳したもの)&写真たちです。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * [...]


Read the full article →

松山でビアガーデンDAY

8月 12, 2012

今度はマットが 「ビアガーデンまだ行けてへん。このままでは夏、終われへん。」 と 言い出す前に、夜抜け出せそうな日を密かにリサーチしていると、「毎週火曜日・レディースDAY、2500円」を見つけて ビアガーデン決行。レディースDAYの恩恵を受けるたびに女でよかったと思わせてくれるのは日本だけみたいですが。 選んだのは、松山でビアガーデンといえば必ず出てくる、いよてつ高島屋のスカイビアガーデン。レディースDAYのみならず、月・木をサービスDAYとして同じ2500円にしているのはスゴイ。 外国人はビアガーデン、喜ぶんじゃないかと声をかけてみたけど一緒に来れたのは京都で日本語を勉強しているドイツ人の彼女のみ。食べ放題飲み放題でレディースは2500円でもメンズで通常料金3200円を一回のご飯代に使うのは、長旅中のバックパッカーズたちにはちょい厳しい。あっさり納得して3人で行って来ました。 さすがの安さ、入り口付近はかなりの人で大賑わい。でも総席数500席というだけあって、ちょっと裏手に回るとこのとおり。ゆっくり楽しんできました。 料金の安さから料理は正直期待してなかったけど、大昔に大阪で初めて行ったどっかのホテルのビアガーデンよりは断然おいしい。凝ったものはないけどから揚げ、エビチリ、チーズ揚げ、チャーハン、カツオのたたきなどなどつまみの定番メニューに、ビールは生で黒ビールもあることを考えれば十分アリでしょう。安いからといってもし発泡酒しかなかったら机をひっくり返すかもしれなかったマットも、自分で勝手にハーフ&ハーフを作って大満足のご様子。 結局最後の最後まで居ついて、「ホンマにもう出て行ってください」といわんばかりのガードマンさんが来るまで居てしまいました。高島屋の屋上、初めて来たけどいいですね。ビアガーデン以外のときも普通に来てくつろげるんかな? さて その楽しい時間を共にした彼女も、その後数日過ごした後無事に京都へ向けて帰りましたとさ。ヒッチハイクで(笑)ちなみに行きも同じ手段です。サインは直筆。彼女の日本語レベルの高さがよく分かりますねー。この姿で立っていると誰もが安心?して、すぐ乗せてくれるそうです。お世話になった皆様、ありがとうございました。 ビアガーデンの翌日は、「日本食を教えて欲しい」というリクエストに応えてお好み焼きレッスン開催。作ってるときはてんやわんやになって写真取れなかったから、終わった後にみんなで。大きなホットプレート、早めに買おーっと。。


Read the full article →

鹿島ビーチDAY

8月 7, 2012

「ビーチ行かんと もう俺、干からびて死んでまう」 とまでは言ってないけど、もうすぐ言いそうなくらい夏といえばビーチを愛するマットが ビーチビーチといいだしたので、昨日一瞬の隙間時間を使ってまたもや鹿島へ。 いやー、きれい。しかも空いてる。平日だからかもだけど、海の色も空も水もきれいで、すっかりリフレッシュさせてもらいました。 滞在時間ほんの2時間弱だったけど、あっという間に日焼け。嬉しくてはしゃぎすぎて日焼け止めをちゃんと塗るのを忘れて泳ぎまくっていたマットは、おかげでその後、赤く焼けてスリッパ履くのも痛々しい足を眺めてしょんぼりしながら、寝づらい夜を過ごしたのでした。 ちなみにこの鹿島で今月末の8月25日(土)、「第一回松山フォークジャンボリーin鹿島」というイベント開催予定。入場無料です。私たちもまた隙間時間ができそうだったら出没しにいきます。ではみなさま(願わくば)鹿島でお会いしましょー♪


Read the full article →

外国人向けローカル情報サイト&松山のボランティアガイドチーム

7月 28, 2012

松山で、外国人観光客に向けてこまめにすばらしい活動されている方たちを2つご紹介。 その1:ジャパンツーリスト 「日本の地方都市の素晴らしさを世界中からの観光客に伝えよう」 をテーマに、日本各地に根付いて生活している外国人や英語が堪能な日本人によって作られているサイト。なので、通常の外国人向けのガイドブックとかでは「四国」や「松山」のページがほんの少ししかなかったり、「その他」でひとくくりにされているのを観るたびにいつもガックリさせられる感が、このサイトでは全くなし。「地元で根付いている」「外国人の視点で」というのが最大のポイント。なので、日本人にとっては感動的じゃないことでも外国人にとってはツボにはまることも取り上げられていたり、私たちが普段よく行く近くのカフェやレストランなどのローカル情報が満載。松山でこのサイトを中心となって盛り上げているのは ロッド・ウォルターズさん。本当にいろんなところに自ら足を運んでマメに情報をUPされています。なので私たちがどこかに行くと彼と遭遇する可能性がかなり高し(笑) 日本語が超流暢なジェントルメンです。 「今度日本に遊びに行こーと思ってるんやけどー」という外国人のお友達がいたら、ぜひ教えてあげてください。あと、「私も日本の情報をここでUPしたい!」という日本人の方も随時募集されてます。詳しくは上記websiteへ。   その2:Team Camellia チームカメリア 松山市でボランティアガイドをされている団体です。年齢層も幅広く、各自が自主的に通訳ガイド英語を勉強し、それを実践で活かすために毎週水曜日に松山城や道後温泉界隈の神社などを案内。ボランティアガイドとはいえ、時に20人近くの団体をガイドすることもあるらしく、この暑い夏まっさかりのときもちゃんと活動されていて、まったくいつも頭が下がる思いでございます。皆さんとっても明るくて気持ちのいい方たちばかり。 彼らと歩くことでより松山を楽しめることは間違いなし。松山へお越しの外国人のお友達にぜひ教えてあげてください。


Read the full article →

カレーとサッカー

7月 27, 2012

この前うちの父母が、「スイカいるかー?」と、電話してきてくれたのでもちろん即答でYES。 すると父が手塩にかけて育てているスイカををはじめ、ピーマンやら瓜やらかぼちゃやらインゲンやらトマトやら、段ボール1箱分たーんまりと持ってきてくれたので毎日夏野菜をたっぷり食べれる幸せな今日この頃。そのうちのカボチャを、スープにしてみたりコロッケにしてみたりしたけど、まだまだあるなぁ。。 てことで急遽ゲストを誘って「夏野菜カレー」を一緒に食べることに。 朝から仕込み始めて、前の晩に残ったキュウリやらピーマンやらたっぷり入ってるトマトスープも全部入れて、もらった野菜にさらにナスやニンジンやダックで破格値になっていた国産ビーフも投入してグツグツした甲斐もあって、なかなかの出来ばえ。入れすぎかな~?てくらい盛ったのに、全員が気持ちよくもりもり食べておかわりまでしてくれて、よかったよかった♪ ちなみにデザートはもちろんスイカ。父、ありがとう。 で、「今日、サッカーの日本×スペイン戦があるらしいで」て スペインの彼がいうもんで、そりゃあ観ないかんでしょ!! てことで、オリンピック観戦モードスタート。 梅雨の時期に夜ヒマだったから急遽買ったプロジェクターさん。道後温泉の近くなのでもっぱら「千と千尋の神隠し」上映に使われてるけど、これからはオリンピック観戦用にがんばって働いていただきましょう。二人共普段スポーツ観ないくせに、ワールドカップやオリンピックともなれば燃えるにわかファンなので、観たいリクエストあればじゃんじゃん言ってください。希望者多数の場合は多数決で。 しかしうちでもてっきりスペイン×日本のバトルになるかと思いきや。。 言いだしっぺのスペイン君が、「いや、俺日本応援するし」って いいんかオイ(笑) メンツはフランス人2人、スペイン人、マット(アメリカ)で日本人は私一人だったけど、全員でニッポンコールしてくれたし(笑) やーー、でも、まさかスペインに勝てるとは思わなかったけど、昨日のスペインチームの態度はひどかったねぇ。。オリンピックでそれやっちゃいかんでしょ。 まぁ、何しか日本チーム、好スタート。素晴らしいぜニッポン!!!!!


Read the full article →

休み明けの一週間

7月 22, 2012

さてさて旅から帰った直後のこの約1週間、友達や新しい出逢いや、老若男女子供達の入り混じった、とっても楽しい時間となったのでした。 まず旅から一緒に帰ってきたMattの友達のクリスとともに迎えた、開店直後の「ミステリーツアー」。Mattの大阪のときの友人が、かれこれ10年くらい続けてるとか??毎年ミステリーツアーを組んでるらしく、今回総勢16名様でご宿泊。どこまでミステリーツアーで目的地を明かされずに来るのかと思っていたら、「松山」はインターチェンジを下りる手前まで分からず、泉ゲストハウスとは着くまで分からずだったらしい。あっぱれ。班決めしてみんなで料理を一緒に作って食べて、まるで大人の修学旅行のようにワイワイしていてとっても楽しそうに過ごしてくれている様子を見れて私たちも大満足。 そして友人クリスが早朝出発した後、代わりに台所に立っていたのは別のクリス(度々写真でお世話になってるフランス人の友人)。まだ寝ぼけた頭のまま再会を喜び、最近フランス料理人として腕を振るっているクリスのありがたい申し出で夜はお手製フランス料理。 パプリカを混ぜてトマトソースを作って、生クリームを混ぜて、ミキサーにかけて、ホタテを入れて煮込んで、最後にチーズとペンネを絡めて仕上げ。隠し味はブランデー。書いてみたけど自分ではよー作れません。いや、ホントにおいしかった。本気で松山に移住してレストラン開いてくれへんかな。 そのクリストフ最後の日は、社交的で楽しい皆さんと一緒に飲みのみ。存在感の際立っていた超元気でかわいい女の子ライダーさんにも来ていただき。 国際結婚してドイツで暮らしているとっても仲のいいご家族と、フランスから来た紳士な男の子二人組とは毎晩語り×飲みのみ。マットお手製のピザNight中。このご家族とは毎日気持ちいい夕日の時間を過ごしてすっかり「TEAM★Sun Set」。(写真がなぜかエラーでUPできなくて残念。。) そして仲良し姉妹のかわいいご家族。来る前からとっても楽しみにしてくれていた道後レモナータ、気にいっていただけてよかった★この夜は久しぶりに日本女子ガールズナイトで大盛り上がり。 また次回までに漬け込んでおきまーす。 。。と、まだまだたくさんいるのに使い慣れないiphoneのせいで写真がUPできなかったり、写真を撮り損ねてしまってご紹介できない皆様、ごめんなさい。。でも皆さん本当に気持ちいい方ばかりでいい時間を過ごさせていただいました。この夏、これからますます楽しみです。 おまけ。ついに咲いているところを観れた、夕顔。夕日の沈む頃から泉ゲストハウスの看板の側で大輪の花を咲かせて皆さんをお出迎えしてます。


Read the full article →

広島~福岡~プサン~(しまなみ海道は延期)旅行

7月 15, 2012

July 15 世間は3連休のど真ん中、昨日までの大雨は一日だけお休みなのか?それともやっと梅雨が明けたのか?TVを観てないから情報が分からないものの、とにかく外を歩いてるだけでぬるま湯に浸かってるような暑さですが、道後温泉はそれでもにぎわってます。 さてその忙しくなる時期の直前に、5日休みにさせてもらってまたもや弾丸ツアーに出かけておりました。今回は松山からフェリーで広島→福岡からフェリーで釜山→福岡→その後尾道からしまなみ海道を渡って帰ってくる。。 はずだったんだけど、ここ最近の大雨にもろにやられ、急遽予定を変えて小倉から夜行フェリーで帰ってきました。 行く先々で大忙しだったからリラックスできる旅じゃあなかったけど、いろんなホステルの人と話したり、初めて行く場所で今まで知らなかったことをたくさん知れたり。やっぱり「出る」ことは忘れちゃいけないなと改めて実感。 今回のルート選択は、うちのゲストがよく使う交通手段だったり、よく行く/来る場所だったり。ということでまずは広島行きのフェリー。これは2種類あるけど私たちは甲板でゆっくり海風を楽しめるクルージングフェリー(3500円)を選択。スーパージェットの方は料金も2倍するだけあって、私たちの後に出発したのに余裕で追い抜いていかれたし。でも時間がある人なら断然クルージングフェリーがおススメ。ゆっくり瀬戸内海の島々を眺めれるし、道中で一番印象に残ってるのは呉港。港に近づいていくとき、狭い海峡沿いに両側に立ち並ぶ家々や工場群は今まで見たことがない景観。この赤い橋も印象的。 話にはずっと聞いていた大和ミュージアムも海から見れたり。呉が舞台になったらしい「ももへの手紙」を観てから来たらもっと面白かっただろうなー と思いつつ、やたら「海猿」のことを思い出しながら船は広島へ。 広島ではHana Hostelに泊めていただき、J-Hoppers広島にも遊びに行った後、働いた後で疲れているであろうスタッフのお二人と一緒に近くのお好み焼き屋へ(二人共、ありがとう!!)。でも広島焼きじゃなくて、府中焼きというらしい。しかしこれは絶品。一緒に「広島といえば牡蠣」と頼んだ鉄板焼きも、これまた絶品。この詳しい説明は、下のような写真しか取れなかった私よりも聞いて3秒でそれを食べずにいられない気持ちにさせてくれる、両ホステルのプロフェッショナルなスタッフから現地で直接聞いてください(笑)。 そして翌日は福岡からフェリーで釜山へ。初めて船で国境を越えることにワクワク。なんてゆーて簡単。。簡単すぎるくらいな出国審査だけど。そして久々の釜山ではひたすらMattお気に入りの韓国料理を食べ、彼の友達に会い、これまた忙しくあっという間に時間が。 そういや今回初めて食べた、屋台の代表らしいホットク。昼ごはんの後だったから2つで1つしか頼まなかったけど。。 うまーーーい!!!もち米で作った平たいおにぎりみたいなんを焼いて、中にゴマや豆や黒砂糖やシナモンやらのシロップが入ってて、絶妙な甘さ。もう一つ頼めばよかった。。しいていうと今回の心残りはこれかも。 釜山の後は福岡でカオサン福岡にお世話になり。そして旅の最後に尾道からしまなみ海道を自転車で渡って帰ってくる!!ていうのが大きな目的の一つだったのに、この雨続き。。。 一時予定変更して熊本や別府に行こうとしたけど、50年に一度の集中豪雨。。(涙) てことで、おとなしく小倉から夜行フェリーで松山へ帰ってきました。 でも小倉、なーーーんの情報も知らなかったから、とりあえずちょっと観光してから帰ろうかと急遽博多のインフォメーションカウンターで聞いて門司港(もじこう)エリアに行ってみたらば。古くてかわいらしい駅に、同じく古くて味のある建物たち。海沿いを歩いていって、関門海峡をみれたことに感動していたのは私だけだったけど、(BASARAを思い出して関門トンネル歩きたかったのに。。時間もなくて、あっさり却下。ちくしょう。)ずっと気持ちのいい歩きやすい歩道が敷かれてて、なんていい街。全然知らなかったことがもったいない。今度からゲストにもおススメしよう。 しかしこの門司港でなにより一番インパクトが強かったのは「焼きカレー」。しかも、門司港地ビール工房の「地ビール焼きカレー」。これは素通りするわけにはいかんでしょう。なんと水は一切使わずに、ビールだけで作り、さらにチーズをトッピングして焼き上げたっていうこれ以上ないだろうってくらいお腹にどっしりきそうなメニュー。それをWチーズでがっつりといただきました。いつかビールが有り余るときがあれば家でもやってみよう。 そうしてタプタプになったお腹をかかえ、小倉から夜行フェリーで松山へ帰ってきたのでした。驚いたのはこのフェリー、なんと船の中に大浴場が!!シャワーくらいは期待してたけど、なんと湯船に浸かれるとは。おでんその他のつまみが揃う売店もあるし、夜景を眺めながら九州をゆっくりと離れていく景色も楽しめるし、横になってゆっくり寝れるし。福岡⇔松山なら、夜行バスより断然おススメ。これなら何回でも九州に行きたい。 そんなこんなで久々の我が家に帰ってくると、主のいないときでもすくすく元気に育ってくれたトマトやメロンやキューリたちがお出迎え。いいねぇ 家はやっぱり。 ではこれから夏本番ですが、今回の旅で仕入れた情報を揃えてみなさんをお待ちしてまーす♪


Read the full article →

今日のベストカップル

7月 4, 2012

今朝早くから、石鎚山に登るといって、レンタカーを借りて出かけた二人がさっき帰ってきた。 どーだった? て聞くと。 なんと!! 山でプロポーズされたと!!!!!!!!! 嬉しそうにみせてくれた彼女の指に、キラキラ光るはサファイヤの指輪。 頂上までは登れなかったらしいけど、途中の景色がいい休憩小屋で彼が山の写真を撮ってるなーと思っていた彼女。それも実は今日のよき日の動画を撮っていたらしい。まったくロマンチストだぜ彼氏。 その話を聞いた直後に「貸切風呂、まだできる?」といわれ、本当は時間オーバーだけど今日はもちろん「させていただきます!!!」でしょう。いつものアロマオイルサービスも、今日はひときわ気を使ってご用意させていただきます。 そして今は、そのお風呂が用意できるのを待ちながら(うちのお風呂は用意するのに2時間くらいかかります)、今度は彼女が腕を振るった料理で二人仲良くお食事中。あぁぁ なんて幸せそう。カメラに収めさせていただきました。 成就祈願で有名な石鎚山は、彼の願いも叶えてくれたようす。記念日には山へ登り、そしてうちにもまた泊まりにきてもらいましょう(笑)。 タイミングもちょうどよく、今は石鎚山のお山開き中。私も去年この山に登ってこんな素敵な建物にご縁を頂きました。何かピンと来た方、梅雨ももうすぐ明けそうですし、ぼちぼち荷造り始めて石鎚山へ向かいましょう。


Read the full article →

いよ×イチ

7月 4, 2012

突然ですが、今日の夕方18:10から放送の「いよ×イチ」っていうNHKの番組にちょこっとだけ出演。 といっても私たちがメインではなく、Japan touristっていう外国人向けの地元密着情報サイトで随時記事を書いている私たちの友達Rodが私たちのことを記事に書いてくれたからなんだけど。Thanks Rod!!彼にはいつも本当にお世話になってます。 なんしかテーマは「外国人」だから私は一瞬しか映ってなくて後はマットばっかりだったけど、まぁよかったら観てみてくださいな。


Read the full article →

湯の町道後 隅々案内

6月 24, 2012

「道後地区だけにフォーキャスをあてた本を出すことになったので」 と、ライターの方がふらりとやってきたのは確か4月末頃。「道後の中にある坂をいくつかピックアップするコーナーがあって、それを私が担当することになったので」ということで、うちの目の前にある坂:松山神社→宝厳寺へと続く坂を取材にやってきたときに、泉ゲストハウスを見つけてくれたらしい。 ほんわかとやさしい雰囲気の地元のライターさんと楽しくお話をし、さてどんな雑誌ができるのかな?と思っていたら、なんともかわいらしい、そして道後の情報が本当にぎっしり詰まった雑誌の出来上がり。わざわざ持ってきてくれたライターさん、ありがとうございます★ ライターさんが、「ほんとに小さな枠だと思いますが。。」といっていたので、さーてどこかなー。とペラペラめくっていくと。。いや、本当に小さな枠。しかも最終ページ(笑)。でも、よくこの小さなページに上手く文章をまとめてくれました。さすがプロ。そしてなんともかわいらしい坂道MAP。 読めるかな(汗)??? 愛媛や四国、関西の主要本屋で販売されるとのこと。道後を深くしるにはもってこいの情報量で、私たちにとっては最適の教科書。只今これを読んで勉強中。オンラインでも買えるようです。→SPC出版 湯の町道後 隅々案内 ちなみにこのSPC出版、「おっ、おもしろい特集してる雑誌がある」と買った雑誌が気づけばほとんどこの出版社からだったという、松山では見逃せない出版社。四国へ来る前は要チェックです。


Read the full article →

フェデリカ(一旦)帰国

6月 23, 2012

(すでにお気づきの方も多いかと思いますが。。の、NO.2。HPの改善やらサーバーのお引越をしていたら、途中でデータがぶっ飛んだ(涙)ブログ以外は全部戻ったけど、 あーあー。ブログ。。。 てことで、これは前に書いた内容を無理やり思い出しながら再UPしているので、前に読んでくれた方はスルーしてください) May 23 先月から1ヶ月弱、泉ゲストハウス初のヘルパーとして大活躍してくれたイタリア人のフェデリカが、3ヶ月のVISAが切れるため今日ついに泉を去ります。 元々は愛媛県内のみかん農場でお手伝いをしていた彼女は勤労っぷりを泉でも発揮してくれ、役目のお掃除だけじゃなく一緒に料理したり、イベントしたり、ゲストと毎日一緒に話してご飯を食べに行ったり遊びに行ったり。泊まりにきてくれたゲストの皆さんともすぐに仲良くなって、たった一ヶ月弱で何十人友達作った??というくらいみんなから大人気の彼女。 そんな衣食住をずっと共にしてきたフェデはすっかり私たちのかわいい妹。たくさんの楽しい時間を共有してきました。 そしてフェデとの時間を最後まで楽しむため、先日行ってからすっかりお気に入りの鹿島へキャンプへ。 ビーチでテントをはり、BBQ。。聞くとなんとフェデは人生初のキャンプとか?!全く光栄な話です。 BBQの準備をしてるとたまたま同じく鹿島へキャンプしにきていたアメリカ人お遍路さんに遭遇し、彼も一緒にBBQ。初めは降ってた雨も、後に晴れ。 そしてそのキャンプのすぐ後、彼女の送別会をすることに。。なのに、彼女が腕をふるってラザニアを作ってくれることに?!ホントにいいの?!といいつつも、もちろん本場マンマの味に鍛えられているであろう彼女のお申し出を断るはずもなく。 横で手伝おうかと様子を見てると、今まで私が作ったラザニアはラザニアちゃう!と本気で思う、時間をかけて慎重に、細やかな手順で一生懸命作ってくれたフェデ。 おいしそーでしょ??本当に、やみつきになるくらいおいしかったぁぁぁ!! 集まってくれた皆さんと一緒に。本当に誰にも好かれるかわいい彼女は、松山がかなり気に入ったらしく、本気で松山で仕事を見つけて長く住みたいと熱望しております。何か耳寄り情報をお持ちの方、いますぐSENまでご連絡ください(真剣)。 フェデ、一ヶ月、いっぱい楽しい思い出をありがとう。そして早く帰ってきてね!!


Read the full article →

ゴールデンウィークのち。

6月 19, 2012

(すでにお気づきの方も多いかと思いますが、HPの改善やらサーバーのお引越をしていたら、途中でデータがぶっ飛んだ(涙)ブログ以外は全部戻ったけど、あーあー。ブログ。。。 てことで、これは前に書いた内容を無理やり思い出しながら再UPしているので、前に読んでくれた方はスルーしてください) May.. GWも終わり、のんびりと平和この上ない日々を過ごしている泉ゲストハウスです。 さてそのGW終了直後の6日からMattのお姉さんがアメリカから遊びに来てくれたので、松山観光や近くの街へ遊びにいったりしてきました。 しかし考えてみると、松山市を出るのは松山に引越ししてきてからもしや初めてかも・・?! 松山もゲストハウスもこよなく愛しているとはいえ、やはり元々旅病の二人、 どこかへ行くってだけでウキウキするのは別の話。 てことで、初日は松山城で行なわれた大神輿総練へ。22体の神輿が一同に集まってお披露目している様子に興奮したのはもちろん、 彼女にとってさらに興味深かったのは女神輿の皆さんの華やかな姿だったようで。  個人的には友情出演(?)でお目見えしていた宇和島の牛鬼が大のお気に入りです。 次の日は道後からバスで大洲へ行き、その後内子へ。 お遍路のときに大洲に泊まったものの、夜暗くなってから着いて翌朝早く出発したから全然町は堪能できてなかったからほとんど全て初観光。するとなんてゆーんでしょ。「伊予の小京都」て呼ばれているらしいけど、いやいや、そんな艶やかなイメージじゃなかうて、昭和の時代からそのままいい意味で観光化されずに残ってる古い町並みの中で普通に生活を営んでいる人々の空気感が、なんともいえない心地よさ。「東京ラブストーリー」の舞台になった。。というのは実は後で知った話だけど、静かでかわいらしいおはなはん通り↓↓。 金沢に行ってから水路のある町に魅かれるなぁ。。 大洲で一番目的にしていた臥龍山荘は、期待を軽く超えて大いに興奮させてくれた、素晴らしく美しい緑と工夫に溢れた場所。場違いな音声ガイドがあるのだけは興ざめだったけど、上手く誰もボタンを押さなければ静かに情景を堪能できます。この場所で川を眺めながら満月を愉しめる悦びはいかほどか。               その後はお気に入りの内子へ。ここは本当にかわいらしい街。でも今回は初めて内子座の中を見学に。ステージに上がり記念撮影できたり、なんと奈落の底まで見せてくれて、なかなか楽しませてくれます。ぜひ次回は文楽とか観にいきます。 そしてNicoleとの日々の締めくくりは、鹿島へ!松山駅から電車で20分くらい北に行ったところにある、小さな小さな、一見陸続きの丘かと間違えてしまうくらいの島ですが。ここは私たちも行ってみたかったところのひとつ。実はそーんなに期待してなかったんだけど。。(地元の方、すみません)   どーよこのキレイさ!!!!3人ともテンションあがりまくって大いにおおはしゃぎ。次回はぜひにキャンプしに来ようと心に決めたのでした。 そんなこんなで、Nicoleとの楽しい時間もあっという間に終わってしまいましたが。。 ここだけ新しく加えた後日談。Nicoleが今回のトリップを、なんともうまくPhoto bookに仕上げてくれました。こんな素敵な義姉を持てた私は幸せ者です。 その上出来なPhoto bookはこちら→ A Week of Sen    


Read the full article →

オープニングパーティー

6月 14, 2012

Mar 17th/Apr 11th 遅ればせながらオープニングパーティーのことを。。(汗) 先 月17日、3月4日にオープンしてから2週間後の土曜日にオープニングパーティーを開きました。春休みやら祝日やらで何かと忙しいこの土曜日に集まってく れたのは、子供達を入れて約40名強。本当にありがたい限りです。てんやわんやの大忙しだったけれど結婚式と同様に、友人家族の皆様の大助太刀のおかげ で、とっても心に残る楽しい一日となりました。 まずは夜行バスで到着したにも関わらず、到着直後からセッティングや料理の手伝い、さらには 自ら腕をふるって料理を作ってくれたChristophとCarole。お手製のフランス家庭料理は大好評でした。ちなみにこのChristophはカメ ラマンで、パーティーの日からしばらく写真をお借りして泉ゲストハウスの1階を飾ってくれています。 そして実家からカツオのタタキを大量に持参してみんなに振舞ってくれ、黙々と台所で洗っても洗っても終わらない皿洗いに専念してくれた我が母に、来てくれたゲストに駐車場を案内するため何度も坂道を往復して誘導係に徹してくれた我が父。そんな母を側でずっとサポートしてくれた叔母。 それにマットのお手 製メキシカン料理が加わり、和洋折衷な料理がズラリと並んだキッチンはてんやわんや。その後更に長年の我が幼なじみのお手製、プロ顔負けのスイーツや、大 家さん特製の杏仁豆腐、そしてここには列挙しきれないほどのゲストの皆さんが持ってきてくれたおいしいお酒やワインやお菓子などなどで、おなかも心もいっ ぱいに。みんなみんな、来てくれただけでも十分なのに返しきれないほどの心づかい、本当にありがとうございます!!!!! 身内だけのパーティーといえど、結婚式であまりの大好評だったため、ここでもう一度MCをお願いすることにしたお遍路の相方。今回は完全な即興だけど、さすがです。   そして今回なんといっても場を一番盛り上げてくれたのは、我が叔父率いるジャズメンバーの皆様。 「結 婚とオープン祝いでライブしてやるよ」と軽く二つ返事で引き受けてくれた叔父。 よく考えたら生で叔父の演奏を聴くのは初めてだったんだけど、完全に構成も 選曲も任せっきりでお願いしたいざ当日。各40分くらいずつの2部構成で、前半は大人なムードの雰囲気、後半は元気な子供達に合わせて宮崎駿映画の曲や邦 楽などなど、最後はみんなで歌って踊れるノリノリの曲で締めくくり。。 が、あまりの素敵さにできるわけもなく。 最後の曲が終わったかどうかのところか ら、全員で「アンコーーーール!!!」の大声援。 ということで、最後にボーカルの方の好きな一曲で締めくくってくれました。 それにしてもこのボーカルの方、かわいらしい見た目にとってもハスキーで心に響く素晴らしい声の持ち主。その場にいた全員がうっとり。 いやー、本っ当に素敵なライブでした。叔父の弾くウッドベースも渋い音を奏でて存在感抜群。こんなアバウトすぎる要望によくぞここまで、想像を遥かに超えて応えてくれました。元々自慢の叔父だったけど、今回で更に大自慢できる叔父に。こんな素晴らしい贈り物をくれた叔父夫婦にただただ感謝!!!ぜひともまた何度でもうちでライブをやってもらいたいなぁ。         そ んなこんなで大賑わいの素晴らしい一日を過ごせたこと、そしてオープンしてから今の所順調すぎるほど順調に行っているのも、色んなカタチでサポートして応 援してくれている皆さんのおかげです。改めて御礼申し上げます。これからもっともっといろんな人と繋がって、どんどん新しいことを増やしていくと思います が、基本の精神はずっと変わらず居続けますので、何かお気づきのことやアドバイスなどがあれば、どんどん言ってやってくださいませ。 これからも、泉ゲストハウスの二人をどうぞよろしくお願い致します★ Photos by Christoph


Read the full article →

春満載の泉ゲストハウス

6月 14, 2012

2日前のびっくりするような嵐の後は、待っていたかのように桜があちこちで咲き始め、心も街もウキウキしている松山は泉ゲストハウスです。 てことで、早速昨日は松山城へお花見へ行ってきました。                 あちこち桜だらけで本当に気持ちいい。松山城は丘の上にあるのでちょっとしたハイキングにも最高。 やーー、1月に引越してきてから3ヶ月。ほんっっとに待っていたよこの時期を!!外に出かけるが楽しくて仕方ない。そしてガーデニングや屋上でいろいろ始めるのも楽しいったらありゃしない。 そして最近出逢ったご近所の外国人のおかげで、竹をたくさん頂けるようになりました。 なので、早速玄関や階段を飾ってみました。 屋上には先週ブランコやウッドデッキ、そしてついにハンモックも設置済み!これからこの竹を使ってベンチやらなにやら作ろうと計画中。そうそう、竹のプランターもようやく作り始めるよ! なにか竹細工でいい案&アドバイスをお持ちの方、教えてくださいねー!!


Read the full article →

1ヶ月経過

6月 14, 2012

April 2nd オープニングパーティーのことを書かなきゃ~。。と思ってる間にどんどん時間が過ぎていく~(毎度こればっかり。 汗。そしてパーティーの写真がまだ届かないからまだそれについては書けず。) いやいやしかし時間が飛ぶように過ぎていくのも、泊まりにきてくれるゲスト の皆さんのおかげ。オープンする前に思っていた、わざわざ四国に来てくれる人、特に外国人は、きっとどこか変わった素敵なものを持っているに違いない。と 思っていたとおり、来る人来る人みんないい人たちばかり。それに場所柄か日本人も外国人も、ここではすごーくのんびりゆったり過ごすのを楽しんでくれて、 ゆっくり話ができるのが何より嬉しい。 そんなこんなであっという間に1ヶ月経過!思った以上に毎日たくさんの人に来ていただけて、外国人ネットワークで早くも口コミで来てくれる人もいたり。なんてありがたい。おかげさまで1ヶ月目にして順調すぎる出だしです。 先週は、九州から北海道まで、6ヶ月かけて歩いて旅するというスイス人カップルがお泊りに。むちゃくちゃ元気でかわいいカップルで、あっという間に他のお客様とも仲良くなって、気づいたある日は見事にヨーロッパ人ばっかり。話の流れで鍋パーティーを開くことに。               1人以外、全員鍋は初体験。光栄ですわ。 歩いて旅するスイス人カップル。乳母車は荷物を運ぶため(笑)見かけたら声かけてね! こちらはこれまたかわいらしいオーストラリアカップル。そして初めて浴衣レンタルしてくれたゲスト。 しかし背が高すぎて浴衣がワンピースみたいになっちゃった。。汗。もっと長いの探しておきます。。 ところでゲストのみんながゆったりしてくれるのはやっぱりこの地域の特性かも?この道後は本当に空気がのんびりしてて、それでいてすごく便利で。かなり住みやすいところです。 ようやく春らしくなってきてウキウキなここ数日、昨日は近所の松山神社で狂言があるっていうのでお客さんと一緒に行ってきました。 松山出身の狂言師による舞台。なんでもこの二人は親子だとか。本当は夜桜と一緒に楽しむ、という趣旨だったみたいだけど、残念ながら桜はまだ3分先程度。でも舞台は短くて分かりやすくて、ご近所の皆さんに交わって楽しんできました。 このお花見イベントは松山神社でもう7年連続で開催されてるとか。春だけじゃなくて、夏も秋もお祭りやイベントを開催してるらしく、地域が密着して楽しんでる様子がよく分かります。一緒に行ったお客さんたちも、内容は完全には理解できなくてもこのローカルな雰囲気を楽しんでもらえたみたいでよかった。 そんなこんなで生まれたての泉ゲストハウス、毎日楽しくやってます。もうすぐ松山城でもお花見祭り。道後公園ももうすぐ満開だし、早くみんなで宴会しに行きたいな~★


Read the full article →

1週間(と、もう1週間。。)経過報告

6月 14, 2012

オープンしてあっという間に1週間経過。。て書こうとしたとこで止まってる間に、あっという間にもう1週間経ってしもた(汗)。 オープン直前は「とりあえずこれがないとオープンできんことに集中してやろう」と決めたものの、思った以上の量に結局バタバタしどおしだったけど、無事にオープンできた後はゲストの数も少ないからちょうど休憩しながらゆっくりいろんなことに手をつけていってる感じ。 ゲスト一人ひとりと話ができる時間が持てて、時間が合えばお茶したりご飯を一緒に食べたり。早朝チェックアウトじゃない限り今の所全員のチェックインとお見送りができて、うん、これこれ。こういうゆとりがほしかったんよね。 でもオープンしてほんとにまだ間がないのに、いろんな種類のゲストの人が来てくれて嬉しい限り。マットの英会話の教え子さんに、親戚のお坊さん、野球選手から始まって、「何があるか分からないところに行ってみたかったから」と、東京から直接「四国とは何か」もしらずに松山に1泊だけしに来たスペイン人カップル、東京で建築の勉強をしてる日本語が超流暢なフィンランドの男の子、佐賀から卒業旅行に来てくれた、とってもかわいい大学生の団体さん、モロッコ在住のフランス人女性、誇りをもって作業療法士をしている、かなり器の大きな福岡から来てくれたライダーのお兄さん、しまなみ海道を自転車で渡ってやってきた外国人留学生4人組、その後続けてママチャリでしまなみ海道を渡ってきたとってもたのしい大学生、鳥取からふらりと何かに導かれるように来てくれたおしゃれな女の子、お遍路宿から紹介で来てくださったお遍路さんたち、神戸で日本語を勉強しているノルウェーの男の子などなど。。 それにしても本当にどのゲストもいい人で何か持ってる人たちばかりで、おかげでどんどんSENがゲストハウスらしくなっていっています。         これからもっともっといろんな出逢いが待っているだろうけど、どの出逢いもひとつひとつ大切に。いつ来てもまた来たいと思ってもらえる空間であり続けるように。初心を忘れずぼちぼちマイペースにやっていきます。 そして17日はオープニングパーティー。実はこうして書いてる今はすでに19日だったりするんだけど、その素晴らしいてんやわんやのパーティーの模様はこの次に。。


Read the full article →

泉ゲストハウス、オープン!!

6月 14, 2012

Martch 4th (↑ ていいながら。遅くなりましたが、ご報告を。。) 直前までバタバタしっぱなしでしたが、なんとか4日にオープンすることができました。しかも思いもよらず、いきなり6名様ご宿泊!!(そのうち1人はマットの大阪時代の生徒さん、そして我が親戚、あとはスペイン人カップルと、昔ここが寮だったときに住んでいた野球選手!なんとも不思議な取り合わせ。笑) なんとミラクル。なんという幸せ。それに、いろんな方から数々のお祝いや応援のお言葉を頂き、たくさんの人に支えられているなーと改めて感じた、本当に素晴らしい初日でした。 こんな感じでご近所の方々にもアピール。 いつもとてもお世話になっている大家さん。大家さんに物件を貸してもらうことがなければ泉ゲストハウスはありえませんでした。感謝! それにしても皆様、私たちの欲しいものがよく分かってらっしゃる。。観葉植物にお花たち、おかげであっという間に緑で彩られた室内。「部屋の中から森にしよう大作戦」に大いに近づきました、あぁ幸せ★ ひとみちゃん&ひろくんからのコーヒーの木。もちろんカフェスペース行き決定★ アンプルグリッドの相原さんより。多種多様の植物で大賑わい★ 飯田社長より、こぼれおちそうなほど大きくて豪華なお花たち!! 三福不動産の土井さんより。この方のおかげでこの物件にめぐり合えました。感謝!! 素晴らしいタイミングで泊まりにきてくれた、親戚のおにーさん。本物のお坊さんです★ 家族大集合! わが父より。て、自分で選ばせてもらったんだけど(笑) 木の形をしたブリザードフラワー!知子より★  29日に長男を出産したばかりのおーのより。同じ年を重ねていこうね!   そして、ここに載せきれなかった皆様には申し訳ありませんが、感謝の気持ちは届きますように!ありがとうの気持ちでいっぱいです! あき、お花の入ったきれいな箱、ジュエリーBOXにさせてもらうね★ そして3月4日はマットの誕生日。チゲ鍋&偶然にもバースデーケーキが2つもあるという、マットの人生初、なんとも特別な誕生日になりました。アツヤくん、本当にいろいろありがとう! 松山に引越してきてからあっという間の2ヶ月、今まで準備してきたことが初めて公にカタチになったことに、なんだか変な気持ちもする一方、これだけいろんな人たちに応援されていることを実感し、さらにこれから起こる様々なことにワクワク度が盛り上がり。生まれたばかりの泉ゲストハウス、これからどんどん家族友人やゲストの皆さん、ご縁をいただいてつながっていく方々と一緒にいいゲストハウスを造っていきたいと思っていますので、ぜひぜひ遊びにきてくださいね!              


Read the full article →

おひな祭り、そして前日

6月 14, 2012

March 3rd 女の子の日ですね今日は。久々に、昔から大好きだった雛あられを買って食べました。でもなぜかこれ、大阪では見かけなかったから四国限定??なんしかなつかしの味を味わえてよかった。マットはあまり好みじゃなかったみたいでほぼ独り占め。ウシシ。 さてそれにしてもあっという間にオープン前日になってしまった。予定では2日くらい休みを取るつもりだったのに。。あれ。「でもオープンの日っていっても、たぶん誰も予約ないでー」って言いながらのんびりしてたら、なんと昨日の夜、初日の予約が!!しかも晴れなる直接電話予約の第一号は、マットの大阪での生徒さん!これには二人とも大興奮。といってたら、その後なんともう1件予約が!!! 。。ということで甘えてことはもはや言ってられません。今朝は朝の8時から夜7時くらいまで館内大掃除。なんとか最低限お迎えできる状態にはしておかなくては。明日も朝から引き続きがんばります。(ブログ書いてるうちにやれよって?) ついでに準備期間のしめ?ご褒美?として、道後温泉→町屋カフェでご飯→足湯 堪能してきました。これで明日からのパワー充電OK。 1月に引越してきてからあっという間に2ヶ月。本当にあっという間。でも今この時点にいれることに心から感謝します。明日、いいスタートを切れますように。しばらく怠けてブログも、明日写真をいっぱい撮ってUPしますのでしばしお待ちを!


Read the full article →

改装終了

6月 14, 2012

Feb 18 雪の日のブログからあっという間に2週間?!そして今日も雪が降りました。朝は晴れてたのに、昼間に結構な雪が降り、一旦やんだと思ったらまたチラりと降り。まったく今週は変なお天気続き。 さて、6日から本格的に始まった改装工事。毎日どんどん変わっていく様子をマメにUPしたかったんだけど、なんしか物が一時的に撤去された状態の中での生活続きで、カメラさえもどこにあるやら。で、ようやく久々に一人でゆっくりできる夜の時間が取れたので、一気にまとめてご報告。 大々的に変わったのは1階だけだけど、まずは。。              ダイニングルームの畳スペース、完成! BARカウンターもできました。なんとヒノキの天板。知人に安く譲ってもらえたおかげです。床も張替え、イメージ総チェンジ。 HPその他用に部屋もセッティングしてみました。宿らしくなってきたでしょぉ?!             そしてついに。。 看板がつきました!!!(ちょっと電灯丸見えなんが難やけど。。) この小さいのは玄関用。 そしてこちらはクラフトホームの川中さん。工事の内容をはるかに超えて本当にむちゃくちゃお世話になりました。この方なくして 泉ゲストハウス、ここまで来ることはできなかったでしょう。。大感謝です。 そしてこの1週間は来客も多く。 まずは、畳が入った直後にやってきてくれた兄夫婦とうちのアイドル、甥っ子、そして父。(父は数日前に姉と一緒に来てくれた直後) この畳スペースは間違いなく一番人気やね。 そして1週間泊まって改装直前から直後まで全て見ながらいろいろ手伝ってくれた、マットの友達Derek。 見た目によらない理系の几帳面っぷりを発揮して、台所のマット貼りやらいろいろ活躍してくれました。ありがとう! それにしても畳の上でこたつと鍋。引越してきて一番暖かい夜やったわ。。やっぱりこたつなくして生きれません。             最後は、関西パーマカルチャーのみんな。この日は外でご飯食べた後もここでワイワイしてて、 初めてゲストハウスっぽい雰囲気ですごい嬉しかったなぁ。 みんなみんなありがとう、また来てね★


Read the full article →

雪の松山

6月 14, 2012

雪が、昨日の夜からしんしんと降り始めた。 こりゃー、明日の朝はすごいキレイな景色が見れるよ!! と、張り切って早起き。 した甲斐があって、松山では珍しい雪景色を存分に堪能することができました。 表 の道路は坂道になってるので、登校中の小学生達がおおはしゃぎ。転んでみたり、転ばしてみたり。この日の一大アトラクションやな。彼らのように大人は転ば ないように・・と、否応なしに保守的になってるところが若干年を感じて嫌な気もしつつ、まずは坂の上にある松山神社へ。 ゆっくりお散歩に出るもの久々だったけど、朝の冷たい、雪の中の澄んだ空気がすごく気持ちいい。 木の通りを歩いて本道へ行く階段は、急だけど大のお気に入り散歩コース。 その後ゆっくり道後温泉へ。残念ながら道路の雪はなくなってしまっていたけど、朝風呂狙いの観光客がチラホラ。私たちもお財布持ってきたらよかった。。 心 は温まったけど足がすっかり冷えたので、道後温泉すぐ裏手にある大和屋本店の、無料の足湯に行くことに。ここの足湯は本当に最高。檜作りで雰囲気もよし。 希望あらば、お茶やスイーツをホテルの中でオーダーしてゆっくり楽しむことができます。松山での物件探しを始めてからずっと御用達、本当にお世話になって おります。 足湯を楽しんでいると、何やら坂の上から異常な音が。どうやら、雪でタイヤがスリップして上れなくなり立ち往生しているタクシー からの音らしい。ありゃりゃ。。と思っていると、ホテルのスタッフの皆様が、着物姿でお湯を片手に走ったり、スーツ姿の人が足湯のお湯を汲んでかけつけた り。大変なんだけど、なんかほほえましい光景(運転手さんごめんなさい。汗)。雪国の人には鼻で笑われそうだけど、松山の人にとって雪は大事件。いたる道 路で大渋滞してました。 足湯をたっぷり堪能して帰ろうとしてると、また別の車がすべりそう。。 と思ったそばから、さっきのホテルの男性 が、運転手さんに「後ろから押しますね!」と声をかけて押してあげてた。しかもよく見ると、スーツがぐしょぐしょ。きっとさっきのタクシーを助けてる間に 自分が滑ってしまったのか。。自分のホテルのお客様でのない通りすがりの人にもこの姿勢。サービスマン精神を改めて見直そう、と思わせてくれたのでした。 大和屋さん、足湯といいスタッフの方といい、すばらしいです。


Read the full article →

泉ゲストハウスプロジェクト 続行中

6月 14, 2012

January 31 「できるだけ自分たちで」と言うからには、大工仕事だけじゃなくて縫い物なども必要になるでしょう。てことで、 先日ミシンを買いました。小さいときに母が内職で縫い物をしていたから音には聞きなれてるけど、決して得意とはいえなかった家政科の授業。手編みの一番簡 単な帽子でさえ放棄した私が今になってミシンとはいかに。 ところで先日骨董屋で買った古いミシン台も、偶然今回買ったのと同じbrotherじゃない! てことで、並べてみた。技術の進化をもろに感じる。               そ ういえば母のミシンも初めこんなだったような。。 重いずっしり感が、かっこいい。しかし使いやすさは今のが断然ハイレベル。昔は糸を通すのが難しかった りしょっちゅう絡まってイーー!ってなってたのに、ご丁寧に糸通し機能とかLEDの手元ライトとか、初心者には至れり尽くせり。おかげで縫い始めてみた ら、なかなか楽しい。すっかりこのミシンがお気に入り。カタカタ音を鳴らして黙々と縫ってると、そういや小学校のとき、ミシン工場ってのがすぐ家の下に あったから、いつもミシンの音は家の中でも外でも聞こえてたんだっけ。あそこの自販機、壊れてたからしょっちゅう当たりが出たよな。。 なんて、すっかり忘れてたことを思い出しながらカタカタ カタカタ。 さて、明日から待ちに待った改装工事第一弾が始まります。オープン予定まで後1ヶ月、ちょっとピッチ上げてがんばります!!


Read the full article →

泉ゲストハウスのビデオツアー

6月 14, 2012

Read the full article →

泉ゲストハウス プロジェクト

6月 14, 2012

1月27日 気を抜いたらあら、あっという間にもう27日?毎日なんだかんだで早い早い。 改装工事前の床はがしは終わったから、今やってるのは「泉ゲストハウスプロジェクト」。 っていったらすごそうやけど、なんてことない、「できるだけお金をかけず」「かつユニークで」「さらにあまり手間をかけず」「自分達で作ろう」大作戦。小さなものから大きなものまでありますが、四六時中二人でアイデアを出し合ってます。 特大工仕事にやる気を満々にみせてくれているのはマット。この前初めて自分でパワードライバーを買ってから、クリスマスプレゼントをもらった子供のように常に何か作るものを探してます。おかげで、教師時代にはふにょふにょして気持ちよかった手が、日に日に男らしくなっていく様子が嬉しい限り。 そのうちの1つはこちら。 建物に残っていたテーブルを、ゴリゴリ切ってます。「切ろう」と言い出したのは私だけど、切るのはやりたかったみたい。。(笑)テーブルさん、ごめんなさい。でも素敵に生まれ変わるかね。 。。素敵? いやいや、もちろん途中経過です。テーブル2つの真ん中に穴を開けました。この後は後のお楽しみに~。 そして別のプロジェクトの役者さんたちはこちら。今日、骨董品屋さんからお越しいただいたばかりです。 骨董屋さんから買った古いミシンたち さて この役者たちがどう生まれ変わるか、ワクワク。 それにしても、お金をかけず。。とはいえ、やっぱりゲストハウス、買うものの数も多く、お金がびっくりするほど飛ぶ飛ぶ。今までかつてこんな買い物したことない。。だんだん麻痺してきた(汗)。 でも、個性のなかった建物の中に、自分達で選んだ物が1つずつ入っていくにつれて、どんどん温かみと味わいが出てくるのが嬉しい♪


Read the full article →

第3ステージ

6月 14, 2012

1月21日 引っ越ししてきてからまずは残置物の片付けと生活を始める準備に1週間。 その後具体的な改装工事の計画と、大規模部分の改装準備を第2ステージとするならば。 その他の家具小物、業者さんにお願いする以外のイメチェン部分などを始めた今週は第3ステージ。 父がいるとき一緒にまずは初めてのパーテーションづくり。 どんな感じになるかと思ったけど、まずフレーム部分はまずまずの出来。 あとは中身をどううまくできるか。センスと腕の見せ所です。(そんなものがあったかどうかは後でわかります。。) そして今日は、天井の一部を塗ることに。 元々白色の大きな枠で、古いデザインのシャンデリアがかかっていた、1階のイメージの大半を閉める部分。 ひとまず枠の色を変えて、私たち好みのシャンデリア/インテリアを設置予定。 それにしても、色を変えただけで随分イメージが変わるもんだ。これでさらにフロアが変わり、家具が入り。。 どんな感じに仕上がるかな。あぁ楽しみ楽しみ★


Read the full article →

父、参戦

6月 14, 2012

1月17日 川中さんと改装工事の相談をした結果、できる限り自分たちでできるところはする、という初めの趣旨通り、 業者さんが入る前に1階のフロアや客室のカーペット部分を剥いだり、天井のペンキ塗りなどを自分たちでする、ということに。 改装工事が始まるまで約2週間、自分たちでやったらちょうどいい時間くらいになるかな〜、と言われていたものの。 昔から日曜大工が趣味で、たいていのことは何でも自分でやってしまう父にヘルプを頼んだところ。 父が来てからものの3日間で、フロア剥がし作業は見事に全部終わってしまった(笑) おもしろいくらい、タイルを次から次へと剥がす剥がす。 川中さんがちょうど作業中に来たときに父を見て、「職人さんかと思った」と思われたのも納得、 我が父ながらあっぱれ、見事な仕事っぷりでした★  この3日で一緒に作業&衣食住を共にして、父とマットの中もぐっと近づいた様子。一石二鳥!! ちなみに。。この建物、通常2人で過ごすには広すぎて、日々試行錯誤の節約をしながら、いかに暖かく過ごせるか?を考えております。 もうタイル剥がしちゃったからできないけど、タイル剥がす前は思わずこんなことをして暖をとってみたり(笑)                 I love こたつ。泉ゲストハウスはミニ畳スペースにこたつ設置予定です。


Read the full article →

初めてのお客様

6月 14, 2012

1月12日 今日は、引越してきてから初めてのお客様が来る日!=お友達、きよさん! 午前中はまたもや地下その他の片付けに格闘し、お昼過ぎにきよさん到着。 駅までお出迎えした後、軽く周辺案内。 そしてなんといっても今日はきよさんの誕生日。 バースデーケーキを用意して、中国人のお友達からもらった本場中国の鉄火鍋のスープで中国鍋パーティー! 喜んでもらえたようで、よかったよかった♪ そして明日からきよさんは労働者となるのでした。。(笑) 1月13日 昨日VIPだったきよさん、朝からスーパーヘルパーに早変わり(笑) 大浴場の汚れ取りを、数時間かけてがんばってやってくれた上に、 午後から私達が改装工事の打ち合わせをしている間、大量の布団やシーツの仕分けを 全部見事にやってくれました。大感謝!! おかげでだいぶスタートラインに立てたよ。 それから今日は、改装工事の打ち合わせ。 昨日来たときからいろいろいいアイデアを出し続けてくれるきよさんと、 本当に親身になって相談に乗ってくれる川中さんのおかげでだいぶ改装案が抑えられ、イメージが明確になってきた。 あと、待ちに待ったインターネットもようやく工事が終わり、いよいよ明日から 公に(?)どんどん広げていけるし、このブログもようやく電波に乗せて随時発信できるよ(笑) 残置物も大家さんがだいぶ引き取ってくれたおかげで館内がすっきりしたし、 今日は大きな出来事がいろいろ一気に進んだ日。 明日は奥道後にいってすこーし休んで、それからはオープンに向けてフルに動くぞぉっ。


Read the full article →

倉庫と格闘編

6月 14, 2012

1月10日(火) 今日の目標は、「地下の倉庫を片付ける」。 まずは、前の人が使っていたものがまだまだ残ってるから、それを一旦出して、大掃除。 それがまぁなんともすごい埃の山と、またまた「なんだこれ?」の数々。 キャベツカッターとか、初めてみたわ。マージャンやら将棋もゴロゴロ。 そしてまだまだ出る出る、食器の数々。ホント、ここにいる間は食器には困らんな。 てか、これだけの食器やら物を買うのにどれだけお金使ったんだろ。。私達の今の予算、軽く超えてるよな(汗) これを全部一回出して。。 埃と格闘中。 半日かかって掃除が終わり、昼過ぎになんとか片付け完了。 その後は、受付内の片付け。これまた出る出る、電話やら昔の資料やら。 そうこうしてたらあっという間に日が暮れたので、今日はガッツリ食べれるチキンカレーに決定。 そして同時に、マットが近くのすでに超御用達スーパー、ダックで見つけた激安キウィフルーツを使って 自家製キウィフルーツ酒の仕込みに取り掛かる。 松山へ来たら、いろんなものをできるだけ作ろう、といっていた第一弾。 完成までにはしばらく時間がかかるけど、さていかに。楽しみ楽しみ。


Read the full article →

松山入り

6月 12, 2012

1月9日(月) 早いもので、松山に引越してきてからはやくも4日目が終わる。 そしてまだまだダンボールが満載の館内。。 うーん、がんばって明日から2日以内で片付けるべし。 それにしても、今日は引越してきてから一番ハードだった日。 台所のセッティングをするために、まずは汚れを落としてから、と思って取り掛かったものの。 予定では午前中に終わるはずだったのに、結局丸一日の大勝負。 一体いつ掃除したんですか?と疑わんばかりの、油べったりなコンロ周りに大苦戦。 おかげで手が筋肉痛。二人とも、ランチも晩御飯も、ガッツリボリュームたっぷりな食事に黙々とがっつくがっつく(笑) その後入ったお風呂のなんと気持ちよかったこと。日本万歳。そしてお風呂で梅酒がすっかり日課。 一見きれいで何の問題のない建物といえど、始めてみれば、やっぱり出る出る。 明日の目標は、地下の倉庫の大掃除。マスク着用でがんばるでーい。 それにしてもこの生活を始めてから、ニュージーランドやオーストラリアでしていたwwoof生活をリアルに思い出す。 朝起きて、今日やることを考えて、始めて、10時に朝のお茶休憩、そして働き、お昼ご飯。 その後また働いて、お昼のお茶休憩、そして自分達で作った料理でおいしく晩御飯を頂く。 夜はお風呂に使っておいしいお酒を飲んで、夜11時にはお布団に入ってぐっすりと眠る。 精神的なストレスで疲れて寝るなんてことの一切ない、なんて健康的な生活。 そして何より、大切なパートナーといつも一緒に入れる、この上ない幸せ。ありがたし。ちなみに前3日にしたことと言えば。。 初日(1月6日):両親とともに夕方松山入り。とりあえず周辺案内してご近所で楽しく釜飯晩餐。 1月7日:引越し屋さんの荷物が届く。意外にもトラックが正面の道路まで入らず、下の車道(100mくらい先)に トラックを停めて、台車で少しずつ運ぶという大作業。全くgood jobです、引越し屋のおにーさんたち、ありがとうございました! 記念すべき初晩御飯@泉ゲストハウスは、お母さんにもらったエビを使った、マット特製パスタ。 それに、パスちゃんから結婚祝いにもらったシャンパンで乾杯。パスちゃん、おいしかったよー。ありがとう! 普通の食卓に見えるけど・・ 反対から見た風景(笑) 1月8日: 姉の知り合いがイベントを開くというので参加しにいってみる。西条市お住まいの、超元気な女性。 聞いてみると、同じように「お遍路を広める」という目標を持っていたと分かり、ますます意気投合。 イベントは、日本人で無酸素登山を続けているという栗城さんのトークライブ。 私達は、「夢」だったことを今実際始めることができて「現実」のものになっているけど、 彼の言っていること、人々に伝えようとしていること、よーーく分かる。 一人ひとり、それぞれのフィールドでがんばっている。それがすばらしい。 イベントの前に、お世話になった不動産屋さんに教えていただいた、国際カップルが新しく開いたというオーストラリアのミートパイのお店へ。 とっても感じのいいご夫婦に会えて幸せ。ぜひこれからお付き合い願いたいです。 ミートパイは、超美味。幸せアゲイン。 とりあえず食べるものからセッティングしないといちいち時間がかかってしょーがない。 てことで、台所の掃除から始める。ものの。。前に使われていた食器の整理で一日が終わる。 どんだけ食器に金使っててん、全く。おかげで食器には全く困りません。大宴会だってできちゃうぜ。 晩御飯は、大家さんに買っていただいた新しいオーブンで焼いたサーモン&温野菜のサラダ。美味。 ちなみに朝は、7日が終わって半額になっていた七草セットを買って、七草粥ならぬ七草雑煮を作りました。 うまーい。今年一年、健康に元気で過ごせますように。


Read the full article →